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ハロウィンの夜、無気力系彼氏はオオカミになる。
written by シノト
  • ハロウィン
  • 無気力
  • カップル
公開日2021年10月15日 22:03 更新日2022年11月01日 08:37
文字数
837文字(約 2分48秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼氏
視聴者役柄
彼女
場所
彼氏の家
あらすじ
無気力でハロウィンなんてまったく興味のない彼。
コスプレ用のオオカミの耳をつけると、なんだか乗り気になってくれたみたいで――。

pixivにも投稿しています。
本編
いらっしゃい。
こんな夜に来るなんて珍しいよね。
何かあった?

トリックオアトリート……。

ああ、そっか。
今日はハロウィンか。

お菓子なら冷蔵庫に入ってるよ。

ほら、玄関じゃなくて中で話そう。
荷物、持つよ。

重い。
何、この紙袋。

仮装?
やだよ、そんなめんどくさいこと。

ほら、ソファーに座って。
いつも通りテキトーに過ごそうよ。

だってイベント事って面倒じゃん。

なんであんな騒ぐんだろう。
わけわかんない。

君はそういうの好きだよね。
僕のところに来るより、友達と遊んだ方が楽しいと思うけど。

別に君が来て嫌なんじゃなくて。
まあ、普通に嬉しいよ。

着替える?
いいけど。じゃあ、この部屋使って。
僕、向こうで待っておくから。

……。
君、さすがに無防備すぎるよ。
まあ、いいけど。

そこで着替えなよ。
向こうむいとくからさ。

ふぁあ(欠伸)。
なんの仮装するの?

ふぅん。
興味ないわけじゃないけど。

まあ、君が楽しいならいいんじゃない?

もういい?

うわ。
本当にコスプレって感じだね。

え、僕の分?
わざわざ買ってきたの?
もったいない。

わっ、やめろって。

何これ?
犬の耳?

ああ、オオカミ、ね。

まあ、確かにこれ付けるだけだったらめんどくさくないか。
僕の性格、よくわかってるじゃん。

じゃあ、せっかくだから。

トリックオアトリート。

何びっくりしてるの?
なるほど、僕がこんなこと言うと思ってなかったんだ。

まあそうだよね。
こういうのあんまり好きじゃないし。

でも今日くらいちょっと乗ってあげてもいいかなって。

ほら、ここに座って。
そして、僕に身を預けて。

驚いた?

だって君、お菓子持ってないんでしょ?
じゃあいたずらしないと。

それに、僕は今、オオカミだからね。
こんな可愛い君、食べないわけにはいかないでしょ?

言ってなかったっけ?
可愛いよ。
うん、すごくいい。

思わずいじわるしたくなるくらい。

たまにはこういうのもいいね。

そんな顔しないでよ。

僕をオオカミにしたのは君なんだから。
責任くらいとってくれないと。

今夜はいっぱい楽しもう。

さあほら、君も一緒に。

ハッピーハロウィン。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ハロウィンの夜、無気力系彼氏はオオカミになる。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
シノト
ライター情報
主に女性演者様推奨の台本を書いています。

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