0
盗賊の僕が女騎士団長に捕まって愛される。
written by 猫鳴 紅葉
  • ファンタジー
  • おねショタ
  • お姉さん
  • 年上
  • 男性向け
公開日2022年03月27日 14:53 更新日2022年03月27日 14:53
文字数
6823文字(約 22分45秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女騎士
視聴者役柄
盗賊
場所
王国
あらすじ
盗賊と女騎士団長のおねしょたフリー台本です。

結構長いので、分けて読むことをお勧めします。

Youtubeなどでよければお使いください。
本編
ちっ、盗賊め二手に分かれたか…。

貴様らは西側を追え、私は東を追う!

この程度の賊、私1人で充分だ。

こっちに行った賊は4人か…。

見つけた!まずは1人、ふん!(切る音)

馬の足の速さに人間が勝てると思っているのか?

先程こいつらの拠点を奇襲したのは正解だったようだな。

焦って、馬にも乗らず逃げ出すなんてな。

どうして、こういう賊はいざという時に、頭が回らないんだろうな!(切る音)

あと、2人…。

ん?通信魔法か、どうした?

そうか…そちらの賊はもう片付けたか。

よくやった、増援は副団長だけこちらに来い。

それ以外のものは私と副団長が戻るまで、辺りに賊の生き残りなどが居ないか確認しておけ。

ん?今そこに人影が…見つけた!はぁ!(切る音)

切った感触がない…躱したのか今のを、完全に捉えたと思ったのだがな、運の良い奴だ。

どこに行った………

お、来たな副団長、何?ここに来る時賊を1人見つけて始末したと…。

ふふっ、私も感が鈍ったようだな…。

目撃者の情報では賊は8人らしいからな、私は先程2人倒した。

そちらは、4人倒したと…。そして、副団長のお前が1人倒したとなると…残りは1人か。

気をつけろ…運が良かったからかもしれないが、私の斬撃を、1回躱しているからな…。

ッ!(剣と剣が当たる音)見えない攻撃…。

奴はシーフか…道理で足音が全く聞こえない訳だ。

副団長、下がっていろ!

こいつは1対1で戦いたくなった!

(副団長が頷いていなくなる。)

二人っきりになったな…

さぁ!どっからでもかかってこい!

(剣と剣が当たる音)

面白いな…普通のシーフは短剣などの、目立ちずらい武器を持ってるイメージなのだがな。

太刀を使って攻撃するその戦闘スタイル…

そして、団長の私でも完璧には動きを捉えられないその速さ…

面白い!お前も私の騎士団に入らないか?

もちろん、隷属の首輪をつけてからだがな。

ふふっ、無駄話をしすぎたな…

さあ、ラウンド2の始まりだ、かかって来い!


前から投げナイフ…ということは相手は後ろだ!

何!?居ないだと…どこだ!

ブシュ(刺される音)

ぶぁは……(吐血)

下からとはな…私の腹に太刀が貫通している…

だが…やっと捕まえた!オラァ!

バキッ(殴る音)

私にこれだけの傷を負わせた者は今までいなかったぞ。

さあ、お前の首を刎ねて、騎士団本部に帰るとするか…

死体は魔物どもが食べてくれるからな。

って、お前…まだ子供じゃないか…。

なぜ、子供が盗賊なんてやっている…

この国の法律では子供は最優先で保護するのが普通なのだがな。

両親が貴族に殺された…だと。

それは、どういうことだ。

両親を殺して、奴隷になった自分を買おうとしていた…と。

だがどうやって奴隷商から逃げたんだ?

