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公開日2024年05月23日 07:27
更新日2024年05月23日 07:27
文字数
1031文字(約 3分27秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
共工
視聴者役柄
不死身の男
場所
天界の宴会場
あらすじ
天帝の開いた宴会に出席した男は、宴もたけなわになったころ、一人の女神に声をかけられる。一瞬で彼女の正体を看破した男は、彼女を外に連れ出すことにして…?
本編
よ。宴会、楽しんでるかい?不死身のモテ男くんよ。
(彼の隣に座る)
ははっ、んな謙遜すんなって。天界で強力な守護獣を四人も従えてんだ。モテ男ってのはあながち間違いでもねえだろ?
お、そうだな。とりあえずは乾杯、だな。お疲れさん、乾杯。
(乾杯して酒をあおる)
ふぅ~…美味い酒は身に沁みるね~。流石、天帝様の慰労会でお出しされる酒はちげーや。
(再び酒をあおる)
ん~?んだよ、なんか言いたそうな顔してんな?言いたいことがあるならハッキリ言ってみろよ、な?
…あぁん?外ぉ?もう酔っちまったのか?まぁいいけどよ…
(彼に外に連れ出される)
んで?わざわざ二人で夜風に当たろうなんて、告白でもしてくれんのか?
…あ?なんでここにって、わりぃか?今日の宴会は神々の集いだろーがよ…水の神であるあたしが居ても不思議じゃねえだろ?
おいおい、悪神だなんて人聞きがわりいな…たしかにあたしは、気に入らねえ奴はぶっ潰す系の神だけどよぉ…お前のことは一目置いてんだぜ?
(杯を持っていない方の手で彼を抱き寄せる)
なぁ…もし、またあの時みたいに、あたしが地上で天変地異を起こしたら、あたしと戦ってくれるか?
待てよ…天帝様に報告するなんて野暮な真似すんじゃねえよ。今は二人きりで語り合ってんだからよ…
(彼が動けなくなるほどに、片腕で強く抱きしめる)
にしても…あたしのこと、よく気づいたな?変化の術で完璧に他の神に成りすましてきたってのに…一発で気付くとかやるじゃん。お前、やっぱあたしの仲間にならねえか?
そうかよ…ま、お前ならそう答えると思った。そう簡単に靡くタマじゃねえもんな?
けど忘れんなよ?あたしはお前のことをずーっと見てる…人間でありながら、神々の世界に溶け込んでるお前のことは、すっげー評価してるからよ。いつか、必ず迎えに行ってやる。
ははっ…!何?次やらかしたら、今度こそ本気で潰すって?やれるもんならやってみろよ…
(男が何らかの術をかけようとするのを、鋭く止める)
…よせ。『その術』はやめとけ。いくら不死身でも、それはタダじゃ済まねえぞ?
…馬鹿やろ。自分ごとあたしを葬ろうなんざ、自己犠牲が過ぎんだよ。お前にお熱の守護獣ちゃんたちが悲しむぜ?
(男から飛びのく)
よっ、と……んじゃ、もういい時間だし、あたしはここらでトンズラさせてもらうぜ。
ははっ、バーカ♪ 待てと言われて、待つ奴がどこにいんだよ。もう十分酒も飲んだし、今日はお開きだ。あばよ…
(立ち去ると見せかけて再度、不意に男のもとに近づく)
…また機会があったら、派手にドンパチしようぜ…?今度は余人を交えず、二人きりで…な?
(彼の隣に座る)
ははっ、んな謙遜すんなって。天界で強力な守護獣を四人も従えてんだ。モテ男ってのはあながち間違いでもねえだろ?
お、そうだな。とりあえずは乾杯、だな。お疲れさん、乾杯。
(乾杯して酒をあおる)
ふぅ~…美味い酒は身に沁みるね~。流石、天帝様の慰労会でお出しされる酒はちげーや。
(再び酒をあおる)
ん~?んだよ、なんか言いたそうな顔してんな?言いたいことがあるならハッキリ言ってみろよ、な?
…あぁん?外ぉ?もう酔っちまったのか?まぁいいけどよ…
(彼に外に連れ出される)
んで?わざわざ二人で夜風に当たろうなんて、告白でもしてくれんのか?
…あ?なんでここにって、わりぃか?今日の宴会は神々の集いだろーがよ…水の神であるあたしが居ても不思議じゃねえだろ?
おいおい、悪神だなんて人聞きがわりいな…たしかにあたしは、気に入らねえ奴はぶっ潰す系の神だけどよぉ…お前のことは一目置いてんだぜ?
(杯を持っていない方の手で彼を抱き寄せる)
なぁ…もし、またあの時みたいに、あたしが地上で天変地異を起こしたら、あたしと戦ってくれるか?
待てよ…天帝様に報告するなんて野暮な真似すんじゃねえよ。今は二人きりで語り合ってんだからよ…
(彼が動けなくなるほどに、片腕で強く抱きしめる)
にしても…あたしのこと、よく気づいたな?変化の術で完璧に他の神に成りすましてきたってのに…一発で気付くとかやるじゃん。お前、やっぱあたしの仲間にならねえか?
そうかよ…ま、お前ならそう答えると思った。そう簡単に靡くタマじゃねえもんな?
けど忘れんなよ?あたしはお前のことをずーっと見てる…人間でありながら、神々の世界に溶け込んでるお前のことは、すっげー評価してるからよ。いつか、必ず迎えに行ってやる。
ははっ…!何?次やらかしたら、今度こそ本気で潰すって?やれるもんならやってみろよ…
(男が何らかの術をかけようとするのを、鋭く止める)
…よせ。『その術』はやめとけ。いくら不死身でも、それはタダじゃ済まねえぞ?
…馬鹿やろ。自分ごとあたしを葬ろうなんざ、自己犠牲が過ぎんだよ。お前にお熱の守護獣ちゃんたちが悲しむぜ?
(男から飛びのく)
よっ、と……んじゃ、もういい時間だし、あたしはここらでトンズラさせてもらうぜ。
ははっ、バーカ♪ 待てと言われて、待つ奴がどこにいんだよ。もう十分酒も飲んだし、今日はお開きだ。あばよ…
(立ち去ると見せかけて再度、不意に男のもとに近づく)
…また機会があったら、派手にドンパチしようぜ…?今度は余人を交えず、二人きりで…な?
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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