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公開日2023年01月09日 13:23
更新日2023年01月09日 13:23
文字数
1454文字(約 4分51秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
極度の爪切り嫌いの僕をからかいながらもぱちぱち爪を切ってくれる面倒見がいい彼女ちゃんの台本です。バイノーラルマイクを推奨してますが、一応そうでなくても大丈夫です。
台本の使用と改変はご自由にどうぞ。
使用の際はお手数ですが、ご一報(DMやメンションなど)いただけるととても助かります。
台本の使用と改変はご自由にどうぞ。
使用の際はお手数ですが、ご一報(DMやメンションなど)いただけるととても助かります。
本編
ねぇ、爪、切ってあげよっか。
あ、こら、逃げるな。
やだじゃない。
昨日めっちゃ伸びてた。
してるときいろんなところ引っ掛かって痛かった。
その後わたし爪切っておいてねって言った。
で結局切ってないじゃん。
もうしょうがないからわたしが切ります。
これは決定事項です。
爪切らせてくれなかったら別れるからね。いい?
よし。じゃあ手出しなさい。
ん。切るよ。
ぱちぱち…ぱちぱち…
……あんたどんだけ爪切り嫌いなのよ。
目瞑りすぎ腕伸ばし過ぎ手に力入れ過ぎ。
切りづらいったらありゃしない。
…ほんっとにしょうがないんだから…
(片方の耳に近寄る)
よいしょっと。
もう脇に挟んで完全に固定しちゃうから、あんたは何も力入れなくていいよ。
あ、ごめん。やっぱり指は伸ばしたまんまにしといて。
そ。あとはそのまま目を閉じてれば終わるから、あんたは安心して身を任せてなさい。
ぱちぱち…ぱちぱち…
あんたはヤスリがけも苦手だから、後でしなくてもいいように丁寧にしなきゃね…
あ〜めんどくさ。
ぱちぱち…ぱちぱち…
……また、指がちがちになっちゃってるよ。
大丈夫。なんも怖いことないから。力抜いて。
ほらあともう少しで小指までおわるよ。
あとちょっとだけ我慢。ね?
ぱちぱち…ぱちぱち…
はい、こっちの手はおわり。
よく頑張ったね。と言いたいところだけど、まだ半分なんだな〜。
あ〜あ〜駄々こねちゃって…
でも駄目です。片方だけ爪伸ばしてるのかっこ悪いよ?
そんな彼氏、わたし嫌いになっちゃうかもな〜?
……ふ〜ん。わたしに嫌われるの、そんなに嫌なんだ。
爪切られるよりも?
へ〜。そう。
じゃあもう片方も頑張ろうね〜。
(もう片方の耳に移動)
はい、また脇で挟んじゃうね。
力抜いて指伸ばしてくださーい。
じゃあ切るよー。
ぱちぱち…ぱちぱち…
おっ、さっきより切りやすい。偉いぞー。その調子。
ぱちぱち…ぱちぱち…
…ん?"彼女に爪切ってもらうなんて情けない"?
あ、自覚あったんだ。
そうそう。いい歳こいて自分で爪も切れないなんて相当情けないよー?
…でもね、別に良いんだよ。それで。
誰だって怖いもの、苦手なものはあるし、あんたの場合はそれが爪切りだったってだけ。
わたしはオバケが苦手。
でも爪切りは平気だからあんたのを切ってあげる。
そのかわり、オバケが出たときはあんたがわたしを助けるの。
ま、あんたの場合オバケも苦手そうだけどね。
あ、じゃあピーマン代わりに食べてもらおうかな。
爪切りしてあげたらそのあと1ヶ月はピーマン肩代わりね。
そしたら毎月爪切りしてやる。
嫌がるあんたを無理矢理捕まえて爪切りながら、おらーピーマン食えーって笑
っと、そんな話してたらもうすぐおわりだよー。
あとちょっと頑張ってねー。
ぱちぱち…ぱちぱち…
はいおしまい。目開けてもいいよー。
どーよこの出来。かんっぺきでしょ?
我ながらヤスリがけなしでこれは天才だと思うわー。
爪切り上手い彼女で良かったねー。
うむ、どういたしまして。
また伸びてきたらいつでも切ってあげるからね。
ま、嫌がっても月一回は無理矢理切るけど。
ん〜?なに?悪そうな顔してるって?
