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公開日2024年09月15日 12:13
更新日2024年09月15日 12:40
文字数
2470文字(約 8分14秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
獣人のお姉さん
視聴者役柄
村から攫われたヒト族
場所
草原、森など
あらすじ
人間が絶滅危惧種のファンタジー世界。奴隷として売られかけたあなたは命からがら逃げだし、おっきい獣人のお姉さんに保護されました。しかし、獣人にとって人間の存在は特別なようで……
本編
焚火など、野営中であることが分かるBGM)
ん、目を覚ましたかな?
こんな森のなかで倒れていたから拾ってみたけど、意外と大丈夫そうだね。
全身ボロボロだったし、多分、魔物に襲われて逃げて来たんだろうけど……
ふふふ、簡単な応急処置はしたから安心してね。
見た感じ、ヒト族みたいに見えるけど…… いまどき絶滅危惧種だし、そんなわけないよね。
あ、獣人語はわかる? 帝国の公用語のほうがいいかな?
うん、伝わってるわね。私はソフィー、冒険者だよ。あなたの名前はなんていうの?
……ふふっ、いい名前だね。 ところで、あなたの種族のことなんだけど……
あ、まずは自分からだね。えっと、私は見てのとおり獣人。体がおっきいし、尻尾や耳をみれば分かるよね。
あなたって、エルフみたいに耳は長くないしドワーフほど背も低くないし、でも獣人みたいに尻尾があるわけでもないから、なんなのか気になって。
え、ほんとにヒト族なの?
そんなわけ……だってもう数百人しかこの世界に存在しないはずなのに……
うーん、でも見た目は完璧にヒト族だし……
まぁ、いっか。そんなことよりなんであんなところで倒れていたの?
遠くの町から攫われてきて、命からがら逃げだしてきた?
それって……どうやら、ヒト族ってのはほんとみたいだね。
えーっと、冒険者の義務として、あなたみたいな希少種族の保護があるの。
全身ボロボロだし、あなたも元の家に帰りたいでしょ?
だから、近くの街まで護衛をさせてもらえないかな?
もちろん、費用はギルドが負担してくれるし、悪い話じゃないと思うんだけど。
ふふふ、それじゃあ交渉成立。これからよろしくね。
(五日後に場面転換、BGMをフェードして長めに間をとる)
スープ、美味しかった?
いやー、君をさらった盗賊があんなに執着してくるとはね。
ま、全員たおしちゃったけど。
ふふふ、意外と強いでしょ。これでも”やり手”の冒険者だからね。
うーん(伸びをする)
そろそろ眠ろうか。じゃあ、こっちにおいで。
……何度も言うけど、しょうがないでしょ。毛布は一枚しかないし、夜は寒いからこうやって二人でくるまって寝ないと凍えちゃうよ?
次にどこかの村に着いたら君用のを買ってあげるから、いまは我慢してよ。
ほーら、いつまでもごねてると……
(ここからウィスパーボイス。 吐息などを混ぜつつゆったりとしたペースで話す)
つかまえた。これで五日目なんだからそろそろ慣れてよね。まったく……
毛布がなくても大丈夫、ってそんなわけないでしょ。
着てた服はボロボロだし、私の上着を貸してあげてるけどそれだけじゃ絶対寒いって。
ほら、人肌に包まれてあったかくなってきた。
獣人って体が大きいから、あなたの体をすっぽり覆い隠せちゃうね。
……ねーちょっと、なんで暴れるの? そんなに嫌かな。だーめ、おとなしくしてね……
え、私? 私は別に気にならないよ。
故郷じゃ兄弟と一緒に寝てたし、そもそもヒト族にそんなこと考えるなんて……
あ、いまのは不適切だったね。ごめん。
それに、ヒト族にとってはそうじゃないよね。意識しちゃうよね、多分。
でもいまは緊急事態だし。多少イヤでも我慢してほしいかなー。
……分かってくれた? ふふふ、えらいえらい。
……えー、子供扱いするなって言われてもなー。
ヒト族って小さめの種族だし、獣人目線だと子供見たいに見えちゃうんだよなー。
私の弟もこのくらいだし、なんか実家で一緒に寝てるみたい。
(あくびや呼吸音をはさむ)
……きみって、確か東の方の国から攫われてきたって言ってたよね。そこってどんなところなの?
……ふーん、何だか楽しそうなところだね。私も君を送り届けたら行ってみようかな。
私の故郷は山の上にあってね、そこで羊とヤギを育てて暮らしてた。
たまにふもとの森まで下りて狩りをしたりとか、町に出てチーズとかヤギのミルクとかを売って暮らしてたな。
何にもないけど、のどかで落ち着いたいい場所だよ。
……あなたも行ってみたい? ふふふ、じゃあ私が連れてってあげるよ。護衛にもなるし、いいでしょ?
