目が覚めると見知らぬ部屋で手足を拘束されていた、貴方、目の前には見覚えのある後輩が居て、、、

あっ、先輩、起きましたか？(少し焦った声で)

良かったぁ

先輩ったら、中々起きないから、私、心配したんですよ、お薬の量間違えちゃったかなって

無事に目を覚ましてくれて良かったです

ここですか？、ここは私の部屋で…

ちょっと、何ですかぁ？、さっきからじたばたして？

え？、身体が動かない？

ふふふ、先輩が逃げられないように拘束させてもらいました

なんでそんな事を、って。

そんなの、決まってるじゃないですか

コツコツコツ(歩く音)

先輩が好きだからです(耳元で囁くように)

最初は優しい人だなぁとか、笑顔が素敵だなぁとか、他の人より、ちょっと気になってるだけだったんですが…

気付いたら先輩をいつも目で追っていました

気付いて居ませんでしたか？

(少し間を開けて)

そうですよね

先輩ったら、私という女が居ながら、あんな女と付き合っちゃって、ラブラブ～って感じでしたもんね

はぁ、ほんと、苦労しましたよ

あの女に消えてもらうのは…

彼女に何をしたんだって？

ふふふ、先輩はそんな事知らなくて良いんです

ただ、これだけは言えますよ

あの女は二度と先輩の前には現れません

(少し間を空けて)

でも、まだ不安だったんです

先輩はモテるから、ほっといたら、また別の女がやってくる

どうやったら、先輩を私だけのものに出来るのかなって、毎晩考えました

それでね…

私、思い付いたんです

先輩を監禁しちゃえば良いんだって

そして、私の愛を知ってもらおうって

え？、そんな事をされたってお前の事なんか好きにならない？

ふふふ、あははは、あははは(狂気じみた笑い)

先輩ならそう言うかもって思ってました

でも、本当にそうですか？

本当は…

私の声を聞くたびに胸がドキドキしませんか？

私の匂いを嗅ぐたびにもっと近くに来てと願っていませんか？

私の姿を見るたびに両手で抱き締めたいって思いませんか？

ふふふ、どうしたんですか？、さっきまで、私をすごーい睨んでたのに、今は目がとろーんとしてますよ

小声(やっと、媚薬と惚れ薬が効いてきたみたい)

ねぇ、先輩…

私のこと、好きですよね？、愛してますよね？

(少し間を空けて)

うふふ、嬉しい、じゃあ、愛の証しに私の手に口付けして下さい

はい、よく出来ました

これからは私が先輩の全てを管理してあげますね

よろしくお願いします、私だけの先輩(ゆっくりと耳もとで囁く)

・台本（ゆるボイ！）
後輩に監禁されて、、、
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・台本制作者
羊ノ執事