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毎朝出会うイケメンなお姉さんはヤンデレで
written by ガーナマン
  • 拘束
  • お姉さん
  • ヤンデレ
公開日2022年04月26日 23:24 更新日2022年04月26日 23:24
文字数
2029文字(約 6分46秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
イケメンなお姉さん
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
やぁ、おはよう。
今日も元気だね、部活動の朝練かい?
そうか、精が出るね。
今日もかわいいねって、ハハッ君も飽きないね。
私を口説いてるのか? 
あいにく私はそう簡単に誰かのものになるつもりはないよ。
言われ慣れてるだろうって...あぁ、もちろんさ。
私のかわいい子猫ちゃんたちに毎日、それこそ数えきれないほどね
自慢するなって?
違うよ、紛れもない事実さ。
ふふっ、そう怒らないでくれ。
謝るよ、少しからかいすぎたね。
それより時間はいいのかい?
練習に遅刻してしまうよ?
ああ、気をつけてね、いってらっしゃい。
(間)
また君に嘘をついてしまった
私にそんなことを言ってくれるのは
君一人だけさ、、、

(翌日)
おはよう、どうしたんだい?
いつもよりやる気に満ちた目をしているけど、
何かいいことでも?
レギュラーに選ばれただって?
君のチームすごく強いんだろう。
すごいじゃないか!
君の努力の積み重ねだね、おめでとう。
試合応援に行くよ、絶対。
あっもう行くのかい?
頑張るのもいいけど、ケガには気をつけてね。
いってらっしゃい。

...今日は言ってもらえなかったな
まぁ仕方ない。
少し間を空けるのも、また言われた時の喜びを増すスパイスになるはずさ。

(数週間後)
昨日はお疲れ様。
大活躍だったじゃないか、私も鼻が高いよ。
なんでお姉さんが自慢げなんだだって?
いいじゃないか。
こまかいことを気にする男はモテないよ。
、、、え?彼女が...できた?
おいおい、冗談はよしてくれ。
君今までそんな気配少しもなかったじゃないか。
...昨日の試合の後、応援に来ていた後輩の子に告白された?一目惚れだって?
あはは、、、良かったじゃないか。
君いつも彼女が欲しいってぼやいてたもんね。
今日から一緒に学校に行くだって?
あの子かい?かわいい子じゃないか。
私と違って身長も低くて、胸も大きくて、、
女の子らしくて...。

えっ....
あっ、いや、ごめん。
用事を思い出したからもう行くよ。
気をつけて学校に行くんだよ。
くれぐれも健全なお付き合いをね。
(間)
いやだ、いやだよ。
私の前で他の女にかわいいって言わないで...

(数日後)

おはよう、今日は彼女さんはいないのかい?
そうか、風邪をひいてしまったのか。
すぐに治るといいんだが。
君今日学校の後は何か予定はあるかい?
部活が休みだから特にない、、、か。
こないだあった試合で頑張った君にご褒美があるんだ。
もしよければ放課後私の家に来ないかい?
そうか、そうか。来てくれるんだね。
じゃあ家で待ってるよ。

目は覚めた?気分はどうかな。
気持ち悪くないかい。
少し薬を入れすぎたかもって心配してたんだ。
えっ?なんで縛られているのかって?
そんなの君が浮気したからに決まってるじゃないか。
なんのことだって、とぼけないでくれよ。
私の前で毎朝毎朝堂々と浮気してたじゃないか

お姉さんとは付き合ってはないって?
はぁ(ため息)
今まで私に毎朝あんなにアピールしていたじゃないか。
それに気づけなかったのは悪いと思っているよ。
君だって年頃の男なんだから、どれだけアピールしても振り向かない女と、自分に好意を向けてくれる女だったら、そっちにいっても仕方ない。
私ももっと素直になっていれば君が間違えることもなかったのにね。
俺のことが好きなのかだって?
君はね私の王子様なんだよ。

私は小さい頃からかわいいものが大好きで、
私自身もお姫様に憧れていた。
いつか絵本のように白馬の王子様が私を迎えに来てくれるはずだとね。
しかし実際はどうだい。
そこら辺の男より高い身長に低い声、それに加えこの顔だ。
私に近寄ってくるのはみんな女子ばかりだったよ。
口を開けば、カッコいいだのクールだのイケメンだの。
私はかわいいと言われたかった。
女の子として扱ってほしかった。
頭を撫でてほしかった。
手を引っ張ってもらいながらデートしたかった。
そんな夢もこの先叶わないのだろうと半ば諦めていた時に、引っ越してきた君と出会ったんだ。
君は私と初めて会った時、かわいいと言ってくれたね。
あの時の衝撃はこの先きっと忘れることはないだろう。
どれだけ嬉しかったか君にわかるかい?
突然私の前に現れて、夢を叶えてくれたんだ。
私には白馬の王子様、それ以外の何者にも見えなかった。
あの時から私は君だけのお姫様になると誓ったんだよ。

でも私のせいで君に他の女へかわいいと言わせてしまった。
ごめんね、次からはそんなことないように私の愛を君に伝え続けるからね。
さぁ、言ってあの言葉を、私に。何日も我慢したんだ、もう耐えられないよ。

えっ?聞き間違いかな?
今怖いって言ったよね?
ねぇ、なんで、そんなこと言うの?
なんでそんな目で私を見るの。
君は私の王子様で、私は君のお姫様なんだよ?
私の君はそんなこと言わない。
そう、あの女になにかされたんだね。
待ってて、あの女から君を解放させてくるから。

...ごめんね。よく聞こえなかったからもう一回言ってくれる?
かわいい?ふふっ、そうだよね。
君のお姫様なんだからかわいいに決まってるよ。
これからもずっと君のお姫様であり続けるからね。
愛してます、私だけの王子様。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
毎朝出会うイケメンなお姉さんはヤンデレで
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ガーナマン
ライター情報
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