クリスマスの夜。
大好きな彼との素敵な時間をお過ごしください。
(年下系とはしておりますが、自由に設定を変更していただいても構いません)

ふぅー、ちょっと食べ過ぎちゃったかも。
あのレストラン美味しかったね！
いつもより奮発して高いレストラン予約した甲斐があったよ。

駅前のイルミネーションも凄く綺麗だったし、今年のクリスマスも君と過ごせて良かった。
帰ったら買っておいたケーキも食べようね！

(以下彼女と会話しているので相槌など自由に入れながら)
あー、レストランでのあのカップル？
凄かったよね！

みんなの前でサプライズプロポーズ！
あのレストランあんなサービスもあったんだね。
まさかクリスマスケーキと婚約指輪を一緒に持ってきてくれて……

そうそう、二人とも真っ赤になって。
周りのお客さんも大盛り上がりでさ。
恥ずかしそうだったけどなんだかちょっと可愛かったよね。

(とても優しい感じで)
……でも凄く幸せそうだった。

え、僕？
僕はみんなの前でなんて恥ずかし過ぎるよ！

(少し笑いながら)
無理無理！

君もあんな感じのプロポーズが嬉しい？
そんなことない？
本当かなぁ？

(少しの間)
あのさ、もう一箇所君を連れていきたいところがあるんだけどさ……

えっと、疲れてない？
寒いでしょ、大丈夫？

(「良いよ」等彼女から肯定の返事に安心したように)
それじゃあ、ちょっと歩くんだけど……
寒いから手、繋いで行こ。

冷えちゃったね、こうして僕のポケットに入れておけば温かいでしょ？
ふふ、僕も温かい。


(場所を移動するので長めに間を空ける)
ほら、そこ少し坂になってて滑りやすいから気をつけてね。

(彼女の手を引いて歩く)
しょっ……、とーちゃく！

(嬉しそうに)
ほらこっちこっち、ここから見てごらん！
綺麗でしょ？
ここから街が一望できるから凄く綺麗な夜景が見えるんだ。
街の灯りがキラキラして、宝石箱みたいだよね。

ふふ、僕のイチ推しスポット！
どう？
気に入った？

どういたしまして。

(しばらく二人で夜景を眺める)
(少し言いづらそうに)
あ、と、えっと……
さっきはあぁ言ったんだけどさ……

(ゴソゴソと何か探す仕草)
これ、クリスマスプレゼント。

そう指輪。
さっきのカップルみたいにサプライズは出来ないけどさ、いつかもっと良い指輪を君のために用意するから！
あの、だからっ……！
君の左手の薬指、僕が予約してもいい？

(彼女の肯定の返事)
(声にならない声)っ……、やったー！

(彼女を抱きしめる)
(以下声は近めで)
凄く嬉しい！

そんなことないよ。
君だって顔真っ赤じゃん。

……ねぇ、キスしてもいい？
ん……(リップ音)

君の唇熱いね。
僕のも？
あはは、だって凄く緊張したんだもん。
まだ気が早いって、そりゃそうだけど……
でも、予約していいってことは君も僕と同じ気持ちでいてくれてるってことでしょ？

……あっ、雪だ。
今年はホワイトクリスマスだね。
メリークリスマス


(以下はお好みで読んでも読まなくても可)

ね、もう一回……
しても良い？
(リップ音)

なんか、甘いの食べたくなっちゃった。
そろそろ帰ろっか。

ふふ、ケーキじゃなくて。
ケーキも良いけど。
もっと甘いの……

(耳元で囁くように)
ケーキより甘い君が欲しいな？
ダメ？

・台本（ゆるボイ！）
年下系彼氏とクリスマスデート
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
深山おち