- ヤンデレ
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- 犬
- ボクっ娘
- オレっ娘
- 女性優位
- 年下
- 幼なじみ
- 脅迫
公開日2022年12月28日 00:00
更新日2022年12月26日 03:24
文字数
2222文字(約 7分25秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
小さい頃、よくあなたと一緒に遊んでいた年下のボクっ娘犬系幼馴染は、あなたの引っ越しの時にとある約束をしていた。そんなことはすっかり忘れ、社会人として忙しい毎日を過ごしていたあなたの前に現れたのは…
本編
【幼少期、車の前で】
にーちゃん、もう行っちゃうの?
……そうだよね
ううん
寂しいけど、ボクは泣かないよ!
だって…泣いたらまた、にーちゃんが悲しんじゃうでしょ
ボクはもう、にーちゃんに迷惑をかけたくないんだ
見た目が他の人と違って気持ち悪いからって、周りの皆がボクのことを除け者にしてきたけど…
にーちゃんだけはボクのこの耳も、尻尾も、掌の肉球も、全部可愛いって言って褒めてくれたよね
それに、ボクが他の人に傷つけられそうになったら、その度ににーちゃんが守ってくれて…
自分の体が嫌で嫌で堪らなくなっても、いつもにーちゃんが優しく話を聞いて支えてくれた
だから…ボクはもう、にーちゃんに迷惑をかけるようなことはしない
立派なオオカミの獣人になって、今度はボクがにーちゃんを守ってあげるんだ!
……え?
ち、違うよ!
イヌじゃなくて、オオカミ!
ボクはオオカミの獣人なの!
もう、ボクが自分はオオカミだって言ったらすぐそうやって茶化すんだから…
とにかく、これからもっと大きくなって、にーちゃんが安心してボクを頼れるくらい強くなってみせるよ!
でも、全然会わないままで大きくなったボクと急に会ったら、にーちゃんがびっくりして心臓止まっちゃうかもしれないでしょ?
だから、遠くに引っ越してからも沢山ボクに会いに来てね!
約束だよ!
絶対に、ボクのことを忘れないで!
一人で遠くに行けるようになったら、ボクもにーちゃんに会いに行くから!
それじゃあ、元気でね!
[SE:あなたがドアを閉め、車が走り出す]
――――――
【月日が流れ、あなたが社会人になったある日のこと】
あっ!
(幼馴染がハンカチを落とす)
あ…す、すみません
拾ってくれて、ありがとうございます
…はい?どうかしましたか?
あー…生まれつきちょっと特殊な体質で、掌に肉球がついてるんです
えっと、はい
一般的には、獣人って呼ばれてるやつです
あ、あとこのハンカチ、もっとよく見てもらえますか?
多分、どこかで見たことあると思うんですけど…
………
……ふふ、気づいたみたいだね
久しぶり!
ボクだよ、にーちゃん
…そう
そのハンカチは、昔よく泣いてたボクにいつでも涙を拭けるように、ってにーちゃんがくれた、大切な宝物
ちゃんと、覚えててくれたんだね
えへへ…嬉しいな
にーちゃんは今、お仕事が終わって家に帰る途中なのかな?
……そっか、それじゃあボクもにーちゃんの家に一緒に行ってもいい?
ちょっとお話ができたら、すぐに自分の家に帰るからさ
いいよね?
……へへ
やっぱり優しいね、にーちゃんは
――――――
【あなたの家】
[SE:あなたが家のドアを開け、幼馴染と中に入る]
お邪魔します
………
にーちゃんの部屋、物が全部整理整頓されててすごく綺麗だね
収納ボックスとか使って、小さなスペースを最大限に活用してるし…
きっと職場でも、いつも勤勉で手際良く仕事をこなしてるんだろうなぁ
……いやいや、お世辞じゃないよ!
昔だって、何にでも真面目に取り組んでて、勉強もよくできたからさ!
ボクなんて、いつもテストで赤点取って親にも先生にも怒られっぱなしで泣きじゃくってたっていうのに…へへ
でも、今はボクも成長して頭を使って行動できるようになったし、もう泣き虫でもなくなったんだよ!
それに、体だってにーちゃんより大きくて強くなったんだから!
……なに?見ただけじゃわからないって?
それじゃ、腕相撲でもして証明してみせよっか?
…なんてね
あはは…なんか、こうしてると昔に戻ったみたいですごい楽しいね!
…あ、そうだ!
一つ聞きたいことがあったんだけどさ
…なんで、ボクとの約束破ったの?
……は?
