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公開日2024年01月19日 06:28
更新日2024年01月19日 06:28
文字数
1995文字(約 6分39秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
妻
視聴者役柄
夫
場所
自邸
あらすじ
国一番の調伏師と名高い男には、九尾の狐である妻がいた。仕事を終えて、屋敷へ帰ると、いつも彼女が料理と酒を用意して出迎えてくれる。そんな良妻賢母な、彼女との日常の一幕。
本編
旦那様…お勤め、ご苦労じゃったな。食事と酒の用意は出来ておる。こちらへ来るがよい。
(夫を食卓へと連れていく)
うむ、召し上がってよいぞ。おかわりもあるからな。
あぁ、存分に味わうといい。ほれ、お酌もしてやるぞ…
(時折酒を注ぎながら話す)
にしても旦那様…最近はずいぶんお忙しいようじゃな。やはり、調伏師としてのお仕事は減らんのか?
そうか…悪しき物の怪はそこらにたくさんおるか…旦那様の手をここまで煩わせる者どもは、この儂が残らず滅ぼしてやった方が…
む…旦那様はイケズじゃ。儂とて旦那様の力になりたいというに…
むぅ…儂に優しくしてくれるのは嬉しいが、儂は旦那様の御身が心配じゃ…いつか過労で倒れてしまうのではと思うと不安でな…もしもそんなことがあったら、儂は…
そ、そうか…いざとなったら、頼ってくれるんじゃな…約束じゃぞ?
うむ…白飯のおかわりは儂がよそってやろう。茶碗をこちらへ…
酒も儂が注いでやるから…器、寄越すのじゃ。
(食事を終える)
うむ…お粗末様じゃ。満足したか?
ふふ、そうかそうか…儂も精魂込めて作った食事をすべて平らげてくれて嬉しい。
…膝枕?構わんぞ。ほれ、こちらの座敷に移動して、儂の膝に頭を乗せい。
(膝枕する)
ふふ…旦那様は甘えん坊じゃな。普段は凛々しくて、格好いい旦那様じゃのに…
…いいや。儂は甘えん坊な旦那様も大好きじゃ。儂だけに見せてくれる、その可愛いお顔が好きじゃ。愛しておる。
ふふ…照れずともよいではないか。儂は思ったことを言ったまでじゃ。
うむ…何じゃ?儂にして欲しいことがあれば、何でも言うてみい。儂は旦那様の妻なのじゃからな…
…耳かきか。よかろう、この儂に任せておけ。
大丈夫じゃ。旦那様ならそう言うと思うて、耳かき棒を事前に懐に忍ばせておいた。旦那様のことなら、何でもお見通しじゃ。
では、始めていくぞ…そのままジッとしておれ…
(耳かき)
ふふ…始めたばかりじゃというのに、もう目がとろ〜んとしてきおる…愛い奴じゃ…ほぅれ、カリッ、カリッと…
…あぁ、覚えておるぞ。儂と旦那様との、初めての出逢い…ちょうどこんな月夜じゃったなぁ、懐かしい…
そうじゃったな…国一番の調伏師である旦那様に文字通り、調伏させられたんじゃったな。九尾になって、慢心しておった儂の心をベッキベキにへし折ってくれたのが旦那様じゃ…
ちょ、それは思い出すでない…!そこまでボロ泣きした覚えはないぞ…⁉︎
むぅ…旦那様は意地悪じゃ。酔いが回るとすぐそういうことを口走る…
…別に拗ねてなどおらん。ただ、旦那様が少しばかり意地悪だと言うただけじゃ。
じゃが…その後が面白かったのう。旦那様が、敗北して膝をついている儂の前に土下座して、求婚してきて…旦那様の周りのお仲間も大口を開けてポカーンとして…あれでは、どちらが敗者か分からんわ。
ふふ…じゃろう?ほんに、懐かしい思い出じゃ…屈服させるべき敵を屈服させてから、自らが膝を折るとは…旦那様はあの頃から面白いお方じゃて…
おっと…耳かきのやりすぎには気をつけねばならんな。話に夢中で、手が際限なく動いてしもうたわ。
ついでに梵天もやっていくか…コショコショって、していくぞ…
(梵天)
ふふ…気持ちよさそうで何より。くすぐったそうに目を細める旦那様のお顔、儂は大好きじゃ。
うむ…もっと、もーっと儂に身を預けてよいのじゃからな…儂はいつでもこの屋敷で、旦那様のお世話をする所存じゃ…こんな感じで、な?
