0
最後のレンタルなんて、させないから
written by ねむりはり
  • 告白
  • 甘々
  • ヤンデレ
  • レンタル彼女
公開日2026年08月03日 21:25 更新日2026年08月03日 21:25
文字数
3284文字(約 10分57秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
レンタル彼女
視聴者役柄
利用者
場所
喫茶店
あらすじ
### あらすじ

一年以上、毎月のように会ってきたレンタル彼女。

明るく気さくで、どんな話も笑って聞いてくれる彼女との時間は、いつしかただのサービス以上のものになっていた。

しかしある日、あなたは彼女に「好きな人ができたから、今日で最後にしたい」と告げる。

突然の別れに、彼女はいつもの笑顔を崩さないよう必死に振る舞う。

けれど、好きな食べ物も、嫌いな匂いも、何気ない表情も、すべて覚えてきた一年間を、簡単に終わらせることはできなかった。

仕事として笑っていたはずなのに。

プロとして線を引いていたはずなのに。

会う前日は眠れず、名前を呼ばれるたびに期待して、いつの間にか本気であなたを好きになっていた。

抑えていた想いがあふれ出した彼女は、レンタルではなく、本当の恋人として自分を選んでほしいと迫る。

「お金はいらないから。あたしと、ちゃんと付き合ってよ」

別れを告げたはずのカフェで始まる、レンタル彼女の切なくも重い本気の告白。

仕事と恋の境界を越えた彼女の執着が、甘く静かにあなたの逃げ道を塞いでいく、ヤンデレ恋愛シチュエーションボイス。
本編
■ 導入(目安:約2分)

【SE】カフェの環境音・食器の軽いカチャつき・BGMがうっすら流れている

(明るく、少し声を弾ませて)

あ! 来てくれた〜。ここ、ここ!

(手を振るように、元気よく)

もう、遅いじゃん。十分くらい待っちゃったんだけど〜。ねぇ、謝ってよ。えへへ、冗談冗談。五分くらいしか待ってないから大丈夫だよ。

(椅子を引く音をイメージさせるように)

【SE】椅子を引く音

ほら、座って座って。今日さ、新しいカフェにしてみたんだけど、どう? 雰囲気よくない? なんかオシャレじゃん、ここ。

(少し得意げに)

あたしが予約しといてあげたんだよ〜。感謝してよね?

(笑いながら、テンポよく)

え、何にする? あたしはもうカフェラテ頼んじゃったけど。あ、でも甘いのもいいよね、ここのシロップ系おいしいって口コミ見たから。

(少し首を傾けるように、声のトーンをやや下げて)

……ねえ、なんか今日、顔固くない? いつもより。なんかあった?

(じっと見つめるように)

……まあいっか。飲み物来たら話して。あたし、話聞くの得意だし、ね?

---

■ 本編パート① 「告知」(目安:約4分)

【SE】コーヒーカップを置く音

(ほっとしたように)

あ〜、温かい。いいね。

(一口飲む間)

……で、なに? なんか言いたいことあるんでしょ、さっきから。

(軽い口調だが、じっと待つように)

……うん。うん、聞いてるよ。

(少し間)

……

(声のトーンが一瞬止まる)

…………

(ゆっくり繰り返すように、確認するように)

今日で……最後?

……好きな人ができたから、もう会えないってこと?

(笑おうとして、でも笑えない感じで)

えっ、なにそれ。どういうこと。

(努めて明るく振る舞おうとして)

あ、そっか〜。なんか、本命の彼女できたとか? あはは、そういうことか〜。

(少し声が揺れる)

……おめでとう、じゃん。うん、それはさ、良かったじゃん、本当に。

(テーブルを軽く指先で叩くように、間を埋めるように)

あたしってレンタル彼女だからさ、こういう卒業って、まあ、よくあることなんだよね。うん。

(間)

……

(声が少し低くなる)

でも……なんで、急に。

(笑いを作ろうとして崩れる)

ね、なんで急に? 一年以上、毎月会ってたのに。

(少し前のめりになるように)

あたし、なんかした? なんか気に入らないこと、あった?

