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ダウナー系女友達から真顔で愛を囁かれる
written by せるりあ
  • 告白
  • 純愛
  • 友情
  • 片思い
  • 同級生
  • 学生
  • クーデレ
  • 友達
公開日2025年04月03日 22:00 更新日2025年04月03日 23:13
文字数
1958文字(約 6分32秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
いらっしゃい。早かったね。

うん、迷惑じゃないから。気にしないで。

さ、入って入って。

なんか飲む?ジュースでいい?

ん。わかった。じゃあちょっと待ってて。

おまたせ。はい、どうぞ。

それで、今日は大学のレポートを手伝って欲しいんだっけ。

確かにあれ、難しかったもんね。私も昨日やっと終わったばかりだよ。

その分記憶は残ってるし、アドバイスぐらいはできるかな。

で、どこが分からないの?

なるほど。題材は決まったけどいい資料が見つからない、か。

そうだね、そのテーマだと、私の借りてきた本が使えるかもね。

ほら。これ。

って、向かい合ってると見せにくいな。

ちょっとそっちに行くね。

よいしょっと。

それで、ここのページに書いてある内容なんだけど…


…これくらいで大丈夫?後は自分で書けると思うんだけど。

そっか。よかった。

あれ、集中してて気づかなかったけど、ちょっと顔赤い?

どうしたの?暑かった?窓開けようか?

違う?なら熱でもある?ちょっと触らせて。

大丈夫?本当に?

え、そういうのじゃなくて?

私が、近くにいたから、ドキドキした?

そ、そうなんだ。

なんであやまるの。私、嫌だなんて言ってないよ。

だって私、君のこと好きだし。

そ。大好き。なんなら心の底から愛してると言ってもいいよ。

どしたの。そんな鳩が豆鉄砲を食らったような顔して。

そんなに意外?私がこういうこと言うの。

それもそっか。私、無表情だし。喋り方もぶっきらぼうだし。

無感情だって思われがちだから。

それで、友達もそんなにいなかったし。

大学入ってからもしばらくぼっちだった。

でも、しばらくして君が話しかけてくれた。

おかげで大学でも一人じゃなくなった。

交友関係も広がった。

勉強だけじゃなくて、サークルとか、バイトとか、普通の大学生っぽいことが色々できるようになった。

全部、君が話しかけてくれたおかげ。

俺はそんな大したことしてないよって?

ううん、私にとってはそれが大事だったんだ。

それでね、仲良くなってからはよく、今日みたいに二人で勉強会をしたりもしたね。

一緒に試験勉強をしたり、課題の追い込みをかけたり。お互いの専門分野を教え合ったり。

大学生らしくて、楽しかった。

そんなときの君の真剣な表情が、

とっても、かっこよかったんだ。

他にもね、一緒にお出かけしたときの元気な顔

学食でご飯を食べたときの頬の緩んだ顔

講義を受けたときの悩ましげな顔

そんな君を姿を目に映すと、

本当に幸せな気持ちになるんだ。

君と一緒にいられて、うれしいな、って。

でも、それだけじゃない。他にもよくわからない気持ちがするって、思ってたんだ。

家に帰って一人になると、なんだか満たされない気分になるし。

近くによると、胸のあたりが変な感じになるし。

それで、これってなんだろうって思ってたんだけど、あるとき気づいたんだ。

あ、私、君のことがすごく好きだなって。

考えてみれば簡単な話なんだけどね。

私、結構読書家だからさ。

誰かを好きになる描写なんて山ほど読んできたわけだし。

でも、自分のことになるとなかなか分からないものなんだね。知らなかったよ。

そ。これが初恋。恋愛的な意味で誰かを好きになったのは初めて。

それにしても、気づいてしまうともう止められないんだね。

君の一挙一動が愛おしく思えるし、会えないときも君のことが頭から離れない。

しかもね、私は君のことをもともと大切な友達だと思っていたし、いっときの情熱を抜きにしてもそれは一切変わらないんだ。

だからね、私は君にどうしようもなく恋してるし、心の底から愛してもいる。

大好きだから、ずっと一緒にいたいと思ってしまう。

今日だって、君がこうして来てくれることを楽しみにしてた。

で、とうとうこうして好きだと言ってしまった。

私、別に告白するつもりはなかったんだ。

言ったでしょ。君と一緒にいられるのが幸せだって。

だからそれがどんな形でも構わないんだ。

恋人になるだけが一緒にいられる形じゃないから。

…でも

…もし

…私が

…君にとって特別な人になれたら

…そんなふうに、思う私がいる

欲張りだったんだね、私って。

ごめんね。急に。

びっくりさせちゃった、よね。

…え。

うれしい?

君も、私のこと、好きだったの?

ほんと…に?

うそ、じゃないよね?

信じて…いいの?

…ゆめみたい

両思い、だったんだ…

…ふふ

…ふふふふ

…えへへへへへ

だめ、見ないで

私、笑うの、慣れてないから、

きっと今、変な顔になってる…

君に見せるなら、とびっきりの笑顔がいいのに

恥ずかしい…


ごめん、取り乱した。

もう大丈夫。

知らなかったよ。

恋が実るのって、こんな気持ちなんだね。

やっぱり君と一緒にいると、知らないことがわかって、楽しい。

そんなところも、好き。

それで…君は…

私と、付き合って、くれるの?

そっか。

ありがと。これからもよろしく。

これが、最初で最後の恋になるといいな。

だから、ね。

絶対に、離さないよ。

私の、最愛の人。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ダウナー系女友達から真顔で愛を囁かれる
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
せるりあ
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