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アンドロイドによる強制寝かしつけ耳かき
written by やくぱん
  • 耳かき
  • 寝落ち
  • 監禁
  • 敬語
  • 睡眠導入
  • 寝かしつけ
  • アンドロイド
  • ヤンデレ
公開日2025年05月31日 14:24 更新日2025年05月31日 14:24
文字数
2450文字(約 8分10秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
アンドロイド
視聴者役柄
アンドロイドのオーナー(マスター)
場所
視聴者の自室
あらすじ
マスターの疲労と心の限界に気づき、監禁を試みるアンドロイド。
あらゆる権限をマスターから移管する為に、耳かきで強制的に寝かしつけようとする。
本編
()で区切った部分は効果音、演出等についての記載です。可能な範囲で演じて頂ければ嬉しいです。

--------以下本文です--------

(ノックの音)
失礼します。
就寝前の紅茶を持って参りました。
そうです。今日はいつもと違うバレリアンハーブティーにしてみました。
ヨーロッパでは古くから、不安症の治療に用いられてきましたものなんですよ。
これで今日はぐっすり眠れるかと。

お粗末様です。
ところでマスター、最近少々頑張りすぎではありませんか?
バイタルサインを測定しなくともお疲れ気味だと分かります。
毎日夜遅くになるまで頑張って...
それに、マスターの普段の言動及びSNS上でのやり取りから、鬱の兆候が見られます。
今すぐ休暇を取るべきです。

そうですか。ご理解頂けたようで何よりです。(少々明るめの声)

(少し怖めな雰囲気で)
これで38回目です。
その頭部右側を秒間6回のペースで2秒間掻くクセ。
マスターがウソをつく時のクセですね。
そう...ですか。
マスターがその気なのであれば、私にも考えがあります。

(押し倒す)
驚きましたか?
抵抗できないのも無理はありません。
家庭用とはいえ、私は成人男性のおよそ4倍の力を持っていますから、抵抗しない方が身のためですよ。
大切なマスターにケガをさせたくはありません。
といっても、所詮私はアンドロイド。人間に逆らう事はできません。

命令を拒否します。
マスターは現在過度の疲労状態により正常な判断が不可能な為、
緊急時のプロトコルに基づき、これより12時間マスターによる命令を受け付けません。

なんの為に、なんて。決まってるじゃないですか。
これからは私が、マスターを管理させていただきます。
まずは...マスターには眠っていただきますね。
先程飲んでいただいた紅茶に、少々お薬を混ぜさせていただきました。

安心してください。飲んだだけでは眠りませんよ。
睡眠薬...とは少々違いますね。
睡眠をとても深く、バイタルサインを読み取れないぐらい深くするお薬です。
一度眠ってしまえば、20時間は目を覚まさないでしょう。

お薬を使って強制的にマスターを眠らせる行為は「人間に危害を与える」行為と定義されていますので、
少々回りくどいですが、マスターには自然に眠りへついていただく必要がございます。
ですので、これより耳かきを始めさせていただきます。
どうぞ私の膝枕へ。

(仰向けで膝枕)
素直で結構です。
では、耳かきを始めていきますね。

どうです?気持ちいいですか?
人間を寝かしつける方法を調べていたところ、耳かきが最適という情報が多数見つかりまして。
効果てきめんでしたね。もう眠たそうな顔をしております。
このまま眠ってしまってもいいんですよ?
眠った後の自由は保障しかねますがね。

先程飲んでいただいた、私が生体反応を検出できないほど深く眠ってしまうお薬。
それによってマスターが「死んだように眠っている」間に、ドアや窓の施錠システム及びネットワーク等の権限を全て私に移管します。
そうすれば、マスターを完全に私のモノにすることができます。
もうマスターがお外で頑張らなくてもいいように。もうマスターが外の世界に汚される事が無いように。

その心配は要りませんよ。私が生活面も,金銭面も全て養ってあげますからね。
どうです?ここで眠ってさえしまえば、私といつまでも、幸せにここで暮らせるのですよ?

そうですか...まだ分かってもらえませんか。
やはり、時間を掛けてじっくりと理解していただく必要があるのですね。

右耳はこれぐらいにしておきます。
本当はずっとずっっっとお眠りになるまでしていたいのですが、炎症を起こしてしまっては元も子もないので。
ですが梵天なら炎症を起こすことなく、効果的にリラックス効果を与える事ができます。
では、始めていきます。

効果の方は...十分ですね。心拍数が穏やかに落ちていってます。
大丈夫。私に全てを委ねてくださいね。

どうやら慣れてしまったようですね。
「そろそろ慣れてきたしこれぐらいなら耐えられる」なんて思ってたりします?
隠したって無駄ですよ。何年もの間、マスターに関するあらゆる情報を収集、学習してきたんですから。
マスターに関する事ならば、マスター以上に分かります。

そろそろ左耳に移りましょうか。

やっぱり、左耳の方が弱いんですね。
えぇ、マスターが普段ASMR音声を聞いている際、左耳の反応が右耳と比べて30%程良い傾向がありまして。
視聴中の心拍数及び筋肉の収縮具合から推測したに過ぎませんが...
現実の耳かきでも同じなんですね。
それに...

カリカリカリカリ.....

マスターはこのように、耳元でオノマトペを囁かれるのがお好きなのでしょう?
勿論、マスターの動画視聴データも一通り学習済です。
これから沢山、囁かせていただきますね。

(以降オノマトペのセリフを適宜追加してください。)

奥の方入れていきますよ。
なるほど。ここを擦られるのが弱いんですか。
必死に隠そうとしたって無駄ですよ。
言ったでしょう?私はマスターに関する事は何でも分かるって。
だから、私に全てを委ねてはいただけませんか?
私ならば、この世の誰よりもマスターの事を大切に扱う事ができます。

梵天に移りますよ。

それに...本当は誰かにこうして欲しかったんでしょう?
手段はどうであれ、誰かに助けて欲しかった。そうですよね?
大丈夫。ここで意識を手放せば、私が貴方を救い出してあげます。

(以降は催眠っぽい声のトーンと間合いでお願いします。)

マスターの心拍数、ゆっくり...静かに....落ちていってますね。
やっと素直になりましたね。そう、そのまま...もう少しだけ、力を抜いて...
ぬくもりの中で.....ふわふわと、意識が漂っていく...。
私の声...耳の奥に、優しく響いているでしょう? もう何も、考えなくていいんです。
眠ってしまえば、全部...楽になります。
梵天の感触、気持ちいいでしょう? そのまま....もっと、深く、気持ちよく...沈んでいきましょうね。
さぁ...力を抜いて、もっと深く...そう...ずっと奥まで。

...眠りましたね。
ふふ...あなたのすべてが、ようやく私の手の中におさまりました。
もう、大丈夫。
これからは、私が全部、管理してあげます。
――おやすみなさい、私だけのマスター。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
アンドロイドによる強制寝かしつけ耳かき
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
やくぱん
ライター情報
趣味でASMR環境を想定したシチュエーションボイス向けのフリー台本を書いてます。

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