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公開日2026年01月18日 16:24
更新日2026年01月18日 16:24
文字数
1313文字(約 4分23秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
妖怪の青年
視聴者役柄
人間の女性
場所
某所
あらすじ
夢か現実か…貴女は今、自分がどちらにいるのか、わからなくなっていた。そんな時、貴女の悪夢を喰らうという青年が現れて…?
※1 ナイトメア症候群…過去のトラウマを元に引き起こされた悪夢を見る障害。これに罹った人間は、毎晩悪夢にうなされ、日に日に衰弱していく。完全な治療法は未だ確立されていない。
※2 獏…夢を喰らう腹ペコ妖怪。悪夢だけでなく、希望や願望まで喰らってしまうため、この妖怪に狙われた者は一種の虚無感に襲われ、最終的には、獏そのものに依存してしまうという。
※1 ナイトメア症候群…過去のトラウマを元に引き起こされた悪夢を見る障害。これに罹った人間は、毎晩悪夢にうなされ、日に日に衰弱していく。完全な治療法は未だ確立されていない。
※2 獏…夢を喰らう腹ペコ妖怪。悪夢だけでなく、希望や願望まで喰らってしまうため、この妖怪に狙われた者は一種の虚無感に襲われ、最終的には、獏そのものに依存してしまうという。
本編
や。ごきげんよう、お嬢さん。いい夢、見れてるかい?
ふふ、そう警戒しないで。取って食べたりはしないよ。
あぁ、そうだね。実際に食べてるのは君の夢だったね。なかなかに美味で最高だよ。
まぁね。君の夢は、例えて言うなら、最高級のディナーといったところかな?
本当だよ。美味しいからね、君の夢…いや、悪夢というべきか。
うん、知ってる。『ナイトメア症候群』でしょ?
過去のトラウマが悪夢として発症する、そんな病気。現代医療では、完全治癒は不可能な病い。
けど僕なら唯一、それに対抗できる…夢そのものを食べる僕なら、ね?
副作用があるでしょって…あれを副作用と呼ぶにはちょっと無理があると思うな。
だって…僕のことを好きになってくれるだけでしょ?それなら問題ないかなって。
…依存、ね。それのどこがいけないの?僕にはわからないなぁ。
だってさ、依存も立派な感情の一つなわけでしょ?それを無理に抑える必要はないと思うけどな。
日に日に増してるのはしょうがないよ…だって毎日食べてるからね、君の悪夢。
その証拠に…最近は良い夢ばかり見れてるでしょ?
まだ君のトラウマとなってる根源にはたどり着いていないけど…いつか必ず、食べ尽くしてあげるから。
…さぁ?本当に全部食べ尽くしたら、どうなるんだろうね?
とりあえず、ナイトメア症候群は完治するのは確実。これだけは保証するよ。
その代わり…僕に完全に惚れて、僕無しじゃ生きていけなくなってしまう、とかかな。
いいじゃん、別に…悪夢を見なくなる代償が、僕に惚れてしまうことだけなんだからさ。むしろお釣りが来るレベルじゃない?
あはは…そうなの?お嬢さんは僕のこと、嫌い?
それは残念…でも僕は君のこと、好きだよ。
(壁ドン)
こうしてさ、壁際まで追い込まれたら、逃げられないでしょ?
もぅ、そんなに嫌がらないでよ…僕だって傷つくよ?
(顎クイ)
綺麗な顔…僕ですら見惚れてしまうくらい、整った顔立ちしてる。
前にさ、君の悪夢にうなされる顔をよく見てみたんだけど…正直、悪くなかったよね。とても美しかった。
…無駄だよ?口先だけで拒否しても。
君の心も身体も、すでに僕を求めてしまってる。本能に抗うことは、どんな人間にだってできやしない。
そうだ…この際だから、種明かしをしてあげる。
僕は悪夢だけじゃなくて、人の希望や願望も貪り喰らう…だって悪夢だけじゃ物足りないから。
ふふ、そうそう♪ お嬢さん、いい線いってる♪
君が僕に依存してしまっているのは、悪夢を食べられた代償なんかじゃない…僕が、君の理想の男性像すら喰らっているから。
結果、君の中に残るのはある種の虚無感と、僕への屈折した依存心だけ。
でもそれはきっと悪いことじゃない…中途半端な理想を追い求めて、絶望することもなくなるしね。
…もういいでしょ?元カレくんのことはさ。
彼に裏切られた過去なんて、捨ててしまえばいい。それができないっていうなら、僕が過去ごと食べてあげる。
君の理想の男性も、それに限りなく近かった元カレくんももういない…悪夢は、終わりにしよ?
