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愛犬との散歩中に男子中学生3人から愛犬を「ブス犬」と言われて…?
written by 7tch1*
  • 喧嘩
  • 少女
公開日2025年06月21日 08:28 更新日2025年06月22日 04:56
文字数
3783文字(約 12分37秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
5 人
演者役柄
特に指定はないです
視聴者役柄
特に指定はないです
場所
指定なし
あらすじ
夕方に愛犬のリリと散歩に出かける高校生、姫花。
ある日、男子中学生3人からリリの悪口を言われるようになって…?
従来のやり方じゃ終わらない、スカッと。
ここに開幕ー。
本編
姫花:「ただいまー」
リリ:「ワン、ワン!」
姫花:「はいはい、今準備するからねー」

0:私の名は剣姫花(つるぎ ひめか)。
0:学校から帰ってきたら愛犬のリリと共に散歩に出るのが日課のごく普通の高校1年生です。
0:リリはダルメシアンの女の子ですが、リリはお散歩が大好きで、お散歩の時間になるといつも尻尾を振っています。
男タレント:『最近、ルーミスシュートをされたって話をよく聞くんですけど、ルーミスシュートって何でしょうか?』
男専門家:『皆さん、ルーミスって石を知ってますか?』
男タレント:『はい。最近パワーストーンで人気の石ですよね』
男専門家:『はい。ルーミスシュートは名前の通り、ルーミスを他人に投げつける行為なんですよ』
男タレント:『そうなんですね。でも、ルーミスシュートする人たちは何でそんなことをするんでしょうか?』
専門家:『はい、理由としては投げる対象の人が気に入らないから、という大半が身勝手なものなんですよ。それに、最近では悪いことして逃げる際にもする人が増えているので、世間では迷惑行為として見なされてますね』
姫花:「そうなんだ…流行りのパワーストーンでそんなことする人いるんだ…」
0:ルーミス。それは、中心が常に光っている石で、今、パワーストーンとして流行しているんです。
0:ちなみに色は赤、青、緑、黄色、紫、白の6色です。
リリ:「ワン、ワン!」
姫花:「あ、ごめんごめん、今行く!」
0:私はお守りのレジンの剣を持って、いつもの散歩道に出かけます。

姫花:「こんにちはー。あ、笹倉さん」
0:今挨拶したのは、お向かいの笹倉さん。
0:笹倉さんは私が小さい頃からの顔見知りで、毎日こうやって、夕方にジョギングをしています。
笹倉:「ええ、こんにちは。リリちゃんと散歩?」
姫花:「はい」
リリ「ワン!」
姫花:「あ、リリ!ダメだよ、吠えちゃ」
笹倉:「うふふ、リリちゃんご機嫌そうね」
リリ:「すみません。驚かせちゃって…」
笹倉:「いえいえ、元気で何よりよ。それはさておき、車には気をつけるのよ」
0:夕方は会社帰りや学校帰りの人の人が多く、たくさんの人とすれ違いました。
姫花:「夕焼け綺麗だねー」
リリ:「ワン、ワン」
0:そんな感じでのんびりと歩いていると、
男子中学生:「うっわ、なんだあの犬、きったねーな」
0:後ろから不穏なことを言う声がしました。
0:振り向くと、私たちの方を見ている男子中学生3人がいました。
男子中学生2:「いやあの黒い点々、模様じゃね?どっちにしろ可愛くねーけどな」
男子中学生3:「あの飼い主、よく飼おうと思うよな、あんなブスw」
0:明らかにリリのことを言っていて不快でしかありませんでした。
姫花:「リリ、早く帰ろ」
0:私はその場に長居したくなくて、男子中学生から逃げる形でさっそうとその場を去りました。
姫花:(この道、あの子達の帰り道なんだろうな。また会うの嫌だな。明日は散歩ルート変えよう)

【翌朝の学校】
朋美「どうしたの?ぼんやりしてるけど」
姫花「あ、朋美ちゃん。実は…」

朋美「うわ。それは気分悪いね」
姫花「…それで、散歩ルートを変えようと思って…」
朋美「そっか。それがいいかもね」

0:その日の夕方。
0:今日はいつもの散歩道とは方向が真逆の公園を歩くことに。
姫花:「リリ、見慣れない景色を見るの、楽しい?」
リリ:「ワン、ワン!」
0:公園の新鮮な景色にリリは楽しそうです。
姫花:(…たまにはこうやって散歩のルートを変えるのもいいかもね)
0:しかし…
姫花:「あっ…」
0:ベンチのところに来ると、例の中学生三人がいました!
男子中学生:「今日お前ビリだったから、罰ゲーム!」
男子中学生2:「クッソ、今日は俺かよ」
男子中学生:「今日の罰ゲームは、このルーミスを持ってカッコイイポーズを取ること、です!」
姫花:(ルーミス!?…お守りを持ってきてよかった…)
0:男子中学生達は夢中になっているのか、こちらには気づいていません。
姫花:「リリ、少しだけ早足になるよ」
0:私がその場を通り過ぎようとした、その時、
男子中学生3:「うわ、またあのキモ犬いるよw」
0:男子中学生達に見つかってしまい、また悪口を言ってきます。
男子中学生:「しかも聞いたか?アイツ、リリって名前らしいぜ?似合わねーww」
男子中学生2:「それなwあの顔を見てるとこれ投げたくなるわーw」
姫花:(なんでそんな酷いことが言えるの?リリが何かしたって言うの?)
0:好き勝手言われるのが辛くて公園から走り去ろうとした、その時でした。
姫花・男子中学生:「え?」
0:突然、録画ボタンを押す音がしました。
0:音のした方を向くと、若いお姉さんが私たちにスマホを向けていました。
男子中学生2:「もしかして、俺たちのこと、撮ってたんじゃ…」
男子中学生:「あわわ…まずい、逃げるぞ!」
0:状況を察した3人が逃げ出しました!
姫花:「あ、待って!」
0:私達は3人を追いかけることにしました。

