- ヤンデレ
- 後輩
- 耳かき
公開日2021年09月09日 23:50
更新日2021年09月09日 23:57
文字数
2890文字(約 9分38秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
後輩(ヤンデレ)
視聴者役柄
先輩
場所
先輩のお部屋
あらすじ
風邪を引いたのか、体調を崩したあなたの元に、学校の後輩である「彼女」が遊びに来ます。
親公認の仲である彼女に感じるかすかな違和感。
その理由も分からないまま、彼女は君に耳かきを持ち掛けます。
◇◆◇
pixiv( https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13085775 )からの転載です。
以前、台本練習のために書いたものをリライトしたものです。
外堀りを埋めるタイプのヤンデレヒロイン物になります。
親公認の仲である彼女に感じるかすかな違和感。
その理由も分からないまま、彼女は君に耳かきを持ち掛けます。
◇◆◇
pixiv( https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13085775 )からの転載です。
以前、台本練習のために書いたものをリライトしたものです。
外堀りを埋めるタイプのヤンデレヒロイン物になります。
本編
ああ……先輩、寝てなきゃだめですよ。
今、熱があるって、お母様に聞いたんですから。
*一拍おいて
先輩……風邪、ひいちゃったんですね。
その、学校休んだって聞いて、心配してたんですよ。
昨日からラインにも反応してくれないし……
先輩のクラスの人達も、先輩のこと、すっごい心配してましたよ。
はい、これ。
今日の分のプリントです。
先生からもらってきたので、机の上に置いておきますね。
それと、これ……夕ご飯に作ったおかゆです。
先輩のおうちに来てから、お母様に言って作らせてもらいました。
これを食べて、速く元気になってくださいね、先輩。
あの、そんなに、驚いた顔をして……一体、どうしたんですか?
えっ、どうして、君は、こんなに自分に良くしてくれるのか、ですか?
もう、そんなの私が、先輩の彼女なんですから当然じゃないですか!!
っ……そうだ!!
後輩彼女の膝枕で、耳かきなんていかがですか?
先輩は、私の膝枕も耳かきも、とーっても、大好きですもんね。
ん~ん……風邪なんて、大丈夫ですよ……
そんなことより、先輩は自分のことを心配して下さい。
だから、気にせず……私の膝の上に来てくださいね?
*SE:膝に頭を乗せる音
先輩、私のいうことを聞けて、偉い――ですよ。
先輩のそういう優しい所、私、本当に大好きです。
素直に、膝に頭をゆだねてくれるなんて……私、先輩の彼女で、よかった。
いいんですよ? 素直な気持ちで、目いっぱい私に甘えて、もっと私のこと……好きになってくださいね。
ふふっ、今の弱気な先輩も、ほんとに可愛い。
じゃあまず、左耳から……耳かきしていきますね。
*SE:耳かき(入り口、左側から)
*30秒無言
先輩、とってもリラックスしてますね。
私の体温、心地いいですか?
やっぱり先輩、風邪をひいて心細くなっちゃったんですね。
大丈夫ですよ。
私、どんな時でも先輩の味方ですから、先輩を怖がらせるようなことなんて、絶対にしませんよ。
先輩が私のこと、怖いって思っちゃうなんて絶対に嘘ですからね……安心して、気持ち良くなってくださいね。
*耳かき音(奥の方)
ほら、先輩?
奥の方も耳かきしますから、動かないでくださいね。
*30秒無言
気持ちいいですか、先輩。
鼓膜に傷がつかなくても、奥の方の骨部は、皮膚が凄い薄いんですよ。
耳かきしているときでも、強い力を入れたら、簡単に炎症を起こしてしまうんです。
私、事故だとしても先輩を傷つけるなんて、嫌ですからね。
*囁き声で
でも、私、先輩に沢山気持ちよく、なってほしいんです。
だから、素直にカリカリを受け入れてくださいね。
*30秒無言
*囁き声で
ふふ、先輩、凄い気持ちよさそう。
やっぱり、先輩に耳かきをしたのは大正解でしたね。
私、変なこと、呟いちゃってました?