あなたの故郷までの帰り道も私が護衛して、そのあと私の故郷に連れて行くの。
また奴隷商人にさらわれるのも嫌でしょ? 私が守るよ。
ヒト族って昔はたくさんいたみたいだけど、いまは世界に数百人しかいない希少種族……なんだよね?
それで悪い人たちに狙われるなんて、難儀な種族……
知ってる? エルフや魔法使いの中には人の髪や骨を魔術の触媒にする奴らがいるらしいよ。
薬の材料に内臓をすりつぶす薬師とか、単に珍しいからって奴隷にしちゃうお金持ちもいるみたい。
乱獲でヒト不足になって、保護条約が各国で結ばれたあとも密漁が絶えなかったんだよね。
ヒト族側から髪や爪なんかが定期的に提供されるようになって、ある程度落ち着いたらしいけど。
いまでも墓荒らしとか、君みたいに生きたまま攫われたり…… いや、生きたままなら良いほうなのかも。
ちなみに…… 獣人のなかにもヒト族の体を欲しがる奴がいるんだ。獣人族の多くに伝わってる伝承でね、ヒト族の体は大きな力を私たちに与えてくれるって言われてるから。
ねぇ、知ってる? 獣人がヒト族の体を手に入れた時どうするか。
私たちがあなたたちを捕まえた時、なにをすると思う?
(呼吸音を聞かせながら間をとる)
(マイクに近づくなど、ささやき声をより強く聞かせながら)
食べちゃうんだ。生きたままね。
……ねー、冗談だって。暴れないでよ、どうせ逃げれないし。
獣人にそういう伝承があるのは確かだけど、そんなことする奴なんてほとんどいないって。
安心してよ、私は食べたりなんか…… あーもう、毛布がぐちゃぐちゃになっちゃう。
(毛布を直す衣擦れの音)
震えてる? ごめんって。大丈夫だから。
食べるならとっくに食べてるよ。
ヒト族ってちっちゃくてかわいいし、私は食べる気なんてないって。落ち着いて。
ね、ほら深呼吸しようよ。吸って……吐いて……吸って……吐いて……。ふふふ、大丈夫だよ。
かわいい人間さんを私は食べたりしないよ…… 大丈夫、大丈夫……
私が言いたいのは、それだけあなたは狙われる存在ってこと。
だから私が必要でしょ? ぜったい危険になんてさらさないよ。
最後まで守ってあげる。
絶対、ずーっと大丈夫だからね……
ん、目を覚ましたかな?
こんな森のなかで倒れていたから拾ってみたけど、意外と大丈夫そうだね。
全身ボロボロだったし、多分、魔物に襲われて逃げて来たんだろうけど……
ふふふ、簡単な応急処置はしたから安心してね。
見た感じ、ヒト族みたいに見えるけど…… いまどき絶滅危惧種だし、そんなわけないよね。
あ、獣人語はわかる? 帝国の公用語のほうがいいかな?
うん、伝わってるわね。私はソフィー、冒険者だよ。あなたの名前はなんていうの?
……ふふっ、いい名前だね。 ところで、あなたの種族のことなんだけど……
あ、まずは自分からだね。えっと、私は見てのとおり獣人。体がおっきいし、尻尾や耳をみれば分かるよね。
あなたって、エルフみたいに耳は長くないしドワーフほど背も低くないし、でも獣人みたいに尻尾があるわけでもないから、なんなのか気になって。
え、ほんとにヒト族なの?
そんなわけ……だってもう数百人しかこの世界に存在しないはずなのに……
うーん、でも見た目は完璧にヒト族だし……
まぁ、いっか。そんなことよりなんであんなところで倒れていたの?
遠くの町から攫われてきて、命からがら逃げだしてきた?
それって……どうやら、ヒト族ってのはほんとみたいだね。
えーっと、冒険者の義務として、あなたみたいな希少種族の保護があるの。
全身ボロボロだし、あなたも元の家に帰りたいでしょ?
だから、近くの街まで護衛をさせてもらえないかな?
もちろん、費用はギルドが負担してくれるし、悪い話じゃないと思うんだけど。
ふふふ、それじゃあ交渉成立。これからよろしくね。
(五日後に場面転換、BGMをフェードして長めに間をとる)
スープ、美味しかった?
いやー、君をさらった盗賊があんなに執着してくるとはね。
ま、全員たおしちゃったけど。
ふふふ、意外と強いでしょ。これでも”やり手”の冒険者だからね。
うーん(伸びをする)
そろそろ眠ろうか。じゃあ、こっちにおいで。
……何度も言うけど、しょうがないでしょ。毛布は一枚しかないし、夜は寒いからこうやって二人でくるまって寝ないと凍えちゃうよ?
