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【甘々】歳上彼女はあなたがとても大切なようです
written by 弐橋 葉
  • ラブラブ
  • 甘々
  • カップル
  • 恋人同士
  • 先輩
  • OL
  • 甘やかし
公開日2024年01月03日 12:57 更新日2024年01月03日 13:59
文字数
968文字(約 3分14秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
歳上彼女
視聴者役柄
歳下彼氏
場所
指定なし
あらすじ
あなたと現在お付き合いしている恋人はあなたより少し歳上。
デキる女のように思われていて包容力のある彼女に甘やかしてもらいましょう。

あなた自身も気付いていない魅力を、彼女はきちんと見つけてくれています。

人の良いところを見つけるのが上手い同士のカップルです。
会社員でも学生でもいけると思います。
口調や一人称、二人称の改変などご自由にどうぞ。
歳下彼氏をリスペクトする歳上彼女を楽しく演じて頂けたら幸いです。
本編
もー、遅くなりそうだからごめんって連絡したでしょ?

拗ねない拗ねない、よしよし……ごめんごめんって。

全く、キミってば本当に甘えん坊さんなんだから。

……なんでむすっとするの?

私に構って欲しいのに帰りが遅いから拗ねてたんじゃないの?


……確かに、私の方が歳上だからいろいろ焦る気持ちがあるんだろうなってことは想像できるよ。

なんか……なにかとデキる女扱いされてるし。

やれることやってるだけなのに。

そんな私に釣り合わないかもって不安なことも、分かってるよ。


でも、私はちゃーんとキミのかっこいいところも知ってるんだから、ね?

こうやって甘えん坊さんなところだって、私にしか見せないでしょ?

私だって……キミにしか見せたことないもの、あるんだから。


覚えてる?

初めて家に遊びに来てくれたとき、玄関にクモがいたの。

私は虫が苦手だからフリーズしちゃって……どうしようって思ってたら、キミがサッとクモをつまんで逃してくれたよね。

『クモは害虫を食べてくれるし、神様の使いとも言われてるから潰しちゃダメなんだ』って笑ってたの、よく覚えてる。

あの時のクモも、キミに感謝してると思うよ。


……まだあるよ?

いつかのデートで、小さい子……迷子かな。

泣いてる子がいた時、キミは迷わず駆け寄って声をかけたよね。

さっとしゃがんで目線を合わせて、『どうしたの?』って優しく笑いかけてた。

そういう行動をとっさに取れるのってすごいと思うの。

『妹がいるから』ってあの時は話してたけど、私だって弟がいるのにあんな対応すぐには出来なかった。

カッコよかったよ。


お母さんを見つけた時、私までお礼言われたけど何もしてないのになぁって思ったもん。

……え、一緒に探してくれた?

……ふふ、そうだね。ありがとう。

そうやって気遣いが出来るところが、キミの良いところだよ。

だから私も甘えて欲しいなって思うし、疲れた時は癒してあげたいって思ってる。

今日は帰りが遅くなっちゃったから、予想以上の甘えん坊さんにびっくりしてますが。


……でも、こうして無防備に甘えてくれるところも、男らしく私をリードしてくれるところも、どっちもキミだから。

どっちのキミも、私にとっては魅力的なの。

可愛いキミもかっこいいキミも、私の好きなキミ。

誰かのためにいつも頑張るキミを支えたいし、甘えたい時はぎゅってしてあげたいんだ。

だから、今日は……たーっくさん、好きなだけ、ぎゅうってして……いいよ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【甘々】歳上彼女はあなたがとても大切なようです
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
弐橋 葉
ライター情報
イラストレーター、ボイスコとして活動中です。
文章を書くのも好きなので合間合間に台本も投稿していきたいと思います。
pixivにも台本をマルチしていますがこちらのほうが早いです。

何か琴線に触れたものがあればお気軽に演じてくださいませ。
使用報告も不要、口調や固有名詞の改変についても良識の範囲でいくらでもどうぞ。
楽しく使って頂くためでしたら如何様にもしてください。
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