クラス内でいじめを受けていた貴女は、気がついたら学校の屋上にいた。自分が屋上から飛び降りようとしているのに気づき、フェンスに手をかけた瞬間、そこに同じクラスの男子生徒が現れて…？

(屋上の扉が開く)


よぉ…こんなとこにいたのか。探したぞ。


なんだよ…用がなきゃ、探しちゃいけないのか？


ほっとけるかよ…お前、見るからにヤバそうじゃん。今にもそこから飛び降りそうな…


…って、おい！マジで飛び降りるやつがあるか！


(屋上から飛び降りようとする女子生徒を間一髪のところで捕まえる)


落ち着けよ…！今死ななくていいだろ…！


辛いのも分かる、死にたいのも分かる…！


けど、その前に俺の話を聞いてくれ…！


(暴れる彼女が少し大人しくなる)


やっと落ち着いたか…あのさ、俺、お前にちゃんと言ってなかったことがあるんだ…


ぐ…手厳しいな。たしかに、お前のことは今まで助けてこなかった。いじめられてんのは、分かってたのにな。


でも、これにもちゃんと理由がある。聞いてくれ。


俺さ…お前のこと、好きなんだ…異性として愛してるって意味の方で…


本気だよ…だって俺、今めっちゃ興奮してるもん…！


(女子生徒の身体を屋上のフェンスに叩きつける)


なぁ…お前、なんでそんなに可愛いわけ…？


お前の泣いてる顔や苦しそうにしてる顔…見ててスッゲーぞくぞくするんだけど…！


ははっ…！何？俺のこと、そんなに怖い？


いいツラしてる…それ、もっと貸せよ…ンッ…


(キス)


そうだ…お前にいいこと教えてやる。


お前をいじめまくってる女子ども…あれ、全部俺が動かしてる。


そ。俺、アイツらの弱み握ってるからさぁ…アイツらは俺に逆らえねーの。わかる？


そーだよ…お前は実質、俺にいじめられてたってこと。


よくもあんな酷いことが〜…って言いたげな顔してんな？


できるさ。どんな酷いことでも。


苦しんで死にそうなお前の顔が大好きなんだよ、俺…


けど、本当に死なれちゃ困るからさ…ギリギリのラインで加減しろってアイツらには言い含めてた……はずなんだけどなぁ…


マジで死ぬまで追い詰めるやつがあるかって。あとでアイツらはお仕置きだな。


お、察しがいいな。探したってのは、お前を死なせないようにするため。


死んだら、お前の可愛い顔が見れなくなるじゃん？そんなのは絶対ごめんだからな。


最低？ありがとう。それ、最高の褒め言葉だわ。


ま、ネタバラシも無事終えたってことで…俺とヤるか？


嫌だ？それ、最後まで貫き通せる？こんなふうに触られても…


(女子生徒のセンシティブゾーンに手を突っ込む)


ふふっ…どうした？触られるの、嫌なんじゃねえの？そんなんじゃ俺、勘違いするけど？


本気で俺のことが嫌ならさ…頬にビンタするか、股間蹴飛ばすかくらいはしろよ。


じゃねえと俺、ずーっとお前の気持ちいいとこ触りまくるけど？それでもいい？


ふーん…決めた。お前、今日から俺専用のおもちゃ。他の奴にいじめさせるのはもうやめる。


そ。お前のことは俺が独占する。よかったな？あの地獄みてえないじめが無くなるぞ？


大丈夫…俺はクラスの女子どもと違って、きちんと加減できるから。安心して任せてもらっていいぞ？


というか、今後は俺以外の奴にいじめられるの許さねえから。わかった？


ん…素直に返事できてえらい。流石だな。


(抱きしめる)


これからよろしく…お前のこと、絶対死なせたりしねえからな？

・台本（ゆるボイ！）
ドSでヤンデレなクラスメイトの男の子がいじめの黒幕だった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