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私だけのヒモになって
written by ねむりはり
  • ヤンデレ
  • お姫様
  • 幼なじみ
公開日2026年08月01日 20:48 更新日2026年08月01日 20:48
文字数
3114文字(約 10分23秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
お嬢様
視聴者役柄
幼馴染
場所
あらすじ
幼い頃からずっと想い続けてきた相手と、久しぶりの再会。

財閥の令嬢となった彼女は、長年胸に秘めてきた想いをついに打ち明ける。

「仕事も、お金も、住む場所も、全部私が用意する。だから、私の隣で生きてほしい」

それは一見、夢のようなプロポーズ。

しかし、その優しい言葉の裏では、彼がどこにも行けないように人生そのものが静かに整えられていた。

これは支配ではなく、愛。

束縛ではなく、幸せ。

そう信じる彼女は、彼を誰にも渡さないためなら、どんな手段もためらわない。

愛情と執着の境界が曖昧になった先で語られる、甘く狂おしい独占愛を描く、お嬢様ヤンデレシチュエーションボイス台本。
本編
■ 導入(目安:2分)

あら……来てくれたのね。
待っていたわ。

(少し間を置いて)

……ずっと、ずっと待っていたの。

(柔らかく、丁寧に)

ねえ、そこに立ってないで。
こっちに来て。私の隣に座ってほしいの。

(甘く、少し命令的に)

……お願い。

(微笑みながら、静かに)

私のことは……覚えてる?
昔の、幼馴染の。

(少しおかしそうに笑いながら)

ふふ……なに、その顔。
もちろん覚えてるわよね。
だって私、あなたのことを一度も忘れたことがないんだもの。

……ねえ、今日ここに呼んだのはね。
大事な話があるから。

(少し間を置いて)

……あなたに、お願いがあるの。

---

■ パート①「甘い提案」(目安:5分)

(上品に、丁寧に)

単刀直入に言うわね。
私と……結婚してほしいの。

( 相手の反応を楽しむように、少し微笑んで)

……そんなに驚かなくていい。
だって、ずっとこうなるって分かってたでしょう?

(穏やかに)

あなたと私は幼馴染。
あなたが六歳の時に初めて会って、
あなたが転んで泥だらけになった膝を、
私がハンカチで拭いてあげた。
覚えてる?

(少し懐かしそうに)

あなたは泣き虫で、
でも負けず嫌いで。
私の家に来るたびに、庭で転んで。
そのたびに私が助けて。

(少し甘く、独占欲が滲んで)

……ずっと、そうだった。
あなたを助けるのは、いつも私だった。

(柔らかく、説得するように)

ねえ。
今のあなたの生活、苦しいでしょう?
仕事もうまくいってないって、知ってるの。
……ええ、知ってる。
あなたのことは全部、ちゃんと調べてあるから。

( 少し笑って、悪びれずに)

怒らないで。
愛してる人のことを知りたいのは当然でしょう?

(丁寧に、ゆっくり提案するように)

だから、こうしましょう。
あなたは仕事を辞めていい。
お金のことは全部、私が用意する。
住む場所も。食べるものも。着るものも。
全部、全部、私が責任を持つ。

(穏やかに微笑みながら)

あなたはただ、私の隣にいてくれればいい。
それだけでいいの。

(少し間を置いて)

……贅沢でしょう?
世界で一番、楽な生き方よ。

ヒモになってほしいの。
私専属の、世界で一番大切なヒモに。

(くすくすと上品に笑って)

……ふふ、変な顔してる。
でも私は本気よ。
冗談を言う趣味はないの、ご存知でしょう?

---

■ パート②「愛情と執着の告白」(目安:6分)

……ねえ。
笑わないで聞いてほしいんだけど。

私ね。
あなたのことを、ずっと……本当にずっと、好きだったの。

(少し苦しそうに)

あなたが引っ越して、会えなくなった時も。
あなたが別の女の子と付き合ってた時も。
あなたが私のことを忘れていた間も。

……ずっと。

(静かに、感情をのせて)

私ね、あなたのことを考えない日が一日もなかった
朝起きたら、あなたのことを考える
夜眠る前も、あなたのことを考える
財閥の仕事をしながらも
会議の途中でも、
どこかで、いつも、あなたのことを考えてた

( 少し笑って、自嘲ぎみに)

……おかしいでしょ?
社長令嬢がこんな。
父に知られたら呆れられるわね。

(間を置いて)

でも、どうしようもないの。
あなたへの気持ちは、私の意志では止められなかった。

だからね
だから決めたの

あなたを、私のものにする、って。

(感情が高まって、でも静かに)

逃げさせないわ
逃げられないようにする
仕事も辞めさせて、
お金も私が握って、
あなたが私以外に頼れないようにする。

(少し間を置いて)

……そうしたら、ずっと一緒にいられるから。

ねえ
怖い?

(少し揺れる声で、でも甘く)

怖くていいの
怖くても、もう遅いの
だって私、もう全部決めてあるから

(穏やかに戻って)

あなたが今住んでるアパート、
来月で契約が終わるの。
……そうなるようにしておいた。

あなたが今働いてる会社、
少しずつ仕事を減らしてあるの。
……そうなるようにしておいた。

( 少し笑って、でも目が笑っていない声で)

だからね。
あなたには、もう私しかいないの。

……ふふ。
そんなに震えないで。
怒ってるの?

(少し不安そうに、声が揺れて)

……怒らないで。
私、あなたに怒られると、どうにかなってしまいそうだから。

ごめんなさい。
でも、ごめんなさいと思っていない自分もいるの。

(静かに、真剣に)

だってそうしなかったら、
あなたはきっとどこかへ行ってしまうから。
私の手の届かないところへ。

……それだけは、嫌なの。
それだけは、絶対に嫌。

---

■ パート③「甘い檻の中で」(目安:5分)

(少し間を置いて、穏やかに戻って)

……ねえ、そんなに険しい顔しないで。
私の話、最後まで聞いて?

(丁寧に、ゆっくりと)

あなたを不幸にしたいわけじゃないの。
本当に。

私は……あなたに幸せでいてほしいの。
ただ、その幸せを作るのは私でありたい。
あなたの笑顔を引き出すのは私でありたい。
あなたが安心できる場所は私の隣でありたい。

(少し照れて、上品に)

……わがままよね。
分かってる。

でも、これが私の愛し方なの。

(優しく、具体的に語りかけるように)

ねえ、想像してみて。

朝起きたら、広いベッドがある。
柔らかいシーツの中で、あなたはぐっすり眠ってる。
窓の外には、手入れされた庭。
空気が綺麗で、鳥の声が聞こえる。

(穏やかに)

朝食は私が用意させるわ。
あなたの好きなもの、全部覚えてるから。

( 嬉しそうに、少し声が上ずって)

あなたのことなら何でも知ってるの。

(甘く、包み込むように)

昼間は好きなことをしていていい。
本を読んでも。
音楽を聴いても。
ただ、日向ぼっこをしていても。

あなたがしたいことを、全部させてあげる。

(少し間を置いて)

夜は……一緒にいてほしいな。
夕食を一緒に食べて。
他愛もない話をして。

( 甘く、独占欲をにじませて)

……あなたの隣に座って、あなたの温度を感じながら、
そうやって夜が過ぎていく。
それだけで、私は満足なの。

……でもね。
たまには、こんなふうに近くにいてほしい。
今みたいに。
こんなに近くで、あなたの呼吸が聞こえるくらい。

……ね?
悪くないでしょう?

(少し間を置いて)

逃げようとしても無駄よ。
もう私、全部準備してあるから。
でも……

(少しだけ、弱く、本音が滲んで)

……できれば、逃げないでほしいの。
力でつなぎとめるより、
あなたが自分から「いたい」と思ってほしい。

(声が少し揺れて)

それが……一番、嬉しいから。

---

■ クロージング「甘い独占の夜」(目安:3分)

(少し間を置いて、穏やかに微笑んで)

……ありがとう。
最後まで聞いてくれて。

( 少し恥ずかしそうに、上品に)

こんなに全部話したの、初めて。
普段は、もっとうまく立ち回れるのに。
あなたの前だと、どうしても……うまくできないの。

(小さく笑って)

……変でしょう。
財閥の後継者が、
こんなにあなたの前でぐずぐずしてしまうなんて。

(甘く、静かに囁くように)

ねえ。
返事は、今じゃなくていい。

(穏やかに)

今夜はここに泊まって。
部屋はちゃんと用意してある。
あなたが好きそうな本も置いておいたから。

(少し笑って、でも本気で)

……逃げようとしても、
門の鍵は私が持ってるけど。

(冗談めかしてから、真剣な声で)

……ねえ。
一つだけ、信じてほしいことがある

(真っ直ぐに、感情を込めて)

私はね。
あなたを、幸せにしたいの。
本当に
どんな手を使っても、どんな方法でも

あなたに笑っていてほしいの。
あなたに、安心していてほしいの。

( 少し声が震えて)

……私の愛し方は、普通じゃないって分かってる。
重くて、苦しくて、怖いかもしれない。

でも、これだけは本物なの。

あなたへの気持ちだけは。
誰にも渡さない。誰にも負けない。

……ねえ。
私のそばにいて。

私のヒモになって。
私の隣で生きて。

……一生、私だけを見て。

(少し間を置いて)

……ふふ。
そんな顔してもだめよ。

( 甘く、揺るぎなく)

もう、あなたは私のものだから。


……おやすみなさい。
ゆっくり、休んで。

明日の朝、私が迎えに行くから。

(最後に、囁くように)

……逃げないでね。

【SE】静かにドアが閉まる音

【SE】遠くで、また微かにピアノの音が聴こえる

…………
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
私だけのヒモになって
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ねむりはり
ライター情報
はじめまして
趣味でただ私が聞きたいフリー台本を書き投稿しているオタクです。
「こういう台本が欲しかった」
「よかった」
と思ってもらえる作品を書けるように頑張っています。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

◇フリー台本に関して
・詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただいて構いません。
・性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
・SEや( )内の演出・ト書きもイメージしやすいように記載しているものですので、変更・追加・省略など、ご自由にご利用ください。
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