- 耳かき
- 癒し
- 睡眠導入
- 寝かしつけ
- お姉さん
- 祖母
- 年上
- 梵天
- ASMR
- 若返り
公開日2022年05月12日 16:18
更新日2022年05月12日 16:18
文字数
2207文字(約 7分22秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
祖母(お姉さん)
視聴者役柄
孫(高校生)
場所
祖母の家の縁側
あらすじ
おばあちゃんの住む田舎へ帰省した高校生の貴方は、おばあちゃん家の縁側でのんびりしていたが、ひょんなことからおばあちゃんはお姉さんへと若返ってしまい…?
本編
よぉ来たねぇ。いらっしゃい。
なーんもないところだけど、ゆっくりしていきな。
お茶とお菓子、持ってきたからお食べ。
最近学校はどうだい?勉強は順調?
そうかいそうかい。それはよかった。
アンタ、今年受験生だろ?頑張りな。おばあちゃんも応援してるから。
あ、そうそう。受験で思い出したけどおばあちゃん、昨日アンタの合格祈願で近くのお稲荷様祀ってる神社に行ったの。
そしたらねぇ、手を合わせてお祈りしてるおばあちゃんの前に、お稲荷様の使いのお狐様が現れてねぇ…
そうそう。かなり人懐っこいお狐様でねぇ。
遊んでってせがまれたから、少し遊んであげたら、お礼にってこんな物をもらってねぇ…
お狐様曰く、若返りの薬だって。
お稲荷様から言伝を預かってるって言われてねぇ、聞いてみたら、アンタが綺麗なお姉さんの膝枕をご所望だっていうから…
それでこの薬をおばあちゃんに渡してアンタの願いを叶えてやれって言われたんだけど…
本当なのかい?アンタが若いお姉さんに膝枕してほしいっていうのは?
ふふふ…アンタも若いねぇ。男の子らしいお願いでおばあちゃん、安心したよ。
じゃあおばあちゃん、今からこのお薬飲んでくるからちょっと待ってな。
え?どうして止めるんだい?
あはは、大丈夫。怪しい薬なんかじゃないよ。
他ならぬお狐様からもらったんだから。おばあちゃんには分かるよ。
どこまで若返るか知らないけど…アンタ好みのお姉さんにちょっくら変身してくるよ。
〜〜以下、お姉さん声で〜〜
お待たせ。こりゃすごいねぇ…おばあちゃん、こんなに若返っちゃった。
なーに言ってるんだい。アンタのおばあちゃんだよ。この顔、忘れちまったかい?
ふふふっ…最近の若い子が着るような服じゃなくて悪いけど、おばあちゃんの膝においで?
(膝枕する)
アンタ、顔赤いねぇ。まだそんなに気温は高くないはずだけど…
そうかい?体調悪くなったらいつでも言うんだよ。
そうだ…おばあちゃん、実は耳かき棒持ってきたの。
そう、これ。よくおじいちゃんに膝枕しながら耳かきしてたのを思い出してねぇ…
せっかくだし、アンタの耳も掃除してやろうと思ったんだけど、構わないかい?
ありがとう。それじゃあ、お掃除するからじっとしてな…
(耳かき)
どーだい?耳かきしてもらうのも悪くないだろう?
ふふふ、そうかい。喜んでもらえておばあちゃん、嬉しいよ。
おばあちゃんがアンタにできることって言ったら、この程度のことしかないからねぇ…
おばあちゃん、おバカだからアンタに勉強は教えられないし…
それこそアンタが大学に受かりますようにって、神社の前で手を合わせるくらいさ。
ん?なんだいアンタ、あたしが本当におばあちゃんかどうか疑ってたのかい?
若返ってもおばあちゃんはアンタのおばあちゃんだよ。
あ、ついでに梵天もやっておくかい?こっちのフサフサのやつ。
はいはい。それじゃ、くすぐったいかもしれないけど、じっとしてなよ。
(梵天)
ほら、くすぐったいのは分かるけど、動いたらやりにくいじゃないか。
ふふ…でもアンタの顔を見る限り、まんざらでもなさそうだね。
そう、これが梵天ってやつさ。このフサフサが耳にとってちょうどいい刺激になるんだ。
そうそう。よく知ってるじゃないか。
耳かきした後に落ちる細かい粒状の耳垢をこうやって、ささーっと取っていくのさ。
もちろん、耳かきが終わったら道具の手入れはするよ。
梵天の場合は、石鹸で少し泡立てて優しく水で洗い流して、ドライヤーか扇風機当てて乾かすのさ。
ま、それはおばあちゃんがやるからアンタは気にせんでええ。
それより反対の耳もやるから、こっち向きに寝っ転がりな。
その態勢でいいかい?それじゃ、始めるよ。
(耳かき)
にしてもアンタ、ようけ耳垢溜めてきたねぇ。
おばあちゃんに耳かきしてもらうの、期待してたかい?