ほら、目を閉じて…いい加減、夢と現実との狭間を彷徨うのも疲れたでしょ?
今度こそ、君の悪夢の根源を突き止める…君を完全に堕とすまで、あと少しだ。
それじゃ、おやすみなさい…君の素敵な夢、今夜も僕に食べさせて?
ふふ、そう警戒しないで。取って食べたりはしないよ。
あぁ、そうだね。実際に食べてるのは君の夢だったね。なかなかに美味で最高だよ。
まぁね。君の夢は、例えて言うなら、最高級のディナーといったところかな?
本当だよ。美味しいからね、君の夢…いや、悪夢というべきか。
うん、知ってる。『ナイトメア症候群』でしょ?
過去のトラウマが悪夢として発症する、そんな病気。現代医療では、完全治癒は不可能な病い。
けど僕なら唯一、それに対抗できる…夢そのものを食べる僕なら、ね?
副作用があるでしょって…あれを副作用と呼ぶにはちょっと無理があると思うな。
だって…僕のことを好きになってくれるだけでしょ?それなら問題ないかなって。
…依存、ね。それのどこがいけないの?僕にはわからないなぁ。
だってさ、依存も立派な感情の一つなわけでしょ?それを無理に抑える必要はないと思うけどな。
日に日に増してるのはしょうがないよ…だって毎日食べてるからね、君の悪夢。
その証拠に…最近は良い夢ばかり見れてるでしょ?
まだ君のトラウマとなってる根源にはたどり着いていないけど…いつか必ず、食べ尽くしてあげるから。
…さぁ?本当に全部食べ尽くしたら、どうなるんだろうね?
とりあえず、ナイトメア症候群は完治するのは確実。これだけは保証するよ。
その代わり…僕に完全に惚れて、僕無しじゃ生きていけなくなってしまう、とかかな。
いいじゃん、別に…悪夢を見なくなる代償が、僕に惚れてしまうことだけなんだからさ。むしろお釣りが来るレベルじゃない?
あはは…そうなの?お嬢さんは僕のこと、嫌い?
それは残念…でも僕は君のこと、好きだよ。
(壁ドン)
こうしてさ、壁際まで追い込まれたら、逃げられないでしょ?
もぅ、そんなに嫌がらないでよ…僕だって傷つくよ?
(顎クイ)
綺麗な顔…僕ですら見惚れてしまうくらい、整った顔立ちしてる。
前にさ、君の悪夢にうなされる顔をよく見てみたんだけど…正直、悪くなかったよね。とても美しかった。
…無駄だよ?口先だけで拒否しても。
君の心も身体も、すでに僕を求めてしまってる。本能に抗うことは、どんな人間にだってできやしない。
そうだ…この際だから、種明かしをしてあげる。
僕は悪夢だけじゃなくて、人の希望や願望も貪り喰らう…だって悪夢だけじゃ物足りないから。
ふふ、そうそう♪ お嬢さん、いい線いってる♪
君が僕に依存してしまっているのは、悪夢を食べられた代償なんかじゃない…僕が、君の理想の男性像すら喰らっているから。
結果、君の中に残るのはある種の虚無感と、僕への屈折した依存心だけ。
でもそれはきっと悪いことじゃない…中途半端な理想を追い求めて、絶望することもなくなるしね。
…もういいでしょ?元カレくんのことはさ。
彼に裏切られた過去なんて、捨ててしまえばいい。それができないっていうなら、僕が過去ごと食べてあげる。
君の理想の男性も、それに限りなく近かった元カレくんももういない…悪夢は、終わりにしよ?
ほら、目を閉じて…いい加減、夢と現実との狭間を彷徨うのも疲れたでしょ?
今度こそ、君の悪夢の根源を突き止める…君を完全に堕とすまで、あと少しだ。
それじゃ、おやすみなさい…君の素敵な夢、今夜も僕に食べさせて?
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