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公開日2022年04月23日 11:55
更新日2022年04月23日 11:55
文字数
2081文字(約 6分57秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
遺跡に囚われた上位存在
視聴者役柄
名もなき学者
場所
忘れ去られた遺跡
あらすじ
森の奥深くに秘された遺跡、其処は忘れられた上位存在「期待外れ」を封じる場でもあった。
長き時を経て人々に忘れられた遺跡は、一人の学者によって再び発見されることになる。
知識欲に駆られた学者が遺跡の奥に向かうと、其処には一体の存在が微睡んでいた。
かつて人々によって封じられた人ならざる上位の存在、期待外れと罵られた彼女が──
長き時を経て人々に忘れられた遺跡は、一人の学者によって再び発見されることになる。
知識欲に駆られた学者が遺跡の奥に向かうと、其処には一体の存在が微睡んでいた。
かつて人々によって封じられた人ならざる上位の存在、期待外れと罵られた彼女が──
本編
やぁ君……こんな夜更けに会いに来るなんて、相変わらず酔狂 な人間だね。
こんな僻地 の、それも木々に埋もれた遺跡にそう何度も足を運ぶなんて……もしかして、ここには人間を惹きつける特別な何かが存在してるのかな?
僕が目的って……あはは、君ってば本当に面白い事を言う人間だね!
僕はこの遺跡に捨てられた神のなり損ない……かつてここを造った人間からも捨てられた「期待外れ」だよ?
あぁいや、この遺跡自体が僕を捨てるゴミ箱みたいな物だったっけ……ごめんね、なにせもう二千年以上も昔の事だから。
それで、今日は何をしにここまで来たんだい?
僕の話を聞きたいって言うなら、もう話すような事もあんまりないけど……へぇ、僕の枷 を外す方法が見つかったんだ。
ありがとう……ここに閉じ込められた二千年と、君に出会ってからの二年、本当に長かったなぁ……
ほらほら、君が僕の待ち望んだ人間だっていう事、はやく証明してみせて?
(枷が外れる音)
おぉ……本当に外れた……ありがとう、久しぶりに自由になれたよ。
これは何か、お礼をしないといけないね……そうだな、何か欲しい物はあるかい?
僕が用意できる物なんてたかが知れてるけど、出来る限りのお礼はするよ。
「これからも会えればそれでいい」……ふぅん、本当にそれだけで良いの?
君、本当に変わってるね……僕も君の事は気に入っているから、そんな事は願わなくても大丈夫だよ。
でも、助けてもらったお礼はしなきゃだよね……あのさ、すっごい昔に僕を信仰してくれてた人間にしてあげてた事があるんだけど、それでも良いかな?
分かった、それじゃあ──ここ、僕の膝 に頭を預けてもらっても良いかい?
ありがとう……じゃあ、まずはこっち側から失礼するね。
おっと、驚かせちゃってごめんね……どうかな、これ……僕の触手、これで君の耳を掃除するんだ。
よく分かんないけど、これをするとみんな喜んでくれるんだ……君もそうなってくれたら、僕も嬉しいな。
うん……それじゃあ始めるね。
(耳かき開始)
どうかな、僕の触手……少しだけ湿って、温かくて、狭い所にも入り込んでいく僕の一部。
気持ち良い……そっか、良かった……久しぶりだったけど、喜んでもらえたなら僕も嬉しいよ。
君ってさ、僕みたいな「期待外れ」にいっぱい良くしてくれて……本当に素敵な人間だよね。
君に出会えたおかげで、長い間こんな場所に閉じ込められてた苦痛も、怒りも、悲しみも……ぜんぶ意味があったんだなって思えたんだ。
これが終わったら、僕は君専属の存在になろうかな……人間でいうところの……婚約者?
君が相手なら、それも悪くないかなって思うんだ……うん、冗談じゃなくて、本気でそう思ってる。
だからさ……君も僕の祝福、受け取ってもらえると嬉しいな。
(耳かき終了)
こっちの耳は終わったよ、次は反対側だね。
ん……どうしたの、なんだかぼんやりしてるけど、もしかして……痛かったりしたかな?
