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アブノーマルな愛情表現をしてくる後輩に襲われる
written by 堕罪サラ
  • 告白
  • 片思い
  • 後輩
  • ヤンデレ
  • 学生
公開日2022年08月10日 16:43 更新日2022年08月10日 16:43
文字数
1869文字(約 6分14秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
後輩
視聴者役柄
先輩
場所
後輩の家
あらすじ
後輩に呼び出されたあなた。
自分の描いた漫画を読んでほしいと言われ、一冊の漫画を渡される。
その漫画の主人公があなたに似ているようで……
本編
【後輩の家】

(先輩が遅れてやって来る)

あっ、やっと来ましたか……

先輩ったら5分も遅刻するなんて……

こんなに可愛い後輩を待たせるとは、良い度胸ですね。

まあいいです、先輩が来てくれただけで私は嬉しいので。

あの……だからといって、次も遅刻を許すという訳ではないですからね?

最近遅刻することが増えているので、気をつけてくださいよ。

はい、分かってもらえたならいいんです。

それでは、本題に入りますね。

ここに呼び出された時点で、察しがついているとは思いますが……

先輩には、私の新作を読んでほしいんです。

今回は思いきってラブコメ路線の漫画に挑戦してみました!

(先輩がOKを出す)

いいですか?

ありがとうございます!

では、読み終わったら感想を聞かせてください。

(本を渡す)

(先輩が本を読み終える)

あっ、読み終わりました?

是非、感想を聞かせてください!

ヒロインの子が可愛かった?

そうですか……ありがとうございます。

他には何かありますか?

えっ、はいはい……

(先輩に主人公のモデルについて質問をされる)

主人公のモデル……ですか。

それは勿論、先輩をモデルにさせてもらいました。

ほら見てください、口癖から体型まで完璧に再現したんですよ。

私なりの愛情表現ってやつですね。

私の気持ち、伝わりましたか?

(パッとしない様子の先輩)

はぁ、そうですか。

相変わらず鈍いですね、先輩は。

そういえば、ヒロインの子にもモデルがいるんですよ。

誰をモデルにしたのか分かります?

ヒントは前髪の長さと、主人公との身長差です!

(先輩が後輩の方を見る)

あっ、分かったみたいですね。

そうです、私が彼女のモデルなんです。

ていうか先輩、さっき彼女のことを「今まで見た中で一番可愛い」って言ってましたよね?

ということは、私のことも……ふふっ。

(ポカーンとしている先輩を見て)

あれ、イマイチ分かっていないみたいですね……

もっと分かりやすく言いましょうか。

先輩の中で、一番可愛い女の子は私ということです。

だって彼女のモデルは私なんですから、当然のことですよね?

否定しても無駄です。

先輩が“今”私のことをどう思っているかなんて、もう関係ないですから。

ねぇ先輩、この漫画の最後で2人がどう結ばれたのか覚えていますか?

そうです、ヒロインが主人公を無理やり……

あとはもう分かりますよね?

(押し倒す)

大好きですよ、先輩。

(抵抗する先輩)

もう、暴れないでください。

先輩はこの漫画の主人公と同じように、おとなしく食べられてればいいんです。

(抵抗を続ける先輩)

もしかしてまだ抵抗する気ですか?

流石にしつこいですよ……

こうなったら……

(強引にキス)

やっとおとなしくなりましたね。

気づいてますか?

さっきから先輩の心臓の音、大変なことになってますよ?

息も荒くなっていますし、そろそろ限界って感じですね。

(先輩に質問される)

えっ、こんなことをする理由?

そうですね、一言で言うなら……

「全部先輩のせい」ですね。

私の気持ちに気づいてくれない先輩がいけないんですよ?

私だって無理やりするつもりはなかったんですけど……

先輩ったら、私がいくらアピールしても振り向いてくれないんですもの。

だから無理やり先輩を襲って、心を奪っちゃおうかなって。

(先輩に「狂ってる」と言われる)

狂ってる……?

私がですか?

はい、自分でもそう思います。

最初は「漫画の中だけでも、私と先輩が結ばれてるならいいかな」って思ってたんですけど……

次第に先輩を思う気持ちが抑えられなくなってしまったんですよ。

だから私の気持ち、全部受け止めてください。

そういえば先輩、さっきから当たってますよ?

何が……とは言いませんけど、とっても苦しそうですね。

それでも我慢出来ているのは、「後輩にこんなことしてはいけない」という罪悪感があるからですか?

(何も言わない先輩)

その反応……図星みたいですね。

いいですか、先輩は被害者なんです。

後で全部私のせいにして逃げることだって出来ちゃうんです。

だからそんなちっぽけな罪悪感なんて捨てちゃいましょうよ。

早く楽になりたいんですよね?

//囁き開始
私に任せてくれたら、すぐ楽にしてあげますよ。

それとも、先輩が主導権を握りたいんですか?

それでもいいですよ、だから早く来てください。

私の方も、我慢の限界なんです。

(囁き終わり)

(先輩が後輩を無理やり振り払い、そのまま押し倒す)

きゃっ!

やっと私に振り向いてくれたんですね、先輩。

いいですよ、先輩の好きにしてください。

実は私……無理やりするのより、される方が好きなんです。

だから遠慮なんかしないで……

私のこと、壊しちゃってください。

その代わり、責任は取って貰いますからね。

覚悟してくださいよ? 先輩。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
アブノーマルな愛情表現をしてくる後輩に襲われる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
堕罪サラ
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