あ、ばれた?今日チンジャオロース作ろっかなーって思ってたの。
わたしのピーマン全部あーんってしてあげるからねー。
大好きな彼女のあーんがいっぱいで嬉しいねー。
うわー嫌そうな顔。大丈夫嘘だよ。
わざわざ自分が嫌いな料理作んないって。
…でもあーんは捨てがたいな…肉詰めピーマンくらいにしよっかな…(小声)
ううん。なんでもない。晩ごはん楽しみにしといて。
よし、そうと決まったら買い物にも行かなくちゃ。
一緒に行く?荷物持ち係がいると助かるんだけど。
おっけ。じゃ準備しよっか。
あ、こら、逃げるな。
やだじゃない。
昨日めっちゃ伸びてた。
してるときいろんなところ引っ掛かって痛かった。
その後わたし爪切っておいてねって言った。
で結局切ってないじゃん。
もうしょうがないからわたしが切ります。
これは決定事項です。
爪切らせてくれなかったら別れるからね。いい?
よし。じゃあ手出しなさい。
ん。切るよ。
ぱちぱち…ぱちぱち…
……あんたどんだけ爪切り嫌いなのよ。
目瞑りすぎ腕伸ばし過ぎ手に力入れ過ぎ。
切りづらいったらありゃしない。
…ほんっとにしょうがないんだから…
(片方の耳に近寄る)
よいしょっと。
もう脇に挟んで完全に固定しちゃうから、あんたは何も力入れなくていいよ。
あ、ごめん。やっぱり指は伸ばしたまんまにしといて。
そ。あとはそのまま目を閉じてれば終わるから、あんたは安心して身を任せてなさい。
ぱちぱち…ぱちぱち…
あんたはヤスリがけも苦手だから、後でしなくてもいいように丁寧にしなきゃね…
あ〜めんどくさ。
ぱちぱち…ぱちぱち…
……また、指がちがちになっちゃってるよ。
大丈夫。なんも怖いことないから。力抜いて。
ほらあともう少しで小指までおわるよ。
あとちょっとだけ我慢。ね?
ぱちぱち…ぱちぱち…
はい、こっちの手はおわり。
よく頑張ったね。と言いたいところだけど、まだ半分なんだな〜。
あ〜あ〜駄々こねちゃって…
でも駄目です。片方だけ爪伸ばしてるのかっこ悪いよ?
そんな彼氏、わたし嫌いになっちゃうかもな〜?
……ふ〜ん。わたしに嫌われるの、そんなに嫌なんだ。
爪切られるよりも?
へ〜。そう。
じゃあもう片方も頑張ろうね〜。
(もう片方の耳に移動)
はい、また脇で挟んじゃうね。
力抜いて指伸ばしてくださーい。
じゃあ切るよー。
ぱちぱち…ぱちぱち…
おっ、さっきより切りやすい。偉いぞー。その調子。
ぱちぱち…ぱちぱち…
…ん?"彼女に爪切ってもらうなんて情けない"?
あ、自覚あったんだ。
そうそう。いい歳こいて自分で爪も切れないなんて相当情けないよー?
…でもね、別に良いんだよ。それで。
誰だって怖いもの、苦手なものはあるし、あんたの場合はそれが爪切りだったってだけ。
わたしはオバケが苦手。
でも爪切りは平気だからあんたのを切ってあげる。
そのかわり、オバケが出たときはあんたがわたしを助けるの。
ま、あんたの場合オバケも苦手そうだけどね。
あ、じゃあピーマン代わりに食べてもらおうかな。
爪切りしてあげたらそのあと1ヶ月はピーマン肩代わりね。
そしたら毎月爪切りしてやる。
嫌がるあんたを無理矢理捕まえて爪切りながら、おらーピーマン食えーって笑
っと、そんな話してたらもうすぐおわりだよー。
あとちょっと頑張ってねー。
ぱちぱち…ぱちぱち…
はいおしまい。目開けてもいいよー。
どーよこの出来。かんっぺきでしょ?
我ながらヤスリがけなしでこれは天才だと思うわー。
爪切り上手い彼女で良かったねー。
うむ、どういたしまして。
また伸びてきたらいつでも切ってあげるからね。
ま、嫌がっても月一回は無理矢理切るけど。
ん〜?なに?悪そうな顔してるって?
あ、ばれた?今日チンジャオロース作ろっかなーって思ってたの。
わたしのピーマン全部あーんってしてあげるからねー。
大好きな彼女のあーんがいっぱいで嬉しいねー。
うわー嫌そうな顔。大丈夫嘘だよ。
わざわざ自分が嫌いな料理作んないって。
…でもあーんは捨てがたいな…肉詰めピーマンくらいにしよっかな…(小声)
ううん。なんでもない。晩ごはん楽しみにしといて。
よし、そうと決まったら買い物にも行かなくちゃ。
一緒に行く?荷物持ち係がいると助かるんだけど。
おっけ。じゃ準備しよっか。
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ライター情報
pixiv,twitterで活動しているフリー台本師です。得意な系統はストーリー性のあるタイプの台本です。よろしくお願いします。
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