「とっても気持ち良かっただけ」そっか……うふふ……うん、それなら良いや。
ほらほら、気持ち良いのは分かったから、反対側を向いて……そうすれば、もっと気持ち良くなれるから。
よく出来ました、それじゃあ始めるね。
(耳かき開始)
あはは、君ってばそんなに僕の耳かきが好きなんだね……お口、開きっぱなしだよ?
良かった、僕の「祝福」がようやく効いてきたんだね。
僕の触手はね、触れた者を僕の眷属 にする事が出来るんだ……そうだよ、君は僕の眷属になるの。
そうすれば何も考えなくていい、存在してるだけで幸せになれる……そんな毎日が待ってるの、素敵でしょ?
でも、今のままじゃ理性が麻痺しただけの人間──だからね、今から君の脳に僕の胚 を植え付けてあげる。
これが芽吹 けば君の思考はより高い次元に昇 って、君も僕みたいになれるから。
胚が上手く馴染まない事もあるけど、大丈夫……そうなっても僕が君の事を守ってあげるから、安心して。
あぁでも、君……僕の体液のせいで何が何だか分からなくなっちゃってるね。
かわいいなぁ……その姿、とっても素敵だよ♪
(耳かき終了)
あぁ……君のその姿、とっても素敵だよ……まだ人間の形が残ってるけど、もうすっかり僕の眷属だね。
頭の中身は……こっちはあんまり上手くいってないみたいだね。
もう少し様子見した方が良いかな……おーい、僕の声、聞こえる?
聞こえるなら僕に……そうだな……僕の声が聞こえてたら、僕に口づけしてみせてよ。
あはは、なんだ聞こえてるんじゃないか……よかった、安心したよ。
どうだい、僕の眷属になって人間を捨てた気持ちは?
だよね……とっても気持ち良いよね……でもこれ、昔の人間達には気に入ってもらえなかったみたいなんだ。
自分勝手に呼び出して、期待外れだからって閉じ込めて……矮小 な生き物たちだったけど、でもそんな事、どうだって良いんだ。
僕には君が居る、僕の事を愛してくれた君が居る……僕の、僕だけの君。
最愛にして唯一の眷属……君はこれからずっとずっと、例え世界が滅びた後も僕と一緒。
もう絶対に、君を人間なんかには戻してあげないから……でもさ、君だって人間には戻りたくないよね?
僕の眷属でいた方が、誰からも見てもらえない惨めな学者でいるよりもずっと幸せだもんね。
大丈夫だよ……君が僕を求めてくれる限り、僕も君の事を満たしてあげるから。
だから、これからも僕だけの事を愛してね……とっても素敵な眷属さん♪
こんな
僕が目的って……あはは、君ってば本当に面白い事を言う人間だね!
僕はこの遺跡に捨てられた神のなり損ない……かつてここを造った人間からも捨てられた「期待外れ」だよ?
あぁいや、この遺跡自体が僕を捨てるゴミ箱みたいな物だったっけ……ごめんね、なにせもう二千年以上も昔の事だから。
それで、今日は何をしにここまで来たんだい?
僕の話を聞きたいって言うなら、もう話すような事もあんまりないけど……へぇ、僕の
ありがとう……ここに閉じ込められた二千年と、君に出会ってからの二年、本当に長かったなぁ……
ほらほら、君が僕の待ち望んだ人間だっていう事、はやく証明してみせて?
(枷が外れる音)
おぉ……本当に外れた……ありがとう、久しぶりに自由になれたよ。
これは何か、お礼をしないといけないね……そうだな、何か欲しい物はあるかい?
僕が用意できる物なんてたかが知れてるけど、出来る限りのお礼はするよ。
「これからも会えればそれでいい」……ふぅん、本当にそれだけで良いの?
