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吸血鬼の姫に墜とされる、、、
written by 羊ノ執事
  • ファンタジー
  • 吸血鬼
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1047文字(約 3分30秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
仕事帰りに夜道を歩いていた貴方、ふと美女に呼び止められて、近付いて行くが…
本編
おい、そこのお前!、お前だ!

こっちに来い…

なんだ?、血塗れな事に驚いてるのか?、なに、大した傷じゃない、…すれば直ぐ回復出来る

それにはお前の協力が必要でな、もっとこっちに近付いてくれ

そうだ、それじゃあ、膝まずいてちょっと肩を貸して欲しいんだが…

よし、良い位置だな

悪いが…ちょっと痛むぞ…

はぁ…がぶっ…(首を噛む音)

んっ…んんっ…こくり…

中々美味い…って、おい、暴れるな、血が飲みにくいじゃないか!

何をしているだと?

吸血に決まっているだろう?

化け物?…

ほう、吸血鬼の姫たる私に向かって化け物と、お前はそう言ったのか?

良い度胸じゃないか、よほど、死にたいらしい、中々に美味い血を持ってるから、生かしてやろうと思っていたが、気が変わった…

お前の血など飲み干して、二度とふざけた事を言えないようにしてやろう…

ん?、なんだ?、激しく抵抗して?、もしかして、私から逃げられると思ってるのか?

ハハハッ、無駄だ、貴様がいくら抵抗しようと吸血鬼たる私から逃げるなど天地がひっくり返ってもあり得んよ

大人しく首を差し出せ!

はぁ…がぶっ…(首を噛む音)

んっ…んんっ…んんっ…んんっ…ごくり…

やはり、お前の血、美味いな…

このまま血を飲み干して、殺してしまうのは少し惜しい…

ふむ、名案を思いついたぞ、お前、私の眷属になれ

そして、私に定期的に血を献上するのだ!

そうすれば、命だけは助けてやろう、どうだ、悪い話じゃあるまい?

(少し間を空けて)

ほう、物分かりが良いじゃないか…

あー、それと、お前、今付き合ってる人間の恋人が居るだろう?

それとは別れろ

なんでだと?、お前の血を吸う度に他の女の匂いを嗅ぐなど虫唾が走るからに決まってるだろう?

せっかく美味い血を飲んでも、余計な匂いがあっては台無しだからな…

分かったらさっさと…

なんだ?、彼女とは別れたくないだと?…ふふふ、面白い、吸血鬼の姫よりも、人間の恋人を取る言うのか?

私のこの美しい容姿と、美しい声を聞いて、尚、人間の恋人を想えるとは…人間ながら中々やるじゃないか…

だが、私の【魅了】の前では、老若男女全てが、かしずく…

さぁ、私の紫の瞳を見よ、そうだ、じーと見るんだ

アメジストのように美しいだろう?

深い湖のように吸い込まれそうだろう?

夜に瞬く星のような輝きから目を離せないだろう?

ふふふ、とろーんとした目になって来たな

では、もう一度言うぞ

人間の恋人とは別れろ、そして、私の為に血を捧げ続ける眷属となれ、良いな?

(少し間を空けて)

良い返事だ

これでお前は私のもの

これから、よろしくな、私の可愛い眷属

毎日たっぷりと血を吸ってやるから楽しみにしとけよ(耳もとで囁く)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
吸血鬼の姫に墜とされる、、、
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
羊ノ執事
ライター情報
 pixivにて、声の活動をされてる方向けにフリー台本を書いています。

 ジャンルは主にヤンデレ、他に、ツンデレ、甘々、ファンタジー…etc

 更新頻度は亀よりは早くうさぎよりは遅く程度です。
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