……いいんですよ。
私はこうやって、先輩と一緒にいられるだけでいいんです。
一人でいるのが寂しかったんですよね?
いいんですよ、私、昨日だって、嫌じゃなかったです。
むしろ、嬉しかったんです。
やっと私の心が、通じてくれたんだなって――
*耳かき音停止。
*SE:耳吹き×2
ふーっ、ふーっ。
ふふっ、こんな「あまえんぼう」みたいなこと言ってると、ちょっと重たい女みたいですね。
ごめんなさい。
私、もっと先輩のタイプの女の子になれるよう、頑張りますから……。
ふふ、これで左の耳かきはおしまいです。
名残惜しいかもしれないですけど、反対、向いて下さいね?
*SE:頭をひっくり返す音。
はーい、先輩。よくできました。
私から、いい匂いしますか? きっと、何時も使ってるコロンの匂いですね。
それじゃ早速、右側の耳かき始めていきますね。
*耳かき音(入り口、右側)
*30秒無言
先輩、眠たくなったら何時だって寝てもいいんですからね。
作ったおかゆなら、後で温め直せばいいんですから。
え……いいんですよ。
先輩は、気にしないでください。
いっつもカッコいい先輩ですけど、たまには休憩しないと、駄目になっちゃいますよ。
でも先輩は――かっこ悪い姿を、皆に見られるの好きじゃないでしょう?
私、どんな先輩のことも、本当に「だいすき」なんです。
こうやって、私にだけは――思いっきり、甘えてくれてもいいんですからね。
――どうしたんですか?
そんなに震えて、私、失敗しちゃいました?
なにか違和感がある?
もー……言葉にできないことなら、そんなのきっと、うそ、ですよ。
それは気の迷い。きっと、思い違いです。
なんですか、先輩……どうして、僕を好きになったの、ですか?
先輩、そんなこと聞くなんて、私、恥ずかしいです。
*(ここだけ囁き声で)
でも、ここで答えないと、きっと正解じゃないですよね……わかりました。
私、ちょっと背伸びをしていて、でも、ちょっと自信がなくて。
何時もお友達の輪の中にいて……
時々、目が奪われるほどカッコいい先輩に、一目ぼれ、してしまったんです。
安心してください。
運命は感じていますけど、今はもう心から何もかも、あなたのことが全部『だいすき』なんですよ。
私、愛してるんです。
先輩だって、そうじゃないんですか?
だから昨日だって――キス、してくれたんじゃないんですか?
*SE:耳かき音(奥の方)
先輩、キスくらい、普通ですよ。
男の人と女の人が付き合っていれば、愛を確かめ合うなんて、普通のことじゃないですか?
私と先輩が付き合ってるってことは、公然で、もう先輩のクラスの人の誰に聞いたって、公認の仲じゃあないですか。
私、先輩の御父様にも、お母様にも、妹さんとも、とっても仲がいいんですよ。
先輩だって、この前会った私の両親のこと、すっごい気に入ってくれましたよね?
――どうしたんですか。
そんなに青ざめちゃって――何か、いけない事考えちゃったんですか?
*SE:耳かき音(奥の方)の音を、少しランダム気味に。
級に動いたら、先輩、怪我しちゃいます。
今は奥の方を耳掃除してるんですからね。
私、本当に、本当にいやですよ。
誰だって愛してる人を傷つけたくなんて、ないんです。
それに、付き合っているんですから、傍にいる誰とも仲良くしておきたいって思うのは、普通のことなんです。
――私以外の誰にも先輩を取られたくないっていう気持ちは、愛しているんですから当然ですよね。
ごめんなさい。こういうの、嫌いなんでしたっけ。
でも、先輩。
*SE:耳かき音停止。
*耳吹き、2回目長めに。
ふーっ、ふーーーっ
これは、わがままですけど……
こんな私のこと、心から好きになってほしいんです。
皆だって、きっと私たちのこと、心から祝福してくれますよ。
先輩は、何も思い悩むことなんて、ないんですから……
はいっ、耳かきおしまいですっ。
先輩に気持ちよくなってもらえて、本当にうれしい……。
もぉ、だから言ったじゃないですか。
嘘ですよ、そんな、違和感。
でも、スポーツドリンクに混ぜたお薬で興奮しすぎて体調を崩しちゃうなんて、先輩は本当に可愛いですね。
早く元気になって、また、私と沢山、楽しくて気持ちいいことしましょうね。
私、待ってますよ。
先輩には、もう――私しか、いないんですから、ね?