君、本当に変わってるね……僕も君の事は気に入っているから、そんな事は願わなくても大丈夫だよ。
でも、助けてもらったお礼はしなきゃだよね……あのさ、すっごい昔に僕を信仰してくれてた人間にしてあげてた事があるんだけど、それでも良いかな?
分かった、それじゃあ──ここ、僕の
ありがとう……じゃあ、まずはこっち側から失礼するね。
おっと、驚かせちゃってごめんね……どうかな、これ……僕の触手、これで君の耳を掃除するんだ。
よく分かんないけど、これをするとみんな喜んでくれるんだ……君もそうなってくれたら、僕も嬉しいな。
うん……それじゃあ始めるね。
(耳かき開始)
どうかな、僕の触手……少しだけ湿って、温かくて、狭い所にも入り込んでいく僕の一部。
気持ち良い……そっか、良かった……久しぶりだったけど、喜んでもらえたなら僕も嬉しいよ。
君ってさ、僕みたいな「期待外れ」にいっぱい良くしてくれて……本当に素敵な人間だよね。
君に出会えたおかげで、長い間こんな場所に閉じ込められてた苦痛も、怒りも、悲しみも……ぜんぶ意味があったんだなって思えたんだ。
これが終わったら、僕は君専属の存在になろうかな……人間でいうところの……婚約者?
君が相手なら、それも悪くないかなって思うんだ……うん、冗談じゃなくて、本気でそう思ってる。
だからさ……君も僕の祝福、受け取ってもらえると嬉しいな。
(耳かき終了)
こっちの耳は終わったよ、次は反対側だね。
ん……どうしたの、なんだかぼんやりしてるけど、もしかして……痛かったりしたかな?
「とっても気持ち良かっただけ」そっか……うふふ……うん、それなら良いや。
ほらほら、気持ち良いのは分かったから、反対側を向いて……そうすれば、もっと気持ち良くなれるから。
よく出来ました、それじゃあ始めるね。
(耳かき開始)
あはは、君ってばそんなに僕の耳かきが好きなんだね……お口、開きっぱなしだよ?
良かった、僕の「祝福」がようやく効いてきたんだね。
僕の触手はね、触れた者を僕の
そうすれば何も考えなくていい、存在してるだけで幸せになれる……そんな毎日が待ってるの、素敵でしょ?
でも、今のままじゃ理性が麻痺しただけの人間──だからね、今から君の脳に僕の
これが
胚が上手く馴染まない事もあるけど、大丈夫……そうなっても僕が君の事を守ってあげるから、安心して。
あぁでも、君……僕の体液のせいで何が何だか分からなくなっちゃってるね。
かわいいなぁ……その姿、とっても素敵だよ♪
(耳かき終了)
あぁ……君のその姿、とっても素敵だよ……まだ人間の形が残ってるけど、もうすっかり僕の眷属だね。
頭の中身は……こっちはあんまり上手くいってないみたいだね。
もう少し様子見した方が良いかな……おーい、僕の声、聞こえる?
聞こえるなら僕に……そうだな……僕の声が聞こえてたら、僕に口づけしてみせてよ。
あはは、なんだ聞こえてるんじゃないか……よかった、安心したよ。
どうだい、僕の眷属になって人間を捨てた気持ちは?
だよね……とっても気持ち良いよね……でもこれ、昔の人間達には気に入ってもらえなかったみたいなんだ。
自分勝手に呼び出して、期待外れだからって閉じ込めて……
僕には君が居る、僕の事を愛してくれた君が居る……僕の、僕だけの君。
最愛にして唯一の眷属……君はこれからずっとずっと、例え世界が滅びた後も僕と一緒。
もう絶対に、君を人間なんかには戻してあげないから……でもさ、君だって人間には戻りたくないよね?
僕の眷属でいた方が、誰からも見てもらえない惨めな学者でいるよりもずっと幸せだもんね。
大丈夫だよ……君が僕を求めてくれる限り、僕も君の事を満たしてあげるから。
だから、これからも僕だけの事を愛してね……とっても素敵な眷属さん♪
クレジット
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
もし宜しければ、使用実績の方もお願いします…!
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