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公開日2023年01月16日 19:11
更新日2023年01月28日 18:34
文字数
1352文字(約 4分31秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
僕の彼女は学園の王子様で、当然バレンタインデーには女の子達から追い回されるので去年は登校しないくらいだった。だが今年は恋人の僕にチョコを渡すため休むわけにはいかなかったようで…
台本の使用と改変についてはご自由にどうぞ!
使用の際はお手数おかけしますがご一報(DMやメンションなど)いただけるととても助かります!
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本編
お、来たね。こっちだよ、こっち。
悪いね。屋上まで呼び出したりして。
今日はちょっと都合が悪くてね…
って流石に気づいてるよね。
そう。学校中の女の子達がボクにバレンタインの贈り物を渡そうとしてくるんだ。
どうにか避けようとしてチョコは苦手なんだって言ってみたら、余計に凝った手作りのお菓子とか、長々とした手紙だとか、とにかく面倒になってしまって…
逃げてきちゃった…あはは…
凄いよね。昼休みになってから皆ずっとボクを探して走り回ってる。なんだか申し訳ないな。
ほんとは去年みたいに学校サボっちゃおうかな〜とも思ったんだけど…今年は君がいるからね…
うん…そう。やっぱり付き合ってるからにはさ、こういうお約束?的なの?ちゃんとやっておくべきかなーと思いまして…
はい…どうぞ。ボクの気持ち。受け取ってほしいな。
こういうの、いつも貰うばっかりで作るのは初めてだったから、ちょっと…いやかなり不格好なものになっちゃったけど、頑張って作ったんだ。
その、どう…かな?
嬉しい?ほんとに?
良かった〜。
チョコも満足に作れないダメ女とか思われちゃったらどうしようって気が気じゃなかったんだ。
もちろん、君はそういうこと絶対言わないってこともわかってるけどね。
でもそれくらいドキドキした。
好きな人のためにチョコを作るってことが、こんなに不安で、幸せなことだとは思わなかった。
そうだよ。幸せだった。
君が喜んでくれる顔を想像したり、ボクが作ったものを君が食べてくれるって考えると、心臓が痛いくらいに落ち着かなくて。
…そのせいでいっぱい失敗しちゃったんだけどね。
そうかな…?かわいい、かな?
なんかかわいいとか君からしか言われないから恥ずかしいな。
君ってほんとにボクのこと、普通の女の子として見てくれてるんだね。
ううん、当たり前じゃないよ。
皆ボクのこと外見だけ見て、カッコいいとか、好きとか言ってくるんだ。
君は特別。ちゃんと中身を見てくれる。
だから好きなんだ。
もちろん、君の良いところはそれだけなんかじゃないけどね。
ね、もっとかわいいって言って?
いいじゃん、チョコあげたでしょ?
お返しを要求します。一月後のやつとは別で。
お〜。もう一回。
んふ〜もう一回!
あー!(裏返る)嬉し恥ずかしすぎてとろけちゃいそう〜!うぇへへ…ひひ…。
ん?"他の女の子達がみたら夢が壊れそうな顔してる"?
いいよ別に。勝手に夢見た人たちが悪いんですー。
というかもういっそのことボクたちの関係公表しちゃおうよ。
これまでは君に迷惑かかるかもって思って内緒にしてたけど、こんなふうにいちいち隠れなきゃいけないの、ボクもう我慢できないよ。
もっと一緒にいたいし、手を繋いで帰りたいし、もっともっと君にかわいいって言ってほしいんだ。
君はどう?ボクとそういうこと、したくない?
だよね。
じゃあさっそく今日……あ〜…さすがに今日は無理か。
女の子達がいなくなったボクを血眼になって探してるなかでそんなの公表しちゃったら、君大変なことになっちゃうだろうしね。
ん〜悩ましいな。今日はこの大好きな気持ちを抑えたまま帰らないといけないのか…
…もう一個だけお返し要求してもいい?