今、熱があるって、お母様に聞いたんですから。
*一拍おいて
先輩……風邪、ひいちゃったんですね。
その、学校休んだって聞いて、心配してたんですよ。
昨日からラインにも反応してくれないし……
先輩のクラスの人達も、先輩のこと、すっごい心配してましたよ。
はい、これ。
今日の分のプリントです。
先生からもらってきたので、机の上に置いておきますね。
それと、これ……夕ご飯に作ったおかゆです。
先輩のおうちに来てから、お母様に言って作らせてもらいました。
これを食べて、速く元気になってくださいね、先輩。
あの、そんなに、驚いた顔をして……一体、どうしたんですか?
えっ、どうして、君は、こんなに自分に良くしてくれるのか、ですか?
もう、そんなの私が、先輩の彼女なんですから当然じゃないですか!!
っ……そうだ!!
後輩彼女の膝枕で、耳かきなんていかがですか?
先輩は、私の膝枕も耳かきも、とーっても、大好きですもんね。
ん~ん……風邪なんて、大丈夫ですよ……
そんなことより、先輩は自分のことを心配して下さい。
だから、気にせず……私の膝の上に来てくださいね?
*SE:膝に頭を乗せる音
先輩、私のいうことを聞けて、偉い――ですよ。
先輩のそういう優しい所、私、本当に大好きです。
素直に、膝に頭をゆだねてくれるなんて……私、先輩の彼女で、よかった。
いいんですよ? 素直な気持ちで、目いっぱい私に甘えて、もっと私のこと……好きになってくださいね。
ふふっ、今の弱気な先輩も、ほんとに可愛い。
じゃあまず、左耳から……耳かきしていきますね。
*SE:耳かき(入り口、左側から)
*30秒無言
先輩、とってもリラックスしてますね。
私の体温、心地いいですか?
やっぱり先輩、風邪をひいて心細くなっちゃったんですね。
大丈夫ですよ。
私、どんな時でも先輩の味方ですから、先輩を怖がらせるようなことなんて、絶対にしませんよ。
先輩が私のこと、怖いって思っちゃうなんて絶対に嘘ですからね……安心して、気持ち良くなってくださいね。
*耳かき音(奥の方)
ほら、先輩?
奥の方も耳かきしますから、動かないでくださいね。
*30秒無言
気持ちいいですか、先輩。
鼓膜に傷がつかなくても、奥の方の骨部は、皮膚が凄い薄いんですよ。
耳かきしているときでも、強い力を入れたら、簡単に炎症を起こしてしまうんです。
私、事故だとしても先輩を傷つけるなんて、嫌ですからね。
*囁き声で
でも、私、先輩に沢山気持ちよく、なってほしいんです。
だから、素直にカリカリを受け入れてくださいね。
*30秒無言
*囁き声で
ふふ、先輩、凄い気持ちよさそう。
やっぱり、先輩に耳かきをしたのは大正解でしたね。
私、変なこと、呟いちゃってました?
……いいんですよ。
私はこうやって、先輩と一緒にいられるだけでいいんです。
一人でいるのが寂しかったんですよね?
いいんですよ、私、昨日だって、嫌じゃなかったです。
むしろ、嬉しかったんです。
やっと私の心が、通じてくれたんだなって――
*耳かき音停止。
*SE:耳吹き×2
ふーっ、ふーっ。
ふふっ、こんな「あまえんぼう」みたいなこと言ってると、ちょっと重たい女みたいですね。
ごめんなさい。
私、もっと先輩のタイプの女の子になれるよう、頑張りますから……。
ふふ、これで左の耳かきはおしまいです。
名残惜しいかもしれないですけど、反対、向いて下さいね?