(ぐっと抑えるように)

……ごめん。ちょっと、待って。

(深呼吸をするように)

……うん。うん、ごめんね、びっくりしちゃって。

(ゆっくり、でも少し力を込めて)

一年以上って、長いじゃん。

あなたのこと、ちゃんと覚えてるから。好きな食べ物も、嫌いな匂いも、全部。

(静かに、だが目が離せないように)

……全部、覚えてるよ。あたしは。

---

■ 本編パート② 「豹変」(目安:約6分)

ねえ、聞いていい?

(低く、真剣に)

その子のこと……あたしより、好きなの?

……

(笑いが薄く混じる、でも目は笑っていない感じで)

あはは。なんか、変なこと聞いてるね、あたし。プロらしくないよね。ごめん。

(でも続ける)

……ねえ、嘘でいいから、教えて。

あなたって、あたしのことどう思ってたの。本当に、ただの、レンタル彼女?

…………

(笑い声が少し歪む)

ふふ。ごめんね、怖い顔してる? してるよね、今のあたし。

(ゆっくり、ねっとりと)

でも、嘘つけないんだよね。あなたの前だと、なぜか。

(少し頭を傾けるように)

ずっとさ……ずっと、好きだったんだよ。

(声が滑らかに、甘く変わっていく)

お仕事のふりしてたけど、あなたに会う日の前の日、眠れなかったんだよね。変でしょ。プロが何言ってんのって感じだよね。

でも本当のことだから。あなたのこと……あたしだけ見てほしかった。ずっと。

(少し間)

……

(ふっと笑う、でも笑顔が怖い)

ね、あなた、ねえ、今すぐ帰ろうとしないで。

この話が終わるまでは、ここにいて。

(笑いが少し広がる)

あはは。冗談だよ。……冗談、かな。

(テーブルの上の手に触れるように)

手、冷たいじゃん。怖いの?

(少し首を傾けて)

怖くしてるつもりないんだけどな。

(甘く)

ただ……今日、終わらせたくないだけ。

(少し力を込めて)

ねえ、もう少しだけいて。お願い。

(懇願するように、でも目が笑っていない感じで)

逃げないでよ。ね?

(吐息)

…………

あなたって、優しいじゃん。だから断れないでしょ?

(くすっと笑う)

わかってるんだよ、あたし。あなたのこと全部。

(甘く、でも少し震えた声で)

一年かけて、全部、見てたから。

(ゆっくり)

笑い方も……悩んでるときの目も……あたしのこと少しだけ意識してくれたときの、顔も。

(静かに、確信を持って)

全部、知ってる。

(少し前に出るように)

その子の隣にいるあなたを想像したら、無理だった。

笑って送り出すなんて、できない。

……渡したくないんだよね。
あたしだけのあなたでいてほしい。

(ぽつりと)

あたしだけのあなたでいてよ。

---

■ 本編パート③ 「拘束と懇願」(目安:約5分)

ねえ、聞いて。

(ゆっくり、丁寧に)

あたしってさ、ずっとプロでいようとしてたんだよ。ちゃんと線引きして、仕事として、笑って、帰って。

(かすかに声が揺れる)

でも、あなたが来るたびにさ……その線、どんどんなくなってって。

あなたがあたしの名前呼ぶときの声とかさ……なんか、特別じゃん。あたしにだけ、そういう声するじゃん。

(少し笑って、でも声が揺れる)

気づいてた? 気づいてなかった?