ぎゅってして。長いやつ。
ぎゅうう。
うん。幸せ。
このままチャイム鳴るまで抱き合ってようよ。
とりあえず今日のところはそれで我慢する。
(耳元で吐息を感じながらフェードアウト)
悪いね。屋上まで呼び出したりして。
今日はちょっと都合が悪くてね…
って流石に気づいてるよね。
そう。学校中の女の子達がボクにバレンタインの贈り物を渡そうとしてくるんだ。
どうにか避けようとしてチョコは苦手なんだって言ってみたら、余計に凝った手作りのお菓子とか、長々とした手紙だとか、とにかく面倒になってしまって…
逃げてきちゃった…あはは…
凄いよね。昼休みになってから皆ずっとボクを探して走り回ってる。なんだか申し訳ないな。
ほんとは去年みたいに学校サボっちゃおうかな〜とも思ったんだけど…今年は君がいるからね…
うん…そう。やっぱり付き合ってるからにはさ、こういうお約束?的なの?ちゃんとやっておくべきかなーと思いまして…
はい…どうぞ。ボクの気持ち。受け取ってほしいな。
こういうの、いつも貰うばっかりで作るのは初めてだったから、ちょっと…いやかなり不格好なものになっちゃったけど、頑張って作ったんだ。
その、どう…かな?
嬉しい?ほんとに?
良かった〜。
チョコも満足に作れないダメ女とか思われちゃったらどうしようって気が気じゃなかったんだ。
もちろん、君はそういうこと絶対言わないってこともわかってるけどね。
でもそれくらいドキドキした。
好きな人のためにチョコを作るってことが、こんなに不安で、幸せなことだとは思わなかった。
そうだよ。幸せだった。
君が喜んでくれる顔を想像したり、ボクが作ったものを君が食べてくれるって考えると、心臓が痛いくらいに落ち着かなくて。
…そのせいでいっぱい失敗しちゃったんだけどね。
そうかな…?かわいい、かな?
なんかかわいいとか君からしか言われないから恥ずかしいな。
君ってほんとにボクのこと、普通の女の子として見てくれてるんだね。
ううん、当たり前じゃないよ。
皆ボクのこと外見だけ見て、カッコいいとか、好きとか言ってくるんだ。
君は特別。ちゃんと中身を見てくれる。
だから好きなんだ。
もちろん、君の良いところはそれだけなんかじゃないけどね。
ね、もっとかわいいって言って?
いいじゃん、チョコあげたでしょ?
お返しを要求します。一月後のやつとは別で。
お〜。もう一回。
んふ〜もう一回!
あー!(裏返る)嬉し恥ずかしすぎてとろけちゃいそう〜!うぇへへ…ひひ…。
ん?"他の女の子達がみたら夢が壊れそうな顔してる"?
いいよ別に。勝手に夢見た人たちが悪いんですー。
というかもういっそのことボクたちの関係公表しちゃおうよ。
これまでは君に迷惑かかるかもって思って内緒にしてたけど、こんなふうにいちいち隠れなきゃいけないの、ボクもう我慢できないよ。
もっと一緒にいたいし、手を繋いで帰りたいし、もっともっと君にかわいいって言ってほしいんだ。
君はどう?ボクとそういうこと、したくない?
だよね。
じゃあさっそく今日……あ〜…さすがに今日は無理か。
女の子達がいなくなったボクを血眼になって探してるなかでそんなの公表しちゃったら、君大変なことになっちゃうだろうしね。
ん〜悩ましいな。今日はこの大好きな気持ちを抑えたまま帰らないといけないのか…
…もう一個だけお返し要求してもいい?
ぎゅってして。長いやつ。
ぎゅうう。
うん。幸せ。
このままチャイム鳴るまで抱き合ってようよ。
とりあえず今日のところはそれで我慢する。
(耳元で吐息を感じながらフェードアウト)
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ライター情報
pixiv,twitterで活動しているフリー台本師です。得意な系統はストーリー性のあるタイプの台本です。よろしくお願いします。
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