- 恋人同士
- シリアス
- ホラー
- 少女
- お姉さん
公開日2021年06月20日 20:54
更新日2021年06月20日 20:54
文字数
865文字(約 2分53秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女でありあなた自身
視聴者役柄
彼氏でありあなた自身
場所
自宅であり今この場所
あらすじ
タイトル通り、彼女とホラー音声を聞くだけのシチュエーションボイス台本です。
ホラー要素なしでどこまでホラー書けるかやってみたかった。
いわゆる無限ループものというか入れ子構造というか。
読み手のあなたは動画の中の投稿者であり彼女でもあります。
聞き手は動画の中の彼氏でもあり聞き手そのものでもあります。
作品の中の設定と現実の境界が壊れることを意識して作りました。
ホラー要素なしでどこまでホラー書けるかやってみたかった。
いわゆる無限ループものというか入れ子構造というか。
読み手のあなたは動画の中の投稿者であり彼女でもあります。
聞き手は動画の中の彼氏でもあり聞き手そのものでもあります。
作品の中の設定と現実の境界が壊れることを意識して作りました。
本編
この作品はフィクションです。
ねえねえ、さっきから何見てるの?
タイトルは…「【男性向け】彼女と一緒にホラー音声作品を聞くだけ」?
あー、私もこれ聞いたことあるよ。
シチュエーションボイスって言うんだっけ?キミってこういうの好きそうだと思ってさ、いろんな音声作品を調べてたら見つけたの。
でも正直、最後まで聞いてもどこがホラーなのか分かんなかったよ。
ずっと女の人が一人でしゃべってるだけで、何かが起こるわけでもないし、びっくりさせてくるわけでもないし。
ね、よくわかんないでしょ?
しかも後半は、ホラーがどうのこうのってずっと言ってるだけなの。
最後のオチもよく分かