- 学校/学園
- 純愛
- 梅雨
公開日2026年06月04日 03:24
更新日2026年06月04日 03:24
文字数
3574文字(約 11分55秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
指定なし
場所
学校帰り
あらすじ
放課後、突然降り出した雨。
傘を忘れて立ち尽くす「きみ」の前に現れたのは、幼い頃からずっと隣にいた恋人だった。
ひとつの傘を分け合いながら歩く帰り道。
何気ない会話の中で語られる懐かしい思い出、初恋の記憶、そして今も変わらない想い。
雨音に包まれた帰り道は、いつしか二人だけの特別な時間へと変わっていく。
「雨の日も、晴れの日も、ずっと一緒にいたい」
傘の下で交わされる優しい言葉と、少し照れくさい本音。
梅雨の放課後を舞台に描く、甘くて温かな純愛ストーリー。
傘を忘れて立ち尽くす「きみ」の前に現れたのは、幼い頃からずっと隣にいた恋人だった。
ひとつの傘を分け合いながら歩く帰り道。
何気ない会話の中で語られる懐かしい思い出、初恋の記憶、そして今も変わらない想い。
雨音に包まれた帰り道は、いつしか二人だけの特別な時間へと変わっていく。
「雨の日も、晴れの日も、ずっと一緒にいたい」
傘の下で交わされる優しい言葉と、少し照れくさい本音。
梅雨の放課後を舞台に描く、甘くて温かな純愛ストーリー。
本編
■ 導入(目安:0〜2分30秒)
【SE】校内のチャイムが遠くに響く音
【SE】雨粒が地面を叩く音
【SE】校門付近のざわめき、遠ざかる足音
(少し息を弾ませながら、走ってきた様子で)
あ、やっぱりここにいた。
もう、ずっと探してたんだよ?
(少し恨めしそうに、でも嬉しそうに)
教室に迎えに行ったら誰もいないし、職員室前にもいないし……
どこに行ったのかと思って、もう半分あきらめかけてたところだったんだから。
(ふっと笑いながら)
ね、傘……持ってきてないでしょ。
見ればわかるよ、そんな顔してるんだもん。
(少しからかうように)
「どうしようかなー」って、ぼーっと空見上げてたよね、今。
ふふ、図星でしょ。
(穏やかに、少し甘く)
大丈夫。
わたしのに一緒に入ればいいよ。
せっかく大きいの持ってきたんだから。
【SE】傘を広げる音、雨粒が傘を叩く音が近くなる
(少し照れながら)
……相合傘でも、別にいいよね。
だって、きみの彼女だもん、わたし。
(小さく笑いながら)
ほら、早く入って。
雨、強くなってきてるよ。
---
■ 本編パート①「傘の下、ふたりだけの距離」(目安:2分30秒〜7分)
【SE】雨音が傘越しに包む音
【SE】ふたりの足音、水たまりを踏む音
(すこし緊張しながら、でも嬉しそうに)
……なんか、近いね。
(照れながら、早口になって)
い、いや別に嫌とかじゃないよ?
全然、全然嫌じゃないんだけど。
ただなんか、こうして並んで歩くと……いつもより近い気がして、ちょっとどきどきするっていうか。
(ぱっと我に返って)
……あ、これ言ったら笑うやつでしょ。
ふふ。
(小さな声で、甘く)
でも正直に言うと、ちょっと嬉しいんだよね。
きみが雨の日に傘忘れてくれると、こういう日が来るから。
(少し反省したように)
……いや、ごめん。
忘れてくれなくていいんだよ?
風邪ひいたら困るし。
(くすくす笑って)
でも、たまには忘れて。
ほんのたまに、ね。
【SE】遠くで雷が小さく鳴る音
(少しびくっとして)
っ……あ、雷だ。
遠いから大丈夫だと思うけど、ちょっとびっくりした。
(恥ずかしそうに、でも離れずに)
……ね、もうちょっとこっちに寄っていい?
傘から出てるから、きみの肩濡れちゃうじゃん。
(小さく笑って)
ちゃんと理由があるんだよ、これは。
決してわたしがくっついていたいわけじゃ……
(照れて声が上ずりながら)
……すこし、そうかもしれないけど。
(ゆっくり深呼吸して、穏やかに)
ふふ。
こういう時間、すき。
---
■ 本編パート②「幼い頃の雨の記憶」(目安:7分〜12分)
【SE】雨音が少しやわらぐ
【SE】商店街のアーケードの屋根に雨が当たる音
(少し懐かしそうに、ゆっくり話し始める)
ね、覚えてる?
むかし、小学生のとき。
梅雨の時期に、ふたりで学校から帰ってたら急に大雨になってさ。
(くすっと笑いながら)
きみ、あのとき傘持ってきてなかったんだよね。
当時から変わらないな、もう。
(少し照れながら、声が柔らかくなって)
で、わたしが「一緒に入る?」って言ったら、きみったら……
「いいの?」って、ものすごく嬉しそうな顔して。
もう、あの顔ずるいよね。
断れるわけないじゃん。
(甘く、懐かしむように)
あのとき、すっごく緊張したんだよ、わたし。
まだ小学生だったけど、なんか……
きみの体温が傘の中に満ちてて、
それだけでもう、心臓がばくばくしてて。
(少し遠くを見るように)
帰り道、いつもより長く感じたよ。
雨のせいだって思ってたけど、たぶん違ったんだよね。
……長く感じたかったんだと思う、わたし。
(ゆっくり、しみじみと)
あの頃から好きだったのかな。
自分ではわかってなかったけど、今思うと全部そういうことだったんだよね。
きみが笑うと嬉しかったし、
きみが別の子と話してると、なんか胸がもやもやしたし、
きみが風邪ひいたとき、すごく心配でたまらなかったし。
(少し照れてうつむくように)
……全部、好きだからじゃん。
ばかだな、わたし。
(くすっと笑って顔を上げる)
でも、こうしてちゃんと伝えられて、
こうして隣にいられてよかった。
ほんとうに、よかったと思ってる。
【SE】雨音が一瞬やわらかくなる
(まっすぐ見つめるように)
ね、きみはどうだった?
わたしのこと、いつから……
(少し照れて、でも知りたそうに)
いいよ、言わなくてもいい、か……
ううん、やっぱり聞きたい。
(少しだけ真剣な目で、声を落として)
きみが「好きだよ」って言ってくれたあの日のこと、
わたし一生忘れないと思うから。
だからもう一度だけ……
こんな雨の日に、聞かせてよ。
(長い沈黙)
(きみの答えを聞いた後、感動して声が震える)
……ありがとう。
(小さく、でもはっきりと)
うん。
わたしもだよ。
きみのことが、ずっと、好き。
---
■ 本編パート③「雨の止み間、傘の中の告白」(目安:12分〜16分)
【SE】雨音がさらに弱くなる
【SE】どこかから聴こえる風鈴の音
(ゆったりと、少し甘えるように)
ねえ、もうすぐ家につくね。
……なんか、もったいない気がしてきた。
(照れながら、でも素直に)
もっとこのままでいたいなって思うのは、わがままかな。
傘の中ってなんか、ふたりだけの空間みたいで好きなんだよね。
外の世界と、ちょっとだけ切り離されてる感じがして。
(ぴったり寄り添うように)
きみのぬくもりが、ちゃんと伝わってくるよ。
肩から、ちゃんと。
(少しだけ声を落として)
こういう時間があるたびに、きみのことがもっと好きになるんだよね。
困るな、もう。
これ以上好きになったら、どうなっちゃうんだろ。
(くすっと笑って)
でも、まあ……
困ったままでいいかな。
ずっと好きでいたいから。
(しっとりと、少し大人っぽく)
梅雨って、嫌いな人多いじゃん。
じめじめするし、髪はまとまらないし、洗濯物干せないし。
(ふっと笑って)
わたしも去年までは嫌いだったよ。
でもね、今年は違うんだよね。
(少し照れながら、でも真剣に)
だって梅雨があるから、こういう日が来るでしょ。
きみと相合傘で帰れる日が。
雨がなければ、こんなふうにくっついて歩く理由もなかったわけで。
そう考えると……
梅雨も悪くないな、って。
(小さく、愛おしそうに)
きみのおかげで、嫌いだったものがすきになるんだよね。
むかしから、そうなんだよ。
(ゆっくり)
雨の音、聴いてると……
なんか眠くなってくるよね。
きみも眠そうな顔してる。
(くすくす、愛おしそうに)
傘の中で眠るわけにはいかないけど……
家に帰ったら、少しだけ一緒にいてほしいな。
お茶でも飲みながら、ぼんやり雨の音聴いてたい。
それだけでいい。
それだけで、わたしはすごく幸せなんだ。
【SE】雨音がさらに小さくなっていく
【SE】水たまりに落ちる滴の音、遠くなる
(ふと立ち止まるように)
あ、ね……
ちょっと待って。
(少し息を吸って、真剣に)
こういうこと言うのって恥ずかしいんだけど、
でも言いたいから言う。
(少し声が震えて、でも真っ直ぐに)
きみのこと、本当に好きだよ。
恋人だから、とか、そういう話じゃなくて。
きみが笑ってたら嬉しいし、
きみが悲しんでたら、わたしも悲しいし、
きみが隣にいてくれるだけで、なんか……
世界がちょっとあたたかくなる感じがして。
それって、ちゃんとした「好き」だと思うんだよね。
(少し照れて、声が上ずりながら)
ふふ、なに言ってんの、わたし。
こんな雨の中で急に。
(でも、消えそうな声で)
……でも、ほんとうのことだから。
---
■ クロージング「雨上がりの予感」(目安:16分〜18分30秒)
【SE】雨が徐々に弱まり、やんでいく音
【SE】どこかで鳥が鳴く音
【SE】遠くで水たまりに落ちる滴の最後の音
(ゆっくり、空を見上げるように)
あ……
雨、やんできたね。
(少し名残惜しそうに)
傘、閉めなきゃいけないか。
もうちょっとだけ、このままでもよかったのにな。
(くすっと笑って)
ね、きみ。
(優しく、しっとりと)
今日のこと、覚えておいてね。
梅雨の放課後、ふたりで濡れた道を歩いて、
傘の中で肩寄せ合って、
たくさんしょうもないこと話して。
(じんわりと感動しながら)
なんでもない日だけど、
わたしにとっては大切な日だから。
こういう何でもない時間が、一番好きなんだって気づいたよ。
(少し間を置いて、静かに)
…………
(甘く、やわらかく)
ねえ、きみ。
……ありがとね。
一緒に帰ってくれて。
隣にいてくれて。
わたしの「好き」を、ちゃんと受け取ってくれて。
(少し照れながら、でも幸せそうに)
来週も梅雨だって天気予報言ってたから……
また傘、忘れてきていいよ。
(くすくす笑って)
……なんて、ね。
ちゃんと持ってきてよ。
でも、もし忘れても……
一緒に帰るから。
どんな雨の日でも、絶対迎えに行くから。
(穏やかに、最後の言葉のように)
これからもよろしくね、きみ。
雨の日も、晴れの日も、
くもりの日も、嵐の日も。
全部、一緒にいたいから。
(長い沈黙)
(とても小さく、最後に)
……すき。
【SE】遠くで雨上がりの風が吹く音
【SE】水たまりに映った光が揺れるような、静かなアンビエント音
(フェードアウト)
---
END
【SE】校内のチャイムが遠くに響く音
【SE】雨粒が地面を叩く音
【SE】校門付近のざわめき、遠ざかる足音
(少し息を弾ませながら、走ってきた様子で)
あ、やっぱりここにいた。
もう、ずっと探してたんだよ?
(少し恨めしそうに、でも嬉しそうに)
教室に迎えに行ったら誰もいないし、職員室前にもいないし……
どこに行ったのかと思って、もう半分あきらめかけてたところだったんだから。
(ふっと笑いながら)
ね、傘……持ってきてないでしょ。
見ればわかるよ、そんな顔してるんだもん。
(少しからかうように)
「どうしようかなー」って、ぼーっと空見上げてたよね、今。
ふふ、図星でしょ。
(穏やかに、少し甘く)
大丈夫。
わたしのに一緒に入ればいいよ。
せっかく大きいの持ってきたんだから。
【SE】傘を広げる音、雨粒が傘を叩く音が近くなる
(少し照れながら)
……相合傘でも、別にいいよね。
だって、きみの彼女だもん、わたし。
(小さく笑いながら)
ほら、早く入って。
雨、強くなってきてるよ。
---
■ 本編パート①「傘の下、ふたりだけの距離」(目安:2分30秒〜7分)
【SE】雨音が傘越しに包む音
【SE】ふたりの足音、水たまりを踏む音
(すこし緊張しながら、でも嬉しそうに)
……なんか、近いね。
(照れながら、早口になって)
い、いや別に嫌とかじゃないよ?
全然、全然嫌じゃないんだけど。
ただなんか、こうして並んで歩くと……いつもより近い気がして、ちょっとどきどきするっていうか。
(ぱっと我に返って)
……あ、これ言ったら笑うやつでしょ。
ふふ。
(小さな声で、甘く)
でも正直に言うと、ちょっと嬉しいんだよね。
きみが雨の日に傘忘れてくれると、こういう日が来るから。
(少し反省したように)
……いや、ごめん。
忘れてくれなくていいんだよ?
風邪ひいたら困るし。
(くすくす笑って)
でも、たまには忘れて。
ほんのたまに、ね。
【SE】遠くで雷が小さく鳴る音
(少しびくっとして)
っ……あ、雷だ。
遠いから大丈夫だと思うけど、ちょっとびっくりした。
(恥ずかしそうに、でも離れずに)
……ね、もうちょっとこっちに寄っていい?
傘から出てるから、きみの肩濡れちゃうじゃん。
(小さく笑って)
ちゃんと理由があるんだよ、これは。
決してわたしがくっついていたいわけじゃ……
(照れて声が上ずりながら)
……すこし、そうかもしれないけど。
(ゆっくり深呼吸して、穏やかに)
ふふ。
こういう時間、すき。
---
■ 本編パート②「幼い頃の雨の記憶」(目安:7分〜12分)
【SE】雨音が少しやわらぐ
【SE】商店街のアーケードの屋根に雨が当たる音
(少し懐かしそうに、ゆっくり話し始める)
ね、覚えてる?
むかし、小学生のとき。
梅雨の時期に、ふたりで学校から帰ってたら急に大雨になってさ。
(くすっと笑いながら)
きみ、あのとき傘持ってきてなかったんだよね。
当時から変わらないな、もう。
(少し照れながら、声が柔らかくなって)
で、わたしが「一緒に入る?」って言ったら、きみったら……
「いいの?」って、ものすごく嬉しそうな顔して。
もう、あの顔ずるいよね。
断れるわけないじゃん。
(甘く、懐かしむように)
あのとき、すっごく緊張したんだよ、わたし。
まだ小学生だったけど、なんか……
きみの体温が傘の中に満ちてて、
それだけでもう、心臓がばくばくしてて。
(少し遠くを見るように)
帰り道、いつもより長く感じたよ。
雨のせいだって思ってたけど、たぶん違ったんだよね。
……長く感じたかったんだと思う、わたし。
(ゆっくり、しみじみと)
あの頃から好きだったのかな。
自分ではわかってなかったけど、今思うと全部そういうことだったんだよね。
きみが笑うと嬉しかったし、
きみが別の子と話してると、なんか胸がもやもやしたし、
きみが風邪ひいたとき、すごく心配でたまらなかったし。
(少し照れてうつむくように)
……全部、好きだからじゃん。
ばかだな、わたし。
(くすっと笑って顔を上げる)
でも、こうしてちゃんと伝えられて、
こうして隣にいられてよかった。
ほんとうに、よかったと思ってる。
【SE】雨音が一瞬やわらかくなる
(まっすぐ見つめるように)
ね、きみはどうだった?
わたしのこと、いつから……
(少し照れて、でも知りたそうに)
いいよ、言わなくてもいい、か……
ううん、やっぱり聞きたい。
(少しだけ真剣な目で、声を落として)
きみが「好きだよ」って言ってくれたあの日のこと、
わたし一生忘れないと思うから。
だからもう一度だけ……
こんな雨の日に、聞かせてよ。
(長い沈黙)
(きみの答えを聞いた後、感動して声が震える)
……ありがとう。
(小さく、でもはっきりと)
うん。
わたしもだよ。
きみのことが、ずっと、好き。
---
■ 本編パート③「雨の止み間、傘の中の告白」(目安:12分〜16分)
【SE】雨音がさらに弱くなる
【SE】どこかから聴こえる風鈴の音
(ゆったりと、少し甘えるように)
ねえ、もうすぐ家につくね。
……なんか、もったいない気がしてきた。
(照れながら、でも素直に)
もっとこのままでいたいなって思うのは、わがままかな。
傘の中ってなんか、ふたりだけの空間みたいで好きなんだよね。
外の世界と、ちょっとだけ切り離されてる感じがして。
(ぴったり寄り添うように)
きみのぬくもりが、ちゃんと伝わってくるよ。
肩から、ちゃんと。
(少しだけ声を落として)
こういう時間があるたびに、きみのことがもっと好きになるんだよね。
困るな、もう。
これ以上好きになったら、どうなっちゃうんだろ。
(くすっと笑って)
でも、まあ……
困ったままでいいかな。
ずっと好きでいたいから。
(しっとりと、少し大人っぽく)
梅雨って、嫌いな人多いじゃん。
じめじめするし、髪はまとまらないし、洗濯物干せないし。
(ふっと笑って)
わたしも去年までは嫌いだったよ。
でもね、今年は違うんだよね。
(少し照れながら、でも真剣に)
だって梅雨があるから、こういう日が来るでしょ。
きみと相合傘で帰れる日が。
雨がなければ、こんなふうにくっついて歩く理由もなかったわけで。
そう考えると……
梅雨も悪くないな、って。
(小さく、愛おしそうに)
きみのおかげで、嫌いだったものがすきになるんだよね。
むかしから、そうなんだよ。
(ゆっくり)
雨の音、聴いてると……
なんか眠くなってくるよね。
きみも眠そうな顔してる。
(くすくす、愛おしそうに)
傘の中で眠るわけにはいかないけど……
家に帰ったら、少しだけ一緒にいてほしいな。
お茶でも飲みながら、ぼんやり雨の音聴いてたい。
それだけでいい。
それだけで、わたしはすごく幸せなんだ。
【SE】雨音がさらに小さくなっていく
【SE】水たまりに落ちる滴の音、遠くなる
(ふと立ち止まるように)
あ、ね……
ちょっと待って。
(少し息を吸って、真剣に)
こういうこと言うのって恥ずかしいんだけど、
でも言いたいから言う。
(少し声が震えて、でも真っ直ぐに)
きみのこと、本当に好きだよ。
恋人だから、とか、そういう話じゃなくて。
きみが笑ってたら嬉しいし、
きみが悲しんでたら、わたしも悲しいし、
きみが隣にいてくれるだけで、なんか……
世界がちょっとあたたかくなる感じがして。
それって、ちゃんとした「好き」だと思うんだよね。
(少し照れて、声が上ずりながら)
ふふ、なに言ってんの、わたし。
こんな雨の中で急に。
(でも、消えそうな声で)
……でも、ほんとうのことだから。
---
■ クロージング「雨上がりの予感」(目安:16分〜18分30秒)
【SE】雨が徐々に弱まり、やんでいく音
【SE】どこかで鳥が鳴く音
【SE】遠くで水たまりに落ちる滴の最後の音
(ゆっくり、空を見上げるように)
あ……
雨、やんできたね。
(少し名残惜しそうに)
傘、閉めなきゃいけないか。
もうちょっとだけ、このままでもよかったのにな。
(くすっと笑って)
ね、きみ。
(優しく、しっとりと)
今日のこと、覚えておいてね。
梅雨の放課後、ふたりで濡れた道を歩いて、
傘の中で肩寄せ合って、
たくさんしょうもないこと話して。
(じんわりと感動しながら)
なんでもない日だけど、
わたしにとっては大切な日だから。
こういう何でもない時間が、一番好きなんだって気づいたよ。
(少し間を置いて、静かに)
…………
(甘く、やわらかく)
ねえ、きみ。
……ありがとね。
一緒に帰ってくれて。
隣にいてくれて。
わたしの「好き」を、ちゃんと受け取ってくれて。
(少し照れながら、でも幸せそうに)
来週も梅雨だって天気予報言ってたから……
また傘、忘れてきていいよ。
(くすくす笑って)
……なんて、ね。
ちゃんと持ってきてよ。
でも、もし忘れても……
一緒に帰るから。
どんな雨の日でも、絶対迎えに行くから。
(穏やかに、最後の言葉のように)
これからもよろしくね、きみ。
雨の日も、晴れの日も、
くもりの日も、嵐の日も。
全部、一緒にいたいから。
(長い沈黙)
(とても小さく、最後に)
……すき。
【SE】遠くで雨上がりの風が吹く音
【SE】水たまりに映った光が揺れるような、静かなアンビエント音
(フェードアウト)
---
END
クレジット
ライター情報
はじめまして
趣味でただ私が聞きたいフリー台本を書き投稿しているオタクです。
「こういう台本が欲しかった」
「よかった」
と思ってもらえる作品を書けるように頑張っています。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
◇フリー台本に関して
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただいて構いません。
性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
使用時は作者名+作品リンクのクレジット表記をお願いします。
使用報告いただけると聴きに行きます。
よろしくお願いいたします。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡、ご相談ください。
趣味でただ私が聞きたいフリー台本を書き投稿しているオタクです。
「こういう台本が欲しかった」
「よかった」
と思ってもらえる作品を書けるように頑張っています。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
◇フリー台本に関して
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただいて構いません。
性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
使用時は作者名+作品リンクのクレジット表記をお願いします。
使用報告いただけると聴きに行きます。
よろしくお願いいたします。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡、ご相談ください。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
有償利用について
全ての台本に関しまして、有償利用が可能です
有償利用について
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