長い時を経て復活した魔王！しかし力を失い、困っていたところに．．．勇者の末裔が！勇者め．．．復讐の時だ！

メスガキ魔王を封印してやる！の続き的なものです。長い時を経たのでメスガキ要素がだいぶなくなっていますがそれはご愛嬌と言うことで

や、やった！やったぞ！ついに復活できた！

はっはっは！ついに余の封印が解けた！勇者めぇ．．．！復讐の時だ！

はっ！？そこにいるのは誰だ！誰だお前は？私？ふっ、聞いて驚け魔王だ！

え？何を言ってるんだ？はぁ？だから魔王だって、知らないの？

そもそもなんだその恰好は？冒険者じゃないのか？

余の方がおかしい？い、今は何年だ？う、嘘！？１００年くらいたってる．．．

ま、魔物とかいないのか？そんなのおとぎ話？そ、そんな．．．

ど、どうなってるんだ！せっかく復活できたのに．．．もう勇者もいないのか．．．

え？家？そりゃ余の城が．．．ない！？あれ？だって余はここで封印されて．．．

そ、そんな．．．ど、どうすればいいんだ！？な、なぁ教えてくれ、お前

取り合えず家にこい？ま、待て流石に信用できないぞ．．．で、でも．．．

わ、分かった。ただ、何かしたら私の魔法で吹き飛ばしてやるからな

う～ん、なんやかんやでついてきてしまった．．．なんだかあったことあるようなオーラを感じるんだよなぁ

な、なぁお前の先祖って．．．や、やっぱりそうか！貴様．．．！勇者の家系か！

な、なぜあんなところに！復活した気配を感じた？な、ならなぜ余を殺さない？

時代は変わった？そうなのか．．．

それでここがお前の家か．．．なんだか昔と変わらないな

とにかく、失礼しよう。おお．．．今はすごいな．．．なんか四角い物体があるぞ？てれび？はぁ

ん？今度はなんだ？服？これじゃ駄目なのか？た、確かに歩いてる時もジロジロ見られてたけど．．．

変なのか？これも時代ってやつなのか。で、これを着るのか。よし、待ってろ

ど、どうだ？なんだか変な感じだなぁ．．．

似合うか？そ、そうか．．．照れるな。

可愛いから何でも似合いそう？ち、調子に乗るな！貴様の先祖とは殺し合いをしたんだぞ！

いいのか？余はいつでも．．．ってあれ？魔法が．．．

ま、まさか長い間封印されていたせいで魔力が．．．

す、すまなかった！べ、別にお前が勇者の末裔だからってそんなつもりは．．．

や、やめっ、ってあれ？な、何もしないのか？

別に戦うつもりはない？ど、どうして！それも時代だからなのか？

余の考えは古いのだな．．．ならなぜ余を？もし魔王が復活したら一緒に暮らせと言われた？

だ、誰がそんなことを！余は貴様なんかと．．．！昔の幹部がそうやって？その伝えを長く守ってきたのか？

そうだったのか．．．な、なら分かった。余は貴様と一緒に暮らしてやろう！

それは？私が封印された時の文献？そんなのがあるのか。どれどれ．．．

な！？調子にのって勇者にわからされる魔王！？こ、こんな風に伝えられているのか！？

こ、これは誰が書いたのだ！貴様の先祖だとぉ．．．！

は、恥ずかしい！このやろ、このやろー！馬鹿にしやがって！（相手を叩く）

全然効いてない！？こんなにも力がなくなっているのか！？ああ、おい！読むな！

音読するな！謝るからぁ！や、やめてくれ～！

・台本（ゆるボイ！）
復活した魔王は現代でもわからせられる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
joker