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公開日2023年06月26日 22:04
更新日2023年06月26日 22:04
文字数
1600文字(約 5分20秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
吸血鬼の令嬢
視聴者役柄
人間の令息
場所
某所
あらすじ
魔界住みの貴方には、幼馴染で許嫁の吸血鬼の令嬢がいた。貴方は自分より遥かに有能な彼女に引け目を感じ、婚約解消も視野に入れていた。しかし、そのことを伝えると、彼女は何故か怒り出してしまって…?
本編
…何?わたし、見ての通り忙しいのだけれど。
えぇ。これでも貴族の娘だから。もっと勉強して、立派な貴族として振る舞えるよう、努力しなきゃいけないのよ。
まぁ、貴方のようなお気楽人間にはわからないでしょうけど。
…?何よ、急に…わたしの好きな男のタイプなんて、今はどうでもいいでしょう?
しつこいわね…いいわ、そこまで言うなら、教えてあげる。
わたしの好きな男は、強くて勇敢なタイプよ。
えぇ。仮にもわたしは貴族の娘。それにふさわしい男を好むのは当然でしょう?
いえ…それとこれとは話が別よ。
貴方と将来結婚するのは親が決めたことだから。わたしが異論を挟む余地はないわ。
だから…!納得してるも何も、貴方との結婚は決定事項なの!わたしはただそれに従うだけ!分かったら、これ以上勉強の邪魔しないで!
…まだ何かあるの?今日の貴方はずいぶんお喋りね。
…は?婚約解消?何言ってるの?そんなの無理に決まってるじゃない。
えぇ。さっきから何度も言ってるけど、貴方とわたしの結婚は決定事項なの。
貴方がわたしにふさわしいとかふさわしくないとか、そんなの関係ない。決められたことは、きちんと守るべきだわ。
えぇ。たしかにわたしたちの結婚は、互いの親が酒の席で勝手に決めたことよ。
けれど、酒の席とはいえ、約束は約束。遵守するのは、貴族として当然でしょう?
…分からない人ね、貴方も。わたしの気持ちがどうとか、そもそも貴方には関係ない話よね?
知ったふうな口を聞くのはいい加減やめて。すごく耳障りだから。
えぇ、たしかにさっきはそう言ったわ。強くて勇敢な男が好きだって。
でもそれが何?わたしと貴方との結婚には関係のない話でしょう?
ふぅん…さっきから話が噛み合わないと思ったら、そういうこと…
つまり、貴方はわたしが自分の好みの男と結婚すべきだと、そう言ってるのね?
あぁ、やっと得心がいった。貴方、わたしと幼少期の頃から付き合ってて、そんなことも分からないのね。
(押し倒す)
弱っちいわね…貴方も貴族の息子なら、きちんと身体を鍛えなさい。女のわたしに負けるなんて、恥晒し以外の何ものでもないわ。
そうね。仕方ないわね。貴方は人間で、わたしは吸血鬼。貴方がいくら鍛えたところで、わたしには敵いっこない。そもそも、種族としての力のベースが違うんだもの。
えぇ、分かっててそう言ったわ。けどせめて、指一本動かせるぐらいには、抵抗できるようになりなさい?
言っておくけれど、わたし、貴方のことは強くて勇敢な男だと思っているわ。
いいえ。肉体的な強さじゃなくて、精神的な意味での強さよ。
だって…貴方はこうしてわたしと対等に話し合えているじゃない。
人間はすぐに吸血鬼を恐れ、畏怖するけど、貴方はそうじゃない。こうしてわたしと真っ直ぐ向き合って話をしてくれる。だから、強くて勇敢だと言ったのよ。
やっと理解した?鈍い恋人を持つと苦労するわね。
はぁ?わたしが分かりにくい?バカ言わないで。きちんと好きなタイプは貴方って、伝えたでしょう?
何?口ごたえする気?貴方の分際で…
生意気なのはこの口かしら?ンッ…
(ベロキス)
そういえばわたし、少し…いいえ、かなり怒っているの。
えぇ。どこぞの許嫁くんが「俺は君にふさわしい男じゃないから婚約を解消してくれないか?」とかなんとか、ふざけたことをのたまわったから。
わたし、貴方のそういうところは嫌い。
自分で自分を卑下する貴方のような男を見てると正直、虫唾が走るわ。
貴方はわたしが見込んだ男なのよ?そういう卑しい言動は今後は控えてほしいものね。
そ。頭で分かったんなら、身体でも分かってもらいましょうか。
当たり前でしょ?貴方みたいなどうしようもないおバカさんには、身体でわからせなくちゃ、どうしようもないじゃない。
ちょうど小腹も空いてたし、おやつとして貴方の血をもらいましょうか。
もちろん、その後は食後の運動。当然、わたしが上で、貴方が下。
結婚までに少しでもいい男になってちょうだいね。許嫁くん?