足枷や手錠が付いていたはずだが…。

貴族が買いに来る前にさっき一緒にいた盗賊たちが

奴隷商に捕まった仲間を助ける際に

事情を説明したら、助けてくれたのか…。

すまなかった、君の命の恩人を殺してしまい。

だが、私は騎士団長なんだ。

悪事を働く者を見逃す訳にはいかない…。

すまないが君に貴族から逮捕状が出ているが。

多分、それは君の両親を殺した奴らだろうな…。

たとえ、逮捕状が出ているとしても

そんな奴らに君の身柄を渡す訳にはいかないな。

君に何をするか分からないからな。

この国では奴隷に対してはどのような事でもしていいからな。

監禁、拷問、なんでもだ…。

最近、数が少ない子供は特に狙われやすい事件があってな。

親が何者かに殺されて、そのまま居場所がなくなり。

奴隷商に引き取られ、貴族に売られる子や

オークションにかけられ高値で取引されたりと売られ方は様々だが。

大抵の場合、親が殺された子の大半は

貴族のもとに売られているという、資料がある…。

貴族にその事を聞いたら、「そんなことはしていない」の一点縛りだ。

君も盗賊に助けられていなかったら

今頃、足枷を付けられて、鎖で繋がれて

監禁されていただろうな。

なので、一時的に身柄をこちらで預かる事にする。

だが、逮捕状が出ているものを普通に歩かせていると私にも罰が降ってしまうな……。

……すまないが、君には隷属の首輪を付けてもらう。

隷属の首輪はこの者が奴隷で

私の所有物だと示すものなんだ…。

これを付けてない奴隷はまず居ない。

これを付けていない奴隷がいるとなると…

話題になって、貴族に感づかれてしまう。

だから、付けて欲しい…。

(首輪を付ける音)

ありがとう…。

では一旦、騎士団本部に向かおう…立てるか?

そうだな、無理だよな…。

私はオーガと人間のハーフでな

力には自信があるんだ。

そんなに私が全力で殴ってしまったからな…。

あばらの骨は多分何本かは折れているだろう。

しかも、君にさっき刺された傷も、もう治っている。

オーガの治癒力は凄いんだ。

ほら力抜け、担いで馬に乗せてやる。

うぉ!軽‼︎

軽すぎて、落としそうになったぞ(汗)

私でも捉えきれないその速さは

この軽さから来ていたのか…。

ふむ、君の体の作りがすごく気になるな…。

帰ってから、しっかり調べさせてもらうよ。

よいしょっと…

よし、乗ったな…では行くぞ。

(馬の走る音)

              中編へ続く…。

※動画の際にはここで区切り前中後編分けて動画にする形と前中後編繋げて動画にするかお任せします。


(馬の歩く音)

ふぅ…もうすぐ着くな。

怪我した君のためにゆっくり来たからな…

もう、夕方になってしまった。

騎士団のみんなはもう帰っているだろうな。

まぁ、怪我をさせてしまったのは私なのだがな ふふっ。

あそこに見えるのが騎士団本部だ、なかなか大きいだろう。

さまざまな騎士団がこの国にあるんだ。

王族などの地位が高い者の護衛を主に行う
「キングエスコート」

貴族達が中心として運営をしていて、主に夜の警備を行う。
「アリストクラット」

日中や国周辺の安全を守るためにあるのが、私の騎士団
「ヴィデオス騎士団」

ヴィデオスは前の騎士団長の名前でな、私の親友なんだ。

ヴィデオスがここまで大きくしたんだが…

アリストクラットが計画した大規模な合同遠征の途中でな、当時副団長だった私を庇って死んでしまったんだ…。

でも、どうしても気になることがあってな…遠征が終わったタイミングがヴィデオスが亡くなった時期と一致するんだ。

合同遠征の目的は周辺の魔物の巣を減らすという目的だったのだがな。

成果をあまり出していないのに、撤退という命令が下されたんだ。

確実に何か裏があると思ってな…貴族と関わった奴を保護して情報を集めているんだ。

何か、わかることはあるか?

貴族の情報なんでもいい、教えてくれ。

女性優位?あぁ、そうだな、この国は女性優位だな。

さっき言った騎士団の殆どほとんどが、女騎士だからな。

奴隷商のところで出会った奴隷落ちした貴族から、売られそうになるまでに色々と教えられたと…

それは、どんな内容だ?

何⁉︎体格が良い男達は全員、殺されているだと⁉︎

そうか…女性優位の状況を男達に壊されないようにしているのか…。

他は何かあるか?

王族が中心となって、産まれてくる子の筋力が弱くなるようにする薬を作っているか…。

そこで出会った奴が売られる前にその試作品を打たれていたと…。

貴族までもなく、王族までも腐っていたとはな。

情報はこれで全てか…

ありがとう、ヴィデオスが殺された理由がやっと分かったよ。

あいつは生まれつき、体格が良くてな。

女性優位のこの社会の中を男として生き残ってきたんだ。

あいつはいつでも、男女平等という目標を掲げていてな。

市民からの人気もあり、女性が多かったこの騎士団でも男の団長として

しっかりと責務をこなしていてな…騎士団内での信頼は厚かったんだ。

だから、貴族も彼のことを邪魔だと思ったんだろうな…。

アリストクラットは、夜の警備などはちゃんとするが。

裏では…男から、金や食料を奪ってたり

小さい子供を誘拐して、遊んでいるという噂が絶えなくてな。

どうにかしてやりたいのだが…相手は貴族だ、私達より地位が高くてな

私が何か問題を起こしてしまえば、彼が頑張って大きくしたこの騎士団がなくなってしまう…。

だが、いつか必ず彼や君の両親の分の罪を償わせてみせる。

だから、君も協力してくれないか。

(うなずく)

そうか…ありがとう。


(馬が歩く音)

ふぅ、着いたな。

ん?あれは…。

副団長じゃないか、もう帰っていたかと思っていたよ。

この子か?あぁ、この子は盗賊の一人でな。

最近流行っている、小さい子供達を対象とした犯罪の被害者でな。

一時的にここで保護する事にしたんだ。

一応、私の秘書として働かせようと思っている。

そうすれば、この子を狙う貴族にまだ生きているのがバレないで済む。

少々、迷惑をかけるだろうけど、よろしく頼む。

あぁ、理解が早くて助かるよ。

先に帰っていいぞ、私も本部のシャワー室で汗を流してから帰るよ。

あぁ、お疲れ様。


よし、行ったな。

さぁ、シャワー室に行こうか。


よし、服を脱げ。

どうした?目をぱちくりさせて。

別に私は男の裸体に興奮しないぞ。

そうか…そこまで脱ぎたくないと言うなら。

(電気の流れる音)

隷属の首輪は主人の指示に従わないと強い電流が流れるんだ。

今の君の主人は私だ。

私の指示に従わないというのなら……って気絶してる…。

そりゃそうだな…

私も首元に強い電流を流されたら気絶してしまうもんな。

これじゃ、シャワーを浴びれないな…。

私が洗うか。

まずは服を脱がせて…………

なんだよこの傷…。

奴隷商はわざわざ商品に傷をつけないだろうし。

本部まで来る間にも聞いたが、盗賊団は仲良くしてくれたと言っていた…。

というと…この傷をつけたのは両親か。

親が死んで、貴族に助けてもらったと思ったら、今度はその貴族の玩具にされそうだったのか…。

辛かっただろうな…大丈夫だ、私が守ってやる。

……身体中の傷に気を取られていて

気がつかなかったが、この尻尾…。

そうか、君は獣人族だったのか…

貴族に狙われるわけだ。

ただでさえ少ない子供の中でも獣人族は特に少ないからな。

ん?この尻尾の色…まさか。

(フードを外す音)

…実在していたんだな…極東にしかいないと言われている白銀の狐獣人。

私も本でしか見たことがないな。

だって、白銀の狐獣人種は絶滅したはずなのだがな。

数年前に今の女王になってから美しい見た目の白銀種を乱獲したのが原因で

一気に数が減って、もう見なくなってしまい絶滅したと思われてたんだがな。

一説では他の大陸に避難した説もあるしな。

貴族の元で飼われていた白銀種も激しい調教などで死んでしまったからな。

子を残そうとした者もいたが、失敗に終わった。

獣人と人間が交わって、子が出来る確率は

限りなく0に近いからな。

その件もあってか、極東との関係が悪くなってしまい

結局、極東は仲のいい国以外とは鎖国してしまったからな。

この事が貴族などに知られたら、この子の命が危ない…。

この子を外の大陸へ逃さなければな…。

まぁ、それは後で考えよう…

この子が起きる前に綺麗にしなきゃな。

(シャワーの音)




やっと起きたか。

身体は洗っておいた…ってなぜ私から距離をとる!