(耳吹き)
ふふ♪ わずかばかり、身体を震えさせおって…そういう反応が、儂的には堪らんのじゃが。
…さ、反対の耳もお掃除していこうか。ほれ、身体の向きを変えるがよい。ゴローン…
(身体の向きを変えさせる)
では、こちらもカリカリってしていこう…耳かき棒をお耳の中に入れていくぞ…
(耳かき)
カリカリ…カリカリ…カリカリ…カリカリ…
(オノマトペの回数は演者様にお任せします)
む?なんじゃ、藪から棒に…
…言ったであろう?儂は旦那様の妻じゃと。愛すべき旦那様に尽くすのは妻として当然。今さら礼を言われるまでもないわ。
じゃが…その言葉は有り難く受け取っておこう。旦那様の気持ちは十分、この儂に伝わったぞ…
ははは…そうじゃな。儂は旦那様に屈し、旦那様は儂に溶かされた…お互いが惚れておるのじゃから、お互いが敗者じゃ。惚れた弱みというやつよ。
これから先、もっとお互いのことを好きになっていこうではないか…愛するという気持ちに上限はないのじゃからな。
(しばらく黙って耳かき)
さ、お次は梵天じゃ…旦那様が完全に眠ってしまうまでに、少しでも梵天の感触を堪能してもらわならば…
(梵天)
こしょ、こしょ…こしょ、こしょ…
(オノマトペの回数は演者様にお任せします)
のぅ、旦那様…もしも、もしもこの儂に子種をくれるというなら、儂はそれでも……旦那様?
むぅ…寝てしまったか。仮にも乙女が己の思いの丈をぶつけようとしている時に…
(梵天を終え、耳吹き)
うむ…ピクリとも反応せなんだ。完全に夢の中というわけじゃな…
(頭を撫でる)
良い撫で心地じゃ…旦那様の髪は。普段からきちんと手入れしているだけはある。
おやすみじゃ、旦那様…この儂が、ずっとそばにおるからな。
(夫を食卓へと連れていく)
うむ、召し上がってよいぞ。おかわりもあるからな。
あぁ、存分に味わうといい。ほれ、お酌もしてやるぞ…
(時折酒を注ぎながら話す)
にしても旦那様…最近はずいぶんお忙しいようじゃな。やはり、調伏師としてのお仕事は減らんのか?
そうか…悪しき物の怪はそこらにたくさんおるか…旦那様の手をここまで煩わせる者どもは、この儂が残らず滅ぼしてやった方が…
む…旦那様はイケズじゃ。儂とて旦那様の力になりたいというに…
むぅ…儂に優しくしてくれるのは嬉しいが、儂は旦那様の御身が心配じゃ…いつか過労で倒れてしまうのではと思うと不安でな…もしもそんなことがあったら、儂は…
そ、そうか…いざとなったら、頼ってくれるんじゃな…約束じゃぞ?
うむ…白飯のおかわりは儂がよそってやろう。茶碗をこちらへ…
酒も儂が注いでやるから…器、寄越すのじゃ。
(食事を終える)
うむ…お粗末様じゃ。満足したか?