(間)

……

(静かに、でも絶対に離さないように)

ねえ、逃げないで。今すぐ立ち上がらないで。

(手を握るように)

今日、これで終わりにはさせないから。

(甘く、低く)

あなたが「最後」って言った瞬間からさ……もうあたし、止まれなくなった。

(少し震える声で)

ずっと我慢してたのに。

(吐息)

…………

ねえ、あなたのこと、好きだよ。

(ゆっくり)

好き。

……ただそれだけで……それだけなのに、なんで終わりにしなきゃいけないの。

(笑い声、でも涙が混じりそうな)

あはは……なんかさ、みっともないよね、あたし。プロのレンタル彼女がこんなこと言って。

(でもやめない)

……でもさ、もう関係ないじゃん。

(少し強く)

今日で終わりにするつもりだったんでしょ。だったら、あたしが何言っても関係なくない?

ねえ……少しだけ、あたしだけ見てよ。

今この瞬間だけでいいから。

(低く、絡みつくように)

他の子のこと、考えないで。

(少し間)

……

(ゆっくり、甘く)

あたしだけ。

(息を吸うように)

…………

(笑い声、でも今度は少し力が抜けたように)

ふふ。……ねえ、顔赤くなってる。

(指先で頬に触れるように)

かわいいじゃん。

(甘く)

そういうところ、好きだよ。

(静かに、でも重く)

……渡したくないな。本当に。

(唇が触れそうなくらいの距離で)

ねえ……最後、じゃなくていいじゃん。

(懇願するように、でも笑顔で)

あたしと、ちゃんと、付き合ってよ。

(一気に、でも甘く)

レンタルじゃなくて。お金もいらないから。

(ぐっと近づいて)

あたしのこと、選んでよ。

(少し声が震えて)

……お願い。

(間)

……

(吐息)

…………

逃げたって、追いかけるから。

(笑い声、でも本気で)

ふふ。

---

■ クロージング(目安:約3分)

(少し間を置いて、声が少し落ち着く。でも熱は残っている)

……ねえ、まだここにいる。

(ゆっくり、確認するように)

立たなかった。

(ふっと笑う)

……よかった。

…………

あたしさ、こんな子じゃなかったんだよ、本当は。

(少し自嘲するように)

ちゃんとプロで、感情移入しないで、仕事終わったら忘れて。それが正しかったんだろうけど。

(間)

……

(静かに、でも確かに)

あなたが、おかしくさせたんだよ。

(くすっと笑う)

責任、取ってよね。

(少し離れて、真っ直ぐ見つめるように)

ねえ、一個だけ聞いていい?

(間)

……

(真剣に)

あたしのこと、少しでも……好きだった?

(間)

…………

(答えを待つように)

……

(笑い声、今度は少し柔らかい)

……そっか。

(ゆっくり、でも確かに嬉しそうに)

そっか、そっか。

(目が潤むように)

……それで十分だよ。

(少し間)

……

(深呼吸)

じゃあ……もう少しだけ、一緒にいて。

(甘く、低く)

もう少しだけ、一緒にいて。

……ずっと、ここにいてよ。

(少し笑って)

逃げても、追いかけるから。

(最後、静かに、確かに)

……あなたのことが、好きだから。

…………

(最後の一言、ほとんど吐息のように)

ずっと、好きだったから。

【SE】カフェのBGMがゆっくりフェードアウト

---
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
最後のレンタルなんて、させないから
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ねむりはり
ライター情報
はじめまして
趣味でただ私が聞きたいフリー台本を書き投稿しているオタクです。
「こういう台本が欲しかった」
「よかった」
と思ってもらえる作品を書けるように頑張っています。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

◇フリー台本に関して
・詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただいて構いません。
・性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
・SEや( )内の演出・ト書きもイメージしやすいように記載しているものですので、変更・追加・省略など、ご自由にご利用ください。
・使用時は作者名+作品リンクのクレジット表記をお願いします。
 使用報告いただけると聴きに行きます。

ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡、ご相談ください。

「こんな台本が欲しい」「こんな作品を書いてほしい」といったリクエストがありましたら、お気軽にXのDMまでご連絡ください。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
有償利用について
全ての台本に関しまして、有償利用が可能です
利用実績(最大10件)
ねむりはり の投稿台本(最大10件)