どうしてそんなに怯えているんだ…

「来ないで、僕の姿を見たんでしょ」って…

そうか、自分が白銀種だから売られると思ったのか…。

大丈夫だ、私はそんな事はしない。

だから怯えないでくれ。

………1人の時間も必要だよな…。

わかった、私は夕飯を作ってくる。

そこにいてくれ。



夕飯が出来たぞ……っていない!

(ドアを勢いよく開ける音)

クソッ!あばらも折れてるだろうし、まだ遠くには行っていないはず。(走る音)

アリストクラットの奴らに見つかったらまずい。(走る音)

あれは、見つけた。(走る音)

ハァ…ハァ…。捕まえた…。

馬鹿!夜の警備は貴族の奴らがやってるんだぞ!

見つかったら、君の命が危ないんだよ。

話は後だ、今すぐ本部に戻るぞ。

グズグズするな。

ああ、もういい…持ち上げるぞ。

(走る音)

なんとか戻って来れた…。

頼む…私を信じてくれ。

私は君を守りたいんだ。

「信じられない」…か、わかった約束をしよう…。

今は私を信じてくれ。

信じてくれるのであれば、必ず君を外の大陸に逃してみせる。


そうか…信じてくれるか。

わかった、必ず君を助けてみせるよ。

夕飯が冷めてしまったな…。

温めてくるよ。


温めてきたぞ。

よかった、今回は逃げてなくて。

ほら、食べろ。

ふふっ、そんなに勢いよく食べて、

よほど、お腹が空いてたんだろうな。

もう食べ終わってしまったか…

眠くなってしまったか…

そうか、ゆっくり寝て明日から色々考えていこう。

はぁ、ここまで睡眠薬の効果がいいと怖いな。

まぁ、気持ちよさそうな寝息も聞こえるしな。

逃げたのは想定外だった

君を貴族に渡すなんてありえない。

絶対に守ってみせるよ。



どんな手を使ってもね………



                       後編に続く…。


起きたか…。

昨日はご飯を食べてから、すぐに寝てしまったからな。

ん?目にクマがあるって?

あぁ、昨日…君が寝た後に色々と作業をしていたんだ。

何かって?

ふふっ、内緒だ。

あ、もう朝礼が始まる時間だ。

もう少し、君の寝ぼけた顔を見ていたいのだがな…。

仕方がない、この部屋の窓から見ていてくれ。


皆の者…敬礼!

今日も国民達から、沢山の依頼が来ている。

張り切って行くぞ!

…………………


ふぅ、ただいま。

朝礼で団員達を鼓舞するのはなかなか大変なんだ。

今日の私は資料を整理する仕事なんだ。

君の実力も兼ねて、一緒に依頼をこなしたいのだが。

他の者に見られたら困るからな。

今日は私の資料の整理を手伝ってくれ。

…………………………………

もう昼どきか…。

午前中の仕事はこれで終わりにしよう。

ちょっと待っていろ、昼飯を作ってやる。

あれ?副団長じゃないか、どうした?

客人か、誰だ?

アリストクラットの団長だと⁉︎

少し待っていろ、この子を隠してからだ。

副団長、この子を任せる。

お前の執務室に急いで連れて行ってくれ。

(副団長が走る音)

……………………………………

すみません、お待たせしてしまって…。

敬語はいい?

わかった。

それで、要件はなんだ?

前々から言っているが、合同遠征はお断りだぞ。

合同遠征の件ではない?