次にどこかの村に着いたら君用のを買ってあげるから、いまは我慢してよ。
ほーら、いつまでもごねてると……
(ここからウィスパーボイス。 吐息などを混ぜつつゆったりとしたペースで話す)
つかまえた。これで五日目なんだからそろそろ慣れてよね。まったく……
毛布がなくても大丈夫、ってそんなわけないでしょ。
着てた服はボロボロだし、私の上着を貸してあげてるけどそれだけじゃ絶対寒いって。
ほら、人肌に包まれてあったかくなってきた。
獣人って体が大きいから、あなたの体をすっぽり覆い隠せちゃうね。
……ねーちょっと、なんで暴れるの? そんなに嫌かな。だーめ、おとなしくしてね……
え、私? 私は別に気にならないよ。
故郷じゃ兄弟と一緒に寝てたし、そもそもヒト族にそんなこと考えるなんて……
あ、いまのは不適切だったね。ごめん。
それに、ヒト族にとってはそうじゃないよね。意識しちゃうよね、多分。
でもいまは緊急事態だし。多少イヤでも我慢してほしいかなー。
……分かってくれた? ふふふ、えらいえらい。
……えー、子供扱いするなって言われてもなー。
ヒト族って小さめの種族だし、獣人目線だと子供見たいに見えちゃうんだよなー。
私の弟もこのくらいだし、なんか実家で一緒に寝てるみたい。
(あくびや呼吸音をはさむ)
……きみって、確か東の方の国から攫われてきたって言ってたよね。そこってどんなところなの?
……ふーん、何だか楽しそうなところだね。私も君を送り届けたら行ってみようかな。
私の故郷は山の上にあってね、そこで羊とヤギを育てて暮らしてた。
たまにふもとの森まで下りて狩りをしたりとか、町に出てチーズとかヤギのミルクとかを売って暮らしてたな。
何にもないけど、のどかで落ち着いたいい場所だよ。
……あなたも行ってみたい? ふふふ、じゃあ私が連れてってあげるよ。護衛にもなるし、いいでしょ?
あなたの故郷までの帰り道も私が護衛して、そのあと私の故郷に連れて行くの。
また奴隷商人にさらわれるのも嫌でしょ? 私が守るよ。
ヒト族って昔はたくさんいたみたいだけど、いまは世界に数百人しかいない希少種族……なんだよね?
それで悪い人たちに狙われるなんて、難儀な種族……
知ってる? エルフや魔法使いの中には人の髪や骨を魔術の触媒にする奴らがいるらしいよ。
薬の材料に内臓をすりつぶす薬師とか、単に珍しいからって奴隷にしちゃうお金持ちもいるみたい。
乱獲でヒト不足になって、保護条約が各国で結ばれたあとも密漁が絶えなかったんだよね。
ヒト族側から髪や爪なんかが定期的に提供されるようになって、ある程度落ち着いたらしいけど。
いまでも墓荒らしとか、君みたいに生きたまま攫われたり…… いや、生きたままなら良いほうなのかも。
ちなみに…… 獣人のなかにもヒト族の体を欲しがる奴がいるんだ。獣人族の多くに伝わってる伝承でね、ヒト族の体は大きな力を私たちに与えてくれるって言われてるから。
ねぇ、知ってる? 獣人がヒト族の体を手に入れた時どうするか。
私たちがあなたたちを捕まえた時、なにをすると思う?
(呼吸音を聞かせながら間をとる)
(マイクに近づくなど、ささやき声をより強く聞かせながら)
食べちゃうんだ。生きたままね。
……ねー、冗談だって。暴れないでよ、どうせ逃げれないし。
獣人にそういう伝承があるのは確かだけど、そんなことする奴なんてほとんどいないって。
安心してよ、私は食べたりなんか…… あーもう、毛布がぐちゃぐちゃになっちゃう。
(毛布を直す衣擦れの音)
震えてる? ごめんって。大丈夫だから。
食べるならとっくに食べてるよ。
ヒト族ってちっちゃくてかわいいし、私は食べる気なんてないって。落ち着いて。
ね、ほら深呼吸しようよ。吸って……吐いて……吸って……吐いて……。ふふふ、大丈夫だよ。
かわいい人間さんを私は食べたりしないよ…… 大丈夫、大丈夫……
私が言いたいのは、それだけあなたは狙われる存在ってこと。
だから私が必要でしょ? ぜったい危険になんてさらさないよ。
最後まで守ってあげる。
絶対、ずーっと大丈夫だからね……
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ライター情報
本業は大学生です。たまーにフリー台本を書きます。
お絵描きが趣味です。
pixivでも同名義で投稿してます。
※使用報告は特に必要ないですが、教えていただけると作者が喜びます。(Twitter: @er_xiang92031)
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