0
洗脳済みのヤンデレ四神に愛され過ぎて玉座から降ろしてもらえない〜北方の玄武編〜
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • お姉さん
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
公開日2022年01月14日 17:19 更新日2022年01月14日 17:19
文字数
808文字(約 2分42秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
神/従者
視聴者役柄
人間/主人
場所
北方
本編
あら、陛下。いらっしゃい。

いつもお勤めご苦労様です。

寒かったでしょう、早く中へ。

ほら、コートも脱いで…

汚れははたいて、その辺にかけておきますから。

あ、今お茶とお菓子をお出ししますからね〜。

陛下はそこにかけてゆっくりしていてください。



それで陛下?本日はどのようなご用件で?

堅苦しい?うふふっ、ならお言葉に甘えて。

ここまで遠かったでしょう。お疲れ様です。

みんなに会ってきたのね。どうだった?

そう…変わらず元気だったのね。よかったわ。

え?みんなに会ってきたことが何で分かったのかって…

そりゃあ分かるわよ。

だって陛下から女の匂いがするもの。

そうそう、女は他の女の匂いには鋭いのよ。

ふふっ、冗談よ。そんなに慌てなくても…

それでどうだった?みんなと戦った感想は?

とぼけなくても大丈夫よ。もう分かってるから。

惨敗、ね…それは残念だったわね。

ということは、陛下と戦わないといけない理由が、わたしにもあるってことね。

教えてくれる?陛下。

そう…それはみんな怒るわね。

わたしたちにとって、陛下は陛下であってもらわないと困るの。

なんでって…

それが四神と陛下をつなぐ絆だからよ。

わたしたちは四方を守る守護獣であると同時に、その中心にいる陛下を護る契約を結んでいるの。

陛下が帝位についている限り、この契約は永遠不滅よ。

そう…逆に言うと、陛下が退位してしまうと契約は無効になるってこと。

だからみんな必死に陛下を止めようとしたの。

ね、陛下…?

わたしたちの気持ちが分かってるなら、退位するなんてバカな考えは捨ててちょうだい。

そう…考え直す気はないのね?

ふふふっ、了解よ。

そういうことなら、わたしも全力で相手をしてあげるわ。

かかってらっしゃい。

あら、何のことかしら?

ふふっ、まぁ気づくわよね。

この超重力の中、陛下はどこまで戦えるかしら?

卑怯?そんなことないわよ。

全力で相手をするって言ったでしょ?

これも全力のうちよ。悪い?

さ、陛下…わたしともたーっぷり、遊んでちょうだいね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
洗脳済みのヤンデレ四神に愛され過ぎて玉座から降ろしてもらえない〜北方の玄武編〜
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
 pixivにてフリー台本を投稿しています。
 台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)