白銀種の子供について…だと。

(動揺するな私…感づかれる。)

それで、白銀種がどうしたんだ。

白銀種はもう絶滅してるんじゃないのか?

昨日の夜、警備隊から逃げている白銀種の情報があったのか。

それで、私たちに捕獲の依頼を出したいと…。

……わかった、団員達に伝えておこう。


すまない、待たせてしまったな。

昼飯を食べようか。

そうだ、3日後には君の故郷に帰れるかもしれない。

極東が鎖国する前に、貿易で仲良くなっていた奴がいてな、この国の近くを通るらしい。

その時に君を引き渡せると思う。

だが、安心しないで欲しい…

昨日、君の姿が貴族に見られた。

外に出るのはすごく危険だ。

なので、明日から2日間は本部の中だけで過ごしてもらう。

外の出るのは引き渡す時だけだ、それまで外には出ないように。

食べ終わったな、よし、仕事に戻ろう。

…………………………………………

ふぅ…やっと終わったな、君のおかげで1時間も早く仕事が終わったよ。

ここでずっと働いて欲しいくらいだ………

本当に…行ってしまうのか?

君が望むなら、ずっとここにいていいんだぞ。

暖かいご飯もある、

団員達もちゃんと説明すれば優しくしてくれる、

もう、辛い思いをしなくて済むんだ。

だから…行かないでくれ…。

………そうか、それでも故郷に帰りたいか…。

仕方がない、少し眠っていてくれ。

バキッ(殴る音)

…………………………………………

あ、起きたか?

ここは騎士団本部だ。

騎士団本部といっても…地下牢だがな。

君が悪いんだよ、私から離れようとするから…

でも、これで安心だ…ここにいれば貴族達からも見られる事はないし、

君が逃げることも出来ない。(囁き)

君の故郷に帰れる船はもう来ないよ。

君がここに居たいってことを伝えたからね。

そんな事は思ってないって?

そうだね…

多分、今の君は故郷に帰りたいって思っているよね。

でも大丈夫、すぐに故郷のことなんてどうでも良くなるから。

明日から、少し遠くの方へ仕事に行くから。

ここで大人しく待っていてね。

……………………………………

ただいま、元気にしてたかい。

もう外は真っ暗だ…

睨むのだな。

5日ほど仕事でいなくて、ご飯も食べていないのに。

まだ反抗の心がある

けど…ほら、ご飯だよ。(手錠の音)

あはは、手錠で拘束されて食べれないよな。

ギリギリ届きそうで届かない場所にご飯があるから…

悔しいよな…食べたいよな…。

あぁ、泣いちゃった。

本当に可愛いな、君は。

しょうがない、私が食べさせてあげよう。

けど…条件がある。

何って?

ふふ、それはね。

お・ね・だ・り♪

四つん這いになって、

「ご主人様…もう僕はどこにも行きません。だから、どうか、ご飯を食べさしてください」って。

そしたら、私がご飯をちゃんと食べさせてあげるよ。

口移しでね…。

ほら言え、早く。

餓死しちまうぞ。

あはは、ちゃんと言えたな、偉いぞ。

それじゃあ、口移しでっと………

(キス音{だいぶ激しいやつ})

ぷはぁ、どうだ…美味しいか?

そうか…美味しかったか…。

さっきまで、キリッとした反抗の目だったのに。

もう、とろんとした目をしてるじゃないか。

体が熱いって?

あぁ、ご飯に媚薬を入れたからな。

今夜は寝かさないぞ…

だって、私以外にも君のことをめちゃくちゃにしたい団員達はたくさんいるからな。

あぁ、そうさ…団員のみんなに君のことを伝えたからね。

みんな、まるで野生の獣そのものだったよ。

(大人数で歩いてくる音)

ふふっ、まだ夜は長いぞ。
               
                              終わり。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
盗賊の僕が女騎士団長に捕まって愛される。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
猫鳴 紅葉
ライター情報
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
猫鳴 紅葉 の投稿台本(最大10件)