憶えてないわけないよねぇ
さっきボクに気付いた時からビクビクして、目が泳いでたし
………
うん、そうだね
にーちゃんは、引っ越してもボクに会いに来てくれるって約束してくれたよね
でも……実際は引っ越した直後の夏休みに一回会ったきりで、その後はもうとっくにボクのことなんか忘れてたんだよね
新しい学校で友達がいっぱいできて、それまでの思い出なんて全部記憶から掻き消されるくらい楽しく過ごしてたんだろうねぇ
…体が大きくなっても、悪目立ちしてトラブルに巻き込まれるから、って遠出させて貰えなかったボクの気持ちも知らないでさ
親友だった幼馴染にこんな酷いことしておいて、自分がこのままでいられると思ってるのかな?
……はーい、逃げちゃダメだよ♡
ここはキミの家なんだから、家主が家を飛び出してどーすんの
ふふ……そんなんじゃ痛くも痒くもないね
もっと力を入れて抵抗しないとボクは押しのけられないよ
キミはボクのことをイヌの獣人だって思い込んでたみたいだけど…
ボクはずーっと言ってたよね?
イヌじゃなくて、オオカミだって
ほぉら、あんまり抵抗するとこの鋭い牙で喉笛噛み千切っちゃうよ?
あ、鉤爪で足の腱を切って歩けなくするのもアリかな♡
どっちがいい?
……どっちも嫌なの?
それじゃあ、ボクの言う通りにできるかな?
キミは今日からボクの番 になって、一生一緒に暮らすんだ
今の仕事も辞めて、ボクが外で頑張って働けるように家の中で二人の生活を支えるの
どうかな?
キミにとっても、かなり都合の良い条件だと思うんだけど
………いやだ?
あ゛?
いいから、大人しくオレのものになれよ
はぁー……
にーちゃんさ…昔オレが泣いてる時は、いつも一緒になって悲しんでくれてたよね
あの時は、二人の気持ちが通じ合ってるって思ってたのになぁ
どうしてこんなに分からず屋になっちゃったんだろうな
……ま、いいや
どうせ今から調教して、オレの言う事を素直に聞けるようにしてやるし
…はは、いい目つきだ
こっちまでゾクゾクするよ
完全に従順になるまで、徹底的にしてやるからな
――END――
にーちゃん、もう行っちゃうの?
……そうだよね
ううん
寂しいけど、ボクは泣かないよ!
だって…泣いたらまた、にーちゃんが悲しんじゃうでしょ
ボクはもう、にーちゃんに迷惑をかけたくないんだ
見た目が他の人と違って気持ち悪いからって、周りの皆がボクのことを除け者にしてきたけど…
にーちゃんだけはボクのこの耳も、尻尾も、掌の肉球も、全部可愛いって言って褒めてくれたよね
それに、ボクが他の人に傷つけられそうになったら、その度ににーちゃんが守ってくれて…
自分の体が嫌で嫌で堪らなくなっても、いつもにーちゃんが優しく話を聞いて支えてくれた
だから…ボクはもう、にーちゃんに迷惑をかけるようなことはしない
立派なオオカミの獣人になって、今度はボクがにーちゃんを守ってあげるんだ!
……え?
ち、違うよ!
イヌじゃなくて、オオカミ!
ボクはオオカミの獣人なの!
もう、ボクが自分はオオカミだって言ったらすぐそうやって茶化すんだから…
とにかく、これからもっと大きくなって、にーちゃんが安心してボクを頼れるくらい強くなってみせるよ!
でも、全然会わないままで大きくなったボクと急に会ったら、にーちゃんがびっくりして心臓止まっちゃうかもしれないでしょ?
だから、遠くに引っ越してからも沢山ボクに会いに来てね!
約束だよ!
絶対に、ボクのことを忘れないで!
一人で遠くに行けるようになったら、ボクもにーちゃんに会いに行くから!
それじゃあ、元気でね!
[SE:あなたがドアを閉め、車が走り出す]
――――――
【月日が流れ、あなたが社会人になったある日のこと】
あっ!
(幼馴染がハンカチを落とす)
あ…す、すみません
拾ってくれて、ありがとうございます
…はい?どうかしましたか?
あー…生まれつきちょっと特殊な体質で、掌に肉球がついてるんです
えっと、はい
一般的には、獣人って呼ばれてるやつです
あ、あとこのハンカチ、もっとよく見てもらえますか?
多分、どこかで見たことあると思うんですけど…
………
……ふふ、気づいたみたいだね
久しぶり!
ボクだよ、にーちゃん
…そう
そのハンカチは、昔よく泣いてたボクにいつでも涙を拭けるように、ってにーちゃんがくれた、大切な宝物
ちゃんと、覚えててくれたんだね
えへへ…嬉しいな
にーちゃんは今、お仕事が終わって家に帰る途中なのかな?
……そっか、それじゃあボクもにーちゃんの家に一緒に行ってもいい?
ちょっとお話ができたら、すぐに自分の家に帰るからさ
いいよね?