えぇ。これでも貴族の娘だから。もっと勉強して、立派な貴族として振る舞えるよう、努力しなきゃいけないのよ。
まぁ、貴方のようなお気楽人間にはわからないでしょうけど。
…?何よ、急に…わたしの好きな男のタイプなんて、今はどうでもいいでしょう?
しつこいわね…いいわ、そこまで言うなら、教えてあげる。
わたしの好きな男は、強くて勇敢なタイプよ。
えぇ。仮にもわたしは貴族の娘。それにふさわしい男を好むのは当然でしょう?
いえ…それとこれとは話が別よ。
貴方と将来結婚するのは親が決めたことだから。わたしが異論を挟む余地はないわ。
だから…!納得してるも何も、貴方との結婚は決定事項なの!わたしはただそれに従うだけ!分かったら、これ以上勉強の邪魔しないで!
…まだ何かあるの?今日の貴方はずいぶんお喋りね。
…は?婚約解消?何言ってるの?そんなの無理に決まってるじゃない。
えぇ。さっきから何度も言ってるけど、貴方とわたしの結婚は決定事項なの。
貴方がわたしにふさわしいとかふさわしくないとか、そんなの関係ない。決められたことは、きちんと守るべきだわ。
えぇ。たしかにわたしたちの結婚は、互いの親が酒の席で勝手に決めたことよ。
けれど、酒の席とはいえ、約束は約束。遵守するのは、貴族として当然でしょう?
…分からない人ね、貴方も。わたしの気持ちがどうとか、そもそも貴方には関係ない話よね?
知ったふうな口を聞くのはいい加減やめて。すごく耳障りだから。
えぇ、たしかにさっきはそう言ったわ。強くて勇敢な男が好きだって。
でもそれが何?わたしと貴方との結婚には関係のない話でしょう?
ふぅん…さっきから話が噛み合わないと思ったら、そういうこと…
つまり、貴方はわたしが自分の好みの男と結婚すべきだと、そう言ってるのね?
あぁ、やっと得心がいった。貴方、わたしと幼少期の頃から付き合ってて、そんなことも分からないのね。
(押し倒す)
弱っちいわね…貴方も貴族の息子なら、きちんと身体を鍛えなさい。女のわたしに負けるなんて、恥晒し以外の何ものでもないわ。
そうね。仕方ないわね。貴方は人間で、わたしは吸血鬼。貴方がいくら鍛えたところで、わたしには敵いっこない。そもそも、種族としての力のベースが違うんだもの。
えぇ、分かっててそう言ったわ。けどせめて、指一本動かせるぐらいには、抵抗できるようになりなさい?
言っておくけれど、わたし、貴方のことは強くて勇敢な男だと思っているわ。
いいえ。肉体的な強さじゃなくて、精神的な意味での強さよ。
だって…貴方はこうしてわたしと対等に話し合えているじゃない。
人間はすぐに吸血鬼を恐れ、畏怖するけど、貴方はそうじゃない。こうしてわたしと真っ直ぐ向き合って話をしてくれる。だから、強くて勇敢だと言ったのよ。
やっと理解した?鈍い恋人を持つと苦労するわね。
はぁ?わたしが分かりにくい?バカ言わないで。きちんと好きなタイプは貴方って、伝えたでしょう?
何?口ごたえする気?貴方の分際で…
生意気なのはこの口かしら?ンッ…
(ベロキス)
そういえばわたし、少し…いいえ、かなり怒っているの。
えぇ。どこぞの許嫁くんが「俺は君にふさわしい男じゃないから婚約を解消してくれないか?」とかなんとか、ふざけたことをのたまわったから。
わたし、貴方のそういうところは嫌い。
自分で自分を卑下する貴方のような男を見てると正直、虫唾が走るわ。
貴方はわたしが見込んだ男なのよ?そういう卑しい言動は今後は控えてほしいものね。
そ。頭で分かったんなら、身体でも分かってもらいましょうか。
当たり前でしょ?貴方みたいなどうしようもないおバカさんには、身体でわからせなくちゃ、どうしようもないじゃない。
ちょうど小腹も空いてたし、おやつとして貴方の血をもらいましょうか。
もちろん、その後は食後の運動。当然、わたしが上で、貴方が下。
結婚までに少しでもいい男になってちょうだいね。許嫁くん?
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