*SE:頭をひっくり返す音。
はーい、先輩。よくできました。
私から、いい匂いしますか? きっと、何時も使ってるコロンの匂いですね。
それじゃ早速、右側の耳かき始めていきますね。
*耳かき音(入り口、右側)
*30秒無言
先輩、眠たくなったら何時だって寝てもいいんですからね。
作ったおかゆなら、後で温め直せばいいんですから。
え……いいんですよ。
先輩は、気にしないでください。
いっつもカッコいい先輩ですけど、たまには休憩しないと、駄目になっちゃいますよ。
でも先輩は――かっこ悪い姿を、皆に見られるの好きじゃないでしょう?
私、どんな先輩のことも、本当に「だいすき」なんです。
こうやって、私にだけは――思いっきり、甘えてくれてもいいんですからね。
――どうしたんですか?
そんなに震えて、私、失敗しちゃいました?
なにか違和感がある?
もー……言葉にできないことなら、そんなのきっと、うそ、ですよ。
それは気の迷い。きっと、思い違いです。
なんですか、先輩……どうして、僕を好きになったの、ですか?
先輩、そんなこと聞くなんて、私、恥ずかしいです。
*(ここだけ囁き声で)
でも、ここで答えないと、きっと正解じゃないですよね……わかりました。
私、ちょっと背伸びをしていて、でも、ちょっと自信がなくて。
何時もお友達の輪の中にいて……
時々、目が奪われるほどカッコいい先輩に、一目ぼれ、してしまったんです。
安心してください。
運命は感じていますけど、今はもう心から何もかも、あなたのことが全部『だいすき』なんですよ。
私、愛してるんです。
先輩だって、そうじゃないんですか?
だから昨日だって――キス、してくれたんじゃないんですか?
*SE:耳かき音(奥の方)
先輩、キスくらい、普通ですよ。
男の人と女の人が付き合っていれば、愛を確かめ合うなんて、普通のことじゃないですか?
私と先輩が付き合ってるってことは、公然で、もう先輩のクラスの人の誰に聞いたって、公認の仲じゃあないですか。
私、先輩の御父様にも、お母様にも、妹さんとも、とっても仲がいいんですよ。
先輩だって、この前会った私の両親のこと、すっごい気に入ってくれましたよね?
――どうしたんですか。
そんなに青ざめちゃって――何か、いけない事考えちゃったんですか?
*SE:耳かき音(奥の方)の音を、少しランダム気味に。
級に動いたら、先輩、怪我しちゃいます。
今は奥の方を耳掃除してるんですからね。
私、本当に、本当にいやですよ。
誰だって愛してる人を傷つけたくなんて、ないんです。
それに、付き合っているんですから、傍にいる誰とも仲良くしておきたいって思うのは、普通のことなんです。
――私以外の誰にも先輩を取られたくないっていう気持ちは、愛しているんですから当然ですよね。
ごめんなさい。こういうの、嫌いなんでしたっけ。
でも、先輩。
*SE:耳かき音停止。
*耳吹き、2回目長めに。
ふーっ、ふーーーっ
これは、わがままですけど……
こんな私のこと、心から好きになってほしいんです。
皆だって、きっと私たちのこと、心から祝福してくれますよ。
先輩は、何も思い悩むことなんて、ないんですから……
はいっ、耳かきおしまいですっ。
先輩に気持ちよくなってもらえて、本当にうれしい……。
もぉ、だから言ったじゃないですか。
嘘ですよ、そんな、違和感。
でも、スポーツドリンクに混ぜたお薬で興奮しすぎて体調を崩しちゃうなんて、先輩は本当に可愛いですね。
早く元気になって、また、私と沢山、楽しくて気持ちいいことしましょうね。
私、待ってますよ。
先輩には、もう――私しか、いないんですから、ね?
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