ふふ、そうかそうか…儂も精魂込めて作った食事をすべて平らげてくれて嬉しい。
…膝枕?構わんぞ。ほれ、こちらの座敷に移動して、儂の膝に頭を乗せい。
(膝枕する)
ふふ…旦那様は甘えん坊じゃな。普段は凛々しくて、格好いい旦那様じゃのに…
…いいや。儂は甘えん坊な旦那様も大好きじゃ。儂だけに見せてくれる、その可愛いお顔が好きじゃ。愛しておる。
ふふ…照れずともよいではないか。儂は思ったことを言ったまでじゃ。
うむ…何じゃ?儂にして欲しいことがあれば、何でも言うてみい。儂は旦那様の妻なのじゃからな…
…耳かきか。よかろう、この儂に任せておけ。
大丈夫じゃ。旦那様ならそう言うと思うて、耳かき棒を事前に懐に忍ばせておいた。旦那様のことなら、何でもお見通しじゃ。
では、始めていくぞ…そのままジッとしておれ…
(耳かき)
ふふ…始めたばかりじゃというのに、もう目がとろ〜んとしてきおる…愛い奴じゃ…ほぅれ、カリッ、カリッと…
…あぁ、覚えておるぞ。儂と旦那様との、初めての出逢い…ちょうどこんな月夜じゃったなぁ、懐かしい…
そうじゃったな…国一番の調伏師である旦那様に文字通り、調伏させられたんじゃったな。九尾になって、慢心しておった儂の心をベッキベキにへし折ってくれたのが旦那様じゃ…
ちょ、それは思い出すでない…!そこまでボロ泣きした覚えはないぞ…⁉︎
むぅ…旦那様は意地悪じゃ。酔いが回るとすぐそういうことを口走る…
…別に拗ねてなどおらん。ただ、旦那様が少しばかり意地悪だと言うただけじゃ。
じゃが…その後が面白かったのう。旦那様が、敗北して膝をついている儂の前に土下座して、求婚してきて…旦那様の周りのお仲間も大口を開けてポカーンとして…あれでは、どちらが敗者か分からんわ。
ふふ…じゃろう?ほんに、懐かしい思い出じゃ…屈服させるべき敵を屈服させてから、自らが膝を折るとは…旦那様はあの頃から面白いお方じゃて…
おっと…耳かきのやりすぎには気をつけねばならんな。話に夢中で、手が際限なく動いてしもうたわ。
ついでに梵天もやっていくか…コショコショって、していくぞ…
(梵天)
ふふ…気持ちよさそうで何より。くすぐったそうに目を細める旦那様のお顔、儂は大好きじゃ。
うむ…もっと、もーっと儂に身を預けてよいのじゃからな…儂はいつでもこの屋敷で、旦那様のお世話をする所存じゃ…こんな感じで、な?
(耳吹き)
ふふ♪ わずかばかり、身体を震えさせおって…そういう反応が、儂的には堪らんのじゃが。
…さ、反対の耳もお掃除していこうか。ほれ、身体の向きを変えるがよい。ゴローン…
(身体の向きを変えさせる)
では、こちらもカリカリってしていこう…耳かき棒をお耳の中に入れていくぞ…
(耳かき)
カリカリ…カリカリ…カリカリ…カリカリ…
(オノマトペの回数は演者様にお任せします)
む?なんじゃ、藪から棒に…
…言ったであろう?儂は旦那様の妻じゃと。愛すべき旦那様に尽くすのは妻として当然。今さら礼を言われるまでもないわ。
じゃが…その言葉は有り難く受け取っておこう。旦那様の気持ちは十分、この儂に伝わったぞ…
ははは…そうじゃな。儂は旦那様に屈し、旦那様は儂に溶かされた…お互いが惚れておるのじゃから、お互いが敗者じゃ。惚れた弱みというやつよ。
これから先、もっとお互いのことを好きになっていこうではないか…愛するという気持ちに上限はないのじゃからな。
(しばらく黙って耳かき)
さ、お次は梵天じゃ…旦那様が完全に眠ってしまうまでに、少しでも梵天の感触を堪能してもらわならば…
(梵天)
こしょ、こしょ…こしょ、こしょ…
(オノマトペの回数は演者様にお任せします)
のぅ、旦那様…もしも、もしもこの儂に子種をくれるというなら、儂はそれでも……旦那様?
むぅ…寝てしまったか。仮にも乙女が己の思いの丈をぶつけようとしている時に…
(梵天を終え、耳吹き)
うむ…ピクリとも反応せなんだ。完全に夢の中というわけじゃな…
(頭を撫でる)
良い撫で心地じゃ…旦那様の髪は。普段からきちんと手入れしているだけはある。
おやすみじゃ、旦那様…この儂が、ずっとそばにおるからな。
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