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各世界に散らばるヤンデレなペットとの日常〜妖獣・九尾の狐編〜
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • 拘束
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • のじゃ系
  • 誘惑
  • 幻術
  • 妖怪
公開日2022年04月04日 12:04 更新日2022年04月04日 12:04
文字数
1007文字(約 3分22秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
九尾の狐
視聴者役柄
人間
場所
某所
本編
やれやれ…相変わらずお主も苦労しておるのぉ…

他の女に貞操を奪われそうになるとは…

やはりお主のそばには妾(わらわ)がいないとダメじゃな。

うむ。この九尾の狐がお主の妻になると申しておるのじゃ。

ほぉ…まだ妾をペット扱いする気か?

(ベッタリくっついて耳元で囁く)

ほーら…こんなに女を感じる身体もないであろう?

正直に申してみよ。「俺は貴女の夫として生涯を共に歩んでいきたいです」とな。

む?……おぉ、手土産か?これまた美味そうな物を持ってきてくれたな。

これはありがたくもらっておこう。さ、早く妾に愛を囁いてみよ。

は?まさか今ので誤魔化したつもりか?

妾を甘く見過ぎじゃ。お主は妾のことをなんだと思うておる?

ぺ、ペット……ふ、ふふ…言い切りおったな、コイツ…!

ってこら!尻尾を勝手に触るな!

もふもふ〜、ではない!いいから離れよ!無礼者!

(尻尾ではたき飛ばす)

まったく…天帝にセクハラで訴えてやろうか?間違いなく妾が勝つと思うが。

こ、こやつ、減らず口ばかりたたきおって…!

か、可愛いのではない!妾はこの世の誰よりも美しいのじゃ!

ま、まぁ可愛いと言われるのもやぶさかではないが…

…待て。なぜそこで何事もなかったように立ち去ろうとする?

ダメじゃ。お主を行かせるわけにはいかん。

(術をかける)

どうじゃ?我が妖術の前には、なす術もなかろう?

当たり前じゃ。妾は東の国では一番の大妖怪じゃぞ?

そんじゅうそこらの物の怪の類いと一緒にするでない。

お主を指先一つで縛り付けるなど、朝飯前じゃ。

さて…さんざん妾をたばかってくれたツケを払ってもらうぞ。

左様。妾とてお主を愛する者の一人。

他の誰かに奪われる可能性があるなら、ここで独占するのも当然じゃろう。

我が夫になれば、この九つの尻尾もモフり放題じゃぞ?

よし、今じゃ…!

(術をかける)

ふふふ…妾に隙を見せてくれたこと、感謝するぞ。

ほら、見えるじゃろう?将来、我らが夫婦(めおと)となっている姿が…

これ自体は妾がかけた幻術に過ぎんが…安心せよ。これから現実になるからな。

お主も妾に言い寄られて、少しは心揺らいだじゃろう?

そう…今見ている幻は一から十まで妾が作り出したものではなく、お主の心が作り出したものでもあるのじゃ。

お主も本当は心の中で望んでおるのじゃ。

妾のような美人を自分のモノにしたい、とな…

ふふふ…恥じることはない。お主とて男。綺麗な女に言い寄られて、そのような欲望を持つのも当然じゃ。

さぁ、己の心に従うがよい…妾が全て受け止めてやるぞ?だ・ん・な・さ・ま♡ ふふふ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
各世界に散らばるヤンデレなペットとの日常〜妖獣・九尾の狐編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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