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貴方の奴隷はMっ気たっぷりな没落貴族のお嬢様
written by 霜月鷹
  • ラブラブ
  • 甘々
  • お嬢様
  • 奴隷
  • 主従逆転
  • ドM
公開日2022年07月15日 16:05 更新日2022年07月15日 16:05
文字数
1461文字(約 4分53秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
奴隷(元お嬢様)
視聴者役柄
元執事
場所
自室
本編
あら、ご主人様ったらようやくお目覚めですのね。
昔はあんなに早起きでしたのに、こちらに来てから少々怠けるようになってしまったのかしら?
まぁ気持ちは分かりますわ……ようやく安全な土地に居を構える事が出来たんですもの。
おかげで私も少々気が抜けて──失礼、ご主人様相手に奴隷の身分である私がこんな事を言ってはいけませんわね。
もう……そんなに困ったような顔をなさらないでくださいまし、私は貴方様の奴隷なんですのよ?
貴方様に買われ、尊厳の全てを貴方様に差し出す人以下の家畜……金で売買される惨めな存在こそ今の私ですの。
ですから、貴方様は私をどのように扱っても構わない……それを忘れてしまったのかしら?

あぁ……それとも、まだかつての関係を忘れられないのかしら♪

うふふ、もう……あの時の事は忘れてしまって構いませんのに、貴方は本当に律儀なお人ですのね♪
名家の令嬢とその執事……そんな関係だった私達の暮らしも、思えば懐かしい物ですわね。
お父様が暗殺され、お屋敷にも火を放たれ……私も商品としてどこの誰とも知らぬ輩に売り飛ばされそうになって……思い返してみても、あれ以上に壮絶な経験をした事はありませんわ。
でもそんな時、私達を裏切った筈の貴方が屋敷の人間全員を「奴隷」として買い取って安全な場所まで逃がしてくれて……えぇ、感謝してもしきれませんわ♪
それにしても貴方ってば、本当に機転が利きますわよね……
屋敷に忍び込んでお父様の資産を持ち出して私達を買い叩くだけでなく、不届き者に金を握らせて私達が危険にさらされる可能性を可能な限り減らして……あの時の演技はお見事でしたわ♪
まったく、貴方があんなに上手く人を騙せるだなんて……信用できる執事だと思っていましたのに、まったく怖いお人ですこと♪

あら、失礼……ご主人様相手に不遜な事を申してしまいましたわ。
申し訳ございませんご主人様……この不遜で卑しい奴隷に、どうか罰をお与えくださいませ♪
うふふ、貴方は私達の事を「奴隷にする」と言っておきながら、そのような人の扱いが本当に苦手ですのね……そのお顔、とっても素敵ですわよ♪
これから先、人前で私を奴隷として扱う事があるかもしれないのですから、今のうちに奴隷の扱いに慣れておかなくては──お茶を淹れてほしい?
それは罰ではなく単なるお願いだと思うのですが……まぁ良いですわ、それでは少しばかりお待ちくださいませ。

お待たせいたしましたわ……はい、こちらをどうぞ。
貴方が淹れてくれた物には及びませんが、どうか味わってくださいませ。
うふふ、お気に召してくださったようで何よりですわ。
それにしてもこの服……奴隷としての装いでしたっけ?
布地が少ないのが気になりますが、動きやすくて良いですわね。
えぇ、ドレスなんかよりずっと着心地が良くて、ご主人様の気を惹くような扇情的なデザイン……とても素敵ですわ♪
もう……義理堅いのは良いことですが、そこまでいくと流石に呆れてしまいますわよ?
まったく、仕方ありませんわね──

ねぇ貴方……少し良いかしら?
貴方は私という奴隷の事を、かなり持て余しているように思うのです。
私が元々は貴方の主であったという過去に縛られて、私を奴隷として扱う事に強い抵抗を覚えている……そんなの、流石に勿体ないですわよね?
ですから今日は、私自らが奴隷を……いいえ、今の貴方が私をどう扱うべきかを手解きしてあげましてよ♪
今の貴方は私を気紛れでいたぶり、気分転換で辱め、私の尊厳全てを凌辱する権利がございますの。
そして私は、そのように扱われるのを望んでいる……でしたら、貴方がすべきことは分かっていますわね?

さぁご主人様……どうか思う存分、私を辱めてくださいませ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
貴方の奴隷はMっ気たっぷりな没落貴族のお嬢様
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
もし宜しければ、使用実績の方もお願いします…!
有償販売利用の条件
有償・無償問わず演者側キャラクターの性別変更、罰ゲーム等への使用は御遠慮願います。
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霜月鷹 の投稿台本(最大10件)