貴方はママ活アプリで知り合った二人のお姉さんママに甘やかされていた。二人ともイケメンで、明らかに同性にモテるタイプなのだが、貴方を前にすると、母性本能がくすぐられるようで…？

A.ボクっ娘ママ
B.俺っ娘ママ


A.や、お待たせ。ごめんね？少し遅れちゃって…


A.ふふっ…相変わらず君は優しいな。将来はいいお婿さんになれそうだ。


A.あはは…冗談だよ、半分くらい。それじゃ、早速行こうか。ボクのルームメイトもご飯作って、待ってるからさ。


(彼を連れて、家へ帰る)


A.ただいま。坊っくんのこと、連れてきたよ。


B.おぅ、おかえり。坊っくんもよく来てくれたな。まぁ、飯でも食って、ゆっくりしてけよ。


(三人でそのまま家の中へ)


A.あ、今日のご飯はハヤシライスか。もしや坊っくんが来ると聞いて、急遽メニューを変更したな？


B.い、いいだろ、別に…坊っくんが一番好きなのがハヤシライスだって言うからさ…久しぶりに来てくれたんなら、やっぱ一番の好物振る舞ってやりたくなるじゃん…？


A.たしかに。ボクも俺ちゃんの立場ならそうしてるかな。さ、坊っくんは先に洗面所で手を洗っておいで。ボクはその間に部屋着に着替えてくるから。


B.んじゃ、オレはその間に飯を皿によそってくるか。各々、準備できたら、リビング集合な。


(全員で集まってリビングで食事)


B.な、どーよ？オレの作った飯、坊っくんの口に合ってる？


A.ふふっ…俺ちゃん、よかったね。これはボクも負けてられないな。今度、坊っくんのためにお菓子でも作るとしよう。坊っくんの大好きなチョコクッキーでも練習しようかな？


B.じゃあ、それの味見はオレがするぜ。坊っくんに食わせるんなら、まずはルームメイトのオレが味見しねえとなぁ？あ、別に食い意地張ってるわけじゃねえからな？


A.そうだね、お菓子の味見は俺ちゃんにお任せしようかな。坊っくんも楽しみにしてて。


B.…ん？お、もう飯食い終わった？おかわりなら、いくらでもあるぞ？


A.いいよ、じゃんじゃん食べて。俺ちゃんも、坊っくんがおかわりできるように、たくさん作ってるわけだし。ね？


B.そうそう。坊っくん、貧乏大学生なんだろ？ここにいる間は、食えるだけ食っとけー？今さらオレらに対する遠慮なんて、要らねーからさ。な？


(食事を終え、リビングでまったり過ごす)


B.はぁ～…食った食った。オレまでお腹いっぱいになっちった。坊っくんの食いっぷり見てっと、こっちの食欲まで増進されんなぁ…


A.ボクももう満腹だな…坊っくんと同じ食卓を囲むだけで、なんだか心まで満たされる気がするよ…今日は来てくれてありがとね。お礼に、ギューってしてあげる。ギュー…♡


B.あ、そんじゃあオレも。坊っくんのことは、二人で甘やかすって決めてっから。ほら、反対側寄越せよ…ギュー…♡


(ABが両側から抱きつく)


A.ねぇ…どうかな？ママ二人から同時に甘やかされてる気分は…


B.お、マジ？そりゃあ良かった。オレら、やっぱ相性最高だったんだな。ママ活アプリで試しに会ってみたら、めっちゃ意気投合してさぁ…オレらの甘やかしたい欲と、坊っくんの甘えたい欲がぴったり合致して、今の関係になったんだよな。


A.そうだね…年下の男の子を甘やかすことがこんなに気持ちいいなんて、思いもしなかった。どうやらボクらは、自分たちが思ってた以上に、母性を持て余してたみたいだ。


B.へへっ…んだよ、可愛いこと言いやがって…頭、なでなでしてやんぞ？うりうり〜♪


(Bが彼の頭を撫でる)


A.ふふっ…君は本当に甘え上手だなぁ。あまりママたちをキュンキュンさせるものじゃない。甘やかしに歯止めが効かなくなってしまうだろう？


B.へ〜、そうなのか。坊っくんと同世代の女の子には、ウケが良くねえんだ。まぁ、けど、別にいいんじゃね？坊っくんはオレらにさえ、甘やかされてればそれでいいんだからよ。


A.そうそう。甘えん坊な坊っくんの良さは、ボクたちさえ分かっていればいいんだから。他の女の子にどう思われるかなんて、全く気にしなくていいから、ね？


B.坊っくんのママはオレらだけだからさ…坊っくんの心の拠り所になれたらなって、いつも思ってっし。オレらにとっても、坊っくんは坊っくんだけだから、な？


A.坊っくんは遠慮なく、ママたちに甘えておいで？いつでも甘やかしてあげるからね…
B.坊っくんは遠慮なく、ママたちに甘えてきな？いつでも甘やかしてやるからよ…

・台本（ゆるボイ！）
【両手に華】イケメンなダブルママによる挟み撃ちの抱擁
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