……へへ
やっぱり優しいね、にーちゃんは
――――――
【あなたの家】
[SE:あなたが家のドアを開け、幼馴染と中に入る]
お邪魔します
………
にーちゃんの部屋、物が全部整理整頓されててすごく綺麗だね
収納ボックスとか使って、小さなスペースを最大限に活用してるし…
きっと職場でも、いつも勤勉で手際良く仕事をこなしてるんだろうなぁ
……いやいや、お世辞じゃないよ!
昔だって、何にでも真面目に取り組んでて、勉強もよくできたからさ!
ボクなんて、いつもテストで赤点取って親にも先生にも怒られっぱなしで泣きじゃくってたっていうのに…へへ
でも、今はボクも成長して頭を使って行動できるようになったし、もう泣き虫でもなくなったんだよ!
それに、体だってにーちゃんより大きくて強くなったんだから!
……なに?見ただけじゃわからないって?
それじゃ、腕相撲でもして証明してみせよっか?
…なんてね
あはは…なんか、こうしてると昔に戻ったみたいですごい楽しいね!
…あ、そうだ!
一つ聞きたいことがあったんだけどさ
…なんで、ボクとの約束破ったの?
……は?
憶えてないわけないよねぇ
さっきボクに気付いた時からビクビクして、目が泳いでたし
………
うん、そうだね
にーちゃんは、引っ越してもボクに会いに来てくれるって約束してくれたよね
でも……実際は引っ越した直後の夏休みに一回会ったきりで、その後はもうとっくにボクのことなんか忘れてたんだよね
新しい学校で友達がいっぱいできて、それまでの思い出なんて全部記憶から掻き消されるくらい楽しく過ごしてたんだろうねぇ
…体が大きくなっても、悪目立ちしてトラブルに巻き込まれるから、って遠出させて貰えなかったボクの気持ちも知らないでさ
親友だった幼馴染にこんな酷いことしておいて、自分がこのままでいられると思ってるのかな?
……はーい、逃げちゃダメだよ♡
ここはキミの家なんだから、家主が家を飛び出してどーすんの
ふふ……そんなんじゃ痛くも痒くもないね
もっと力を入れて抵抗しないとボクは押しのけられないよ
キミはボクのことをイヌの獣人だって思い込んでたみたいだけど…
ボクはずーっと言ってたよね?
イヌじゃなくて、オオカミだって
ほぉら、あんまり抵抗するとこの鋭い牙で喉笛噛み千切っちゃうよ?
あ、鉤爪で足の腱を切って歩けなくするのもアリかな♡
どっちがいい?
……どっちも嫌なの?
それじゃあ、ボクの言う通りにできるかな?
キミは今日からボクの
今の仕事も辞めて、ボクが外で頑張って働けるように家の中で二人の生活を支えるの
どうかな?
キミにとっても、かなり都合の良い条件だと思うんだけど
………いやだ?
あ゛?
いいから、大人しくオレのものになれよ
はぁー……
にーちゃんさ…昔オレが泣いてる時は、いつも一緒になって悲しんでくれてたよね
あの時は、二人の気持ちが通じ合ってるって思ってたのになぁ
どうしてこんなに分からず屋になっちゃったんだろうな
……ま、いいや
どうせ今から調教して、オレの言う事を素直に聞けるようにしてやるし
…はは、いい目つきだ
こっちまでゾクゾクするよ
完全に従順になるまで、徹底的にしてやるからな
――END――
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ヤンデレ】小さい頃可愛がっていた犬系年下幼馴染と再会したら、実は犬ではなく狼の獣人で…
https://twitter.com/yuru_voi
・台本制作者
Cybistar
【ヤンデレ】小さい頃可愛がっていた犬系年下幼馴染と再会したら、実は犬ではなく狼の獣人で…
https://twitter.com/yuru_voi
・台本制作者
Cybistar
ライター情報
主にpixivでフリー台本を投稿している、Cybistarと申します。
ゆるボイ!では、pixivに投稿した台本(R-18指定作品は除く)と同じものを投稿していく予定です。
特に台本について厳しい拘りなどはないので、当サイトのルールに従って頂ければどんなアドリブ・アレンジ・改変もして頂いて構いません!
台本を使用される際はTwitterのDMで一言頂けると幸いです(是非、作品を拝聴させて頂きたいです)。但し、ルールではなくただの願望なので強制ではありません。
ゆるボイ!では、pixivに投稿した台本(R-18指定作品は除く)と同じものを投稿していく予定です。
特に台本について厳しい拘りなどはないので、当サイトのルールに従って頂ければどんなアドリブ・アレンジ・改変もして頂いて構いません!
台本を使用される際はTwitterのDMで一言頂けると幸いです(是非、作品を拝聴させて頂きたいです)。但し、ルールではなくただの願望なので強制ではありません。
有償販売利用の条件
台本を使用した音声作品の有料販売のような商用利用の場合は事前・事後どちらでも構わないので、必ず使用報告を行って下さい。報告が無かった場合は、台本の無断使用及び盗作と看做します。
利用実績(最大10件)
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