おや…おやおやぁ？こんな時間に誰が来たかと思えば……貴女は？見たところ、人間の娘のようですが…


ほぅ… 週刊記者、とは…これまた風変わりな職業の方がいらしたものです。当教会への取材ですか？あるいは、わたしへの取材？


ふふ、かまいませんよ？わたしに答えられることなら、何でもお答えしますんで。


ふむ…そうですね。では、まずはわたし自身のことからお話しましょうか…


(壁ドン)


わたしはヴァンパイア…俗に言う吸血鬼、というやつです。今はこの教会で牧師を務めております。よろしくお願いします。


ふふ、どうしました？身体、震え上がっていますよ？わたしのこと、怖くなりました？


あぁ、そうですか…そこで強がるのは、週刊記者としての矜持(きょうじ)とやらでしょうか？とっても可愛らしいですねぇ…♡


(軽く首筋を舐める)


おや…♡ どうやら首筋が弱いようですね…♡ ひと舐めしただけでこの反応…♡ とってもいじめ甲斐がありそうです…♡


おっと…逃げようとしても無駄です。人間の小娘ごときの反応速度では、ねぇ？


(抱き寄せて、頭皮の匂いを嗅ぐ)


スーッ、ハーッ…ふふ、貴女の頭皮の匂い、悪くないですねぇ…♡ 人間の女性特有のシャンプーの香りがして、とても良きです…♡


あぁ、それで押しのけてるつもりですか？力が弱すぎて、まったく相手になりませんねぇ…


これだけか弱いとこれから先、生きていけるか心配になります…神のご加護も間に合わないかもしれません。そうなったら、わたしとしても少しばかりもったいない…このまま保護、してしまいましょうか？


くふふ…身体、これ以上にないくらい強張っていますねぇ。ほら、リラックスリラックス…


(身体を撫でる)


わたしのことを記事にするのは構いません。その代わり、取材の対価はいただきましょうか…貴女の血液という名の対価を、ね？


(吸血)


フゥ…黄金の血、とは程遠い味ですが…悪くない。貴女と巡り合わせてくれた主に感謝の祈りを捧げねばなりません。


えぇ。ヴァンパイアといえど、牧師ですから。天の主の存在はもちろん信じておりますよ？


ふふふ…内心では信じていなさそうとは、失礼ですね。わたしも敬虔な神の信徒として通っているというのに…


そんなことより…今は貴女を骨抜きにするのが先だ。次はどこを責めれば、貴女はわたしに靡いてくれるでしょうか？ここ、とか？


(耳舐め)


ヒトメスの耳は丸っこくて、いい…魔族の耳は大体尖っているから、舐めにくいんですよね…


ほぅ？牧師のくせに、とは？神に仕える者がこんな不埒なことをしてもいいのか、とでも言いたげですね…


…えぇ、特に問題はありません。我らが主は寛容なお方ですから。これくらいのエッチな行為は許されます。


ふふ…さぁ、反対の耳もシてあげましょうか。失礼しますね…


(耳舐め)


こちらの耳も同じく弱いようですね…わたしに耳を責められて、情けない姿を見せて…今、どのような気持ちか、率直にお聞かせください♡


はは…それはまぁ、そうでしょうね♡ 週刊記者として散々人の恥ずかしいところは取材してきたでしょうに…いざ自分が恥ずかしいところを見せるとなると、話は違うでしょう？


ですが、ご心配なく…貴女の今の姿は、わたしの脳内フォルダに保存しておきますので♡ 誰にも言いふらしたりしませんよ♡


ヴァンパイアは生き血を吸うだけが能ではないので…女性をイカせるテクだって、きちんと心得ております。


はい。牧師のくせに、です。ふしだらな牧師はお嫌いですか？


よろしい。では、これから当教会の懺悔室に参りましょう。吸血以上の快楽を教えて差し上げますので。


えぇ…他の女性には致しません。貴女にだけ特別、ですよ？

・台本（ゆるボイ！）
【人外×耳舐め】ドS系吸血牧師から求められた取材の対価
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