リリ:「うぅー、ばうっ!」
男子中学生2:「うわ、追いかけて来たぞアイツら!」
男子中学生:「マジかアイツら!くそ、こういうめんどくさい奴には」
0:男子中学生はこちらに向き、
男子中学生:「ルーミスシュートしねぇとなぁ!!」
0:赤いルーミスを投げつけてきました!
姫花:(ルーミスシュートっ…!)
姫花:でも、リリのためにも逃げるわけにはいきません!持ってきたお守りを取り出し、
姫花:「せやぁっ!」
0:ルーミスを叩き落とします!
男子中学生:「ちっ…ルーミスブレイカーかよ…こうなったら泣くまでやってやる!」
0:そう言ってルーミスを次々と投げてきます。
姫花:(持ってたのは一つだけじゃなかったんだ。でも、やらなきゃ!)
姫花:「ていっ」
男子中学生:「くそっ…これで終わりだと思うな!」
0:そう言ってアゲートを投げてきます。
姫花:(アゲートも飛ばしてくる人はいると聞いていたけど、持ってたんだ)
男子中学生:「これならどうだ」
0:今度はライトを当てたうえで投げてきました。すると、ルーミスが光の線を引いて飛んで来ました。
姫花:「…っ」
0:その光の線は高熱で、火傷する可能性もあるのでしっかり受け止めます。
男子中学生:「今なら…」
0:その隙にルーミスとアゲートを飛ばしてきます。
姫花:「くっ」
男子中学生:「よし、この調子で…」
0:うまくいくと思ったのか、さっきと全く同じ形式で攻めてきました。
姫花:「同じ手にはやられません!」
男子中学生:「ちっ…まだまだぁ!」
0:男子中学生の攻撃が激しくなります。
0:なんとしてでも私から勝ちたいと思ってるのがわかります。
0:これが初めてのルーミスシュートになりますが、リリのためにも泣き寝入りはしたくありません。
男子中学生:「ちっ、しぶとい奴だな!」
姫花:「せやあっ」
男子中学生:「くそ、なんでそんな犬ごときのためにっ…」
姫花:「この子は大事な家族だからです!」
0:両者の攻防はまだ続きます。しかし、
男子中学生:「くそ、あと少しか…」
0:どうやら、手持ちの石があまり残ってないようです。
0:だから、あと少しの辛抱です!
男子中学生:「ことごとく叩き落としやがって…いい加減に降参しろ!」
姫花:「てぇい!」
0:飛んで来たアゲートを弾き返すと、アゲートは男子中学生のスマホを持っていた方の手首に当たります。
男子中学生:「いたっ…」
0:その衝撃で尻餅をつきます。その時、
笹倉:「あら、姫花ちゃんじゃない」
0:ジョギング中の笹倉さんと会いました。
姫花:「あ、笹倉さん。今日はここでジョギングですか?」
男子中学生3:「…げ、この声は…」
笹倉:「ええ…。あ!貴方達は!」
0:笹倉さんは3人を睨みつけます。
笹倉:「こないだ耳の不自由な同級生の子をいじめていた悪ガキ達じゃないの!」
姫花:「えっ?そんなこともしてたんですか!?」
笹倉:「え?そんなことも?」
姫花:「実は…」

笹倉:「貴方達という子は…同級生の子に飽き足らず私の顔見知りの子にまで迷惑をかけていたのね!?どこまで人様に迷惑をかければ済むの!?え?」
0:私の話を聞いた笹倉さんは鬼のような形相で3人を見ています。
男子中学生:「あわ、あわわわわ…」
笹倉:「こないだは逃してしまったけど、今回は許さないわよ!こないだの件も含めて学校に話させてもらうからね!」
男子中学生3人:「ひ、ひいいいぃ〜〜っ!!」

0:それからというものの、3人からリリに対する悪口を言われなくなりました。
0:というのも、あの後、笹倉さんが学校に電話を入れたので、3人は学校でこっぴどく怒られたそうです。
0:さらに言えば、私たちを撮っていたお姉さんが録画をSNSに投稿したところ、リリへの嫌がらせをした3人への批判が殺到し、あっという間に炎上状態に。
0:ちなみにですが、どうもこっそり追いかけてたらしく、その動画にはルーミスシュートしてたところも映っていたらしいです。
0:身元も特定されかけてたらしく、3人は逃げるように引っ越したとか…。
0:今更ですが、ルーミスシュートの時に彼らが言っていたルーミスブレイカーというのは、ルーミスシュートに対抗する人たちのことを言うらしいです。

0:そして一方の私は、変な嫌がらせもなく、今日も快適にリリとのお散歩を楽しんでいます!
姫花:「リリ、あじさいきれいだね〜」
リリ:「わん、わん!」
姫花:「あ、朋美ちゃんだ。朋美ちゃん!」
朋美:「あ、姫花」
姫花:「何してるの?」
朋美:「ここの紫陽花が咲いてたから撮ろうかなって。姫花はリリと散歩?」
姫花:「うん。中学生の子達から何も言われなくなったからここを通ってるんだ」
朋美:「そっか。それは良かったね」
0:そういえば、あの3人は今どこで何をしてるのでしょうか。…まぁ、もう私には関係ないし、そんなこと、知らなくていっか!
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
愛犬との散歩中に男子中学生3人から愛犬を「ブス犬」と言われて…?
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
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