あはは…そうだねぇ、おばあちゃんが勝手に言い出したことだもんねぇ。
ん?……あぁ、薬の効果は今日一日だけらしいよ。
明日からは元のしわくちゃのおばあちゃんに戻るけど…堪忍してね。
あはは。どういたしまして。
でもお礼を言うのはおばあちゃんも一緒だよ。
いつもこんな田舎まで遊びにきてくれてありがとね。
おばあちゃん、アンタの顔見たら元気出るから。
少なくともアンタが立派にひとり立ちするまでは、元気に生きるつもりだからね。
アンタも若いとはいえ、体調管理には気をつけなよ。
自分の体力を過信せず、疲れた時は休む。いいね?
うん。それで都会での生活に疲れたら、またおばあちゃんとこまで休みにおいで。
おばあちゃん、いつでもアンタのこと待ってるから。
そろそろ梵天するよ。そのままでね…
(梵天)
どーしたの?眠くなってきた?
ふふっ…いいよ、おばあちゃんの膝の上で寝て。
おばあちゃん、今若いから、多少膝の上で長く寝られても平気だよ。
ついでに、近いとこもよく見えるようになったから、耳かきがすごいやりやすかったし…
え?……ふふふっ、そうかい。
この年になって孫から綺麗だって言われるなんて…長生きしてみるもんだねぇ。
そうだ…おばあちゃん今若いから、こういうことしても許されるかねぇ?
(耳ふー)
ふふふ…アンタは若いから反応が素直で面白いねぇ。
アンタも将来はいいお嫁さんと結婚して家庭つくって…
まぁ流石にその頃におばあちゃんが生きてるかどうかは分かんないけど…
おばあちゃん、アンタの幸せをいつでも願ってるから。
こうして若返ったのもきっと、そういうことなんだって思ってるから。
ちょっと長話が過ぎたねぇ。ごめんね。
今はおばあちゃんの膝でゆっくりお休み…よしよし…
なーんもないところだけど、ゆっくりしていきな。
お茶とお菓子、持ってきたからお食べ。
最近学校はどうだい?勉強は順調?
そうかいそうかい。それはよかった。
アンタ、今年受験生だろ?頑張りな。おばあちゃんも応援してるから。
あ、そうそう。受験で思い出したけどおばあちゃん、昨日アンタの合格祈願で近くのお稲荷様祀ってる神社に行ったの。
そしたらねぇ、手を合わせてお祈りしてるおばあちゃんの前に、お稲荷様の使いのお狐様が現れてねぇ…
そうそう。かなり人懐っこいお狐様でねぇ。
遊んでってせがまれたから、少し遊んであげたら、お礼にってこんな物をもらってねぇ…
お狐様曰く、若返りの薬だって。
お稲荷様から言伝を預かってるって言われてねぇ、聞いてみたら、アンタが綺麗なお姉さんの膝枕をご所望だっていうから…
それでこの薬をおばあちゃんに渡してアンタの願いを叶えてやれって言われたんだけど…
本当なのかい?アンタが若いお姉さんに膝枕してほしいっていうのは?
ふふふ…アンタも若いねぇ。男の子らしいお願いでおばあちゃん、安心したよ。
じゃあおばあちゃん、今からこのお薬飲んでくるからちょっと待ってな。
え?どうして止めるんだい?
あはは、大丈夫。怪しい薬なんかじゃないよ。
他ならぬお狐様からもらったんだから。おばあちゃんには分かるよ。
どこまで若返るか知らないけど…アンタ好みのお姉さんにちょっくら変身してくるよ。
〜〜以下、お姉さん声で〜〜
お待たせ。こりゃすごいねぇ…おばあちゃん、こんなに若返っちゃった。
なーに言ってるんだい。アンタのおばあちゃんだよ。この顔、忘れちまったかい?
ふふふっ…最近の若い子が着るような服じゃなくて悪いけど、おばあちゃんの膝においで?
(膝枕する)
アンタ、顔赤いねぇ。まだそんなに気温は高くないはずだけど…
そうかい?体調悪くなったらいつでも言うんだよ。
そうだ…おばあちゃん、実は耳かき棒持ってきたの。
そう、これ。よくおじいちゃんに膝枕しながら耳かきしてたのを思い出してねぇ…
せっかくだし、アンタの耳も掃除してやろうと思ったんだけど、構わないかい?
ありがとう。それじゃあ、お掃除するからじっとしてな…
(耳かき)
どーだい?耳かきしてもらうのも悪くないだろう?
ふふふ、そうかい。喜んでもらえておばあちゃん、嬉しいよ。
おばあちゃんがアンタにできることって言ったら、この程度のことしかないからねぇ…
おばあちゃん、おバカだからアンタに勉強は教えられないし…
それこそアンタが大学に受かりますようにって、神社の前で手を合わせるくらいさ。
ん?なんだいアンタ、あたしが本当におばあちゃんかどうか疑ってたのかい?
若返ってもおばあちゃんはアンタのおばあちゃんだよ。
あ、ついでに梵天もやっておくかい?こっちのフサフサのやつ。
はいはい。それじゃ、くすぐったいかもしれないけど、じっとしてなよ。
(梵天)
ほら、くすぐったいのは分かるけど、動いたらやりにくいじゃないか。
ふふ…でもアンタの顔を見る限り、まんざらでもなさそうだね。
そう、これが梵天ってやつさ。このフサフサが耳にとってちょうどいい刺激になるんだ。
そうそう。よく知ってるじゃないか。
耳かきした後に落ちる細かい粒状の耳垢をこうやって、ささーっと取っていくのさ。
もちろん、耳かきが終わったら道具の手入れはするよ。
梵天の場合は、石鹸で少し泡立てて優しく水で洗い流して、ドライヤーか扇風機当てて乾かすのさ。
ま、それはおばあちゃんがやるからアンタは気にせんでええ。
それより反対の耳もやるから、こっち向きに寝っ転がりな。
その態勢でいいかい?それじゃ、始めるよ。
(耳かき)
にしてもアンタ、ようけ耳垢溜めてきたねぇ。
おばあちゃんに耳かきしてもらうの、期待してたかい?
あはは…そうだねぇ、おばあちゃんが勝手に言い出したことだもんねぇ。
ん?……あぁ、薬の効果は今日一日だけらしいよ。
明日からは元のしわくちゃのおばあちゃんに戻るけど…堪忍してね。
あはは。どういたしまして。
でもお礼を言うのはおばあちゃんも一緒だよ。
いつもこんな田舎まで遊びにきてくれてありがとね。
おばあちゃん、アンタの顔見たら元気出るから。
少なくともアンタが立派にひとり立ちするまでは、元気に生きるつもりだからね。
アンタも若いとはいえ、体調管理には気をつけなよ。
自分の体力を過信せず、疲れた時は休む。いいね?
うん。それで都会での生活に疲れたら、またおばあちゃんとこまで休みにおいで。
おばあちゃん、いつでもアンタのこと待ってるから。
そろそろ梵天するよ。そのままでね…
(梵天)
どーしたの?眠くなってきた?
ふふっ…いいよ、おばあちゃんの膝の上で寝て。
おばあちゃん、今若いから、多少膝の上で長く寝られても平気だよ。
ついでに、近いとこもよく見えるようになったから、耳かきがすごいやりやすかったし…
え?……ふふふっ、そうかい。
この年になって孫から綺麗だって言われるなんて…長生きしてみるもんだねぇ。
そうだ…おばあちゃん今若いから、こういうことしても許されるかねぇ?
(耳ふー)
ふふふ…アンタは若いから反応が素直で面白いねぇ。
アンタも将来はいいお嫁さんと結婚して家庭つくって…
まぁ流石にその頃におばあちゃんが生きてるかどうかは分かんないけど…
おばあちゃん、アンタの幸せをいつでも願ってるから。
こうして若返ったのもきっと、そういうことなんだって思ってるから。
ちょっと長話が過ぎたねぇ。ごめんね。
今はおばあちゃんの膝でゆっくりお休み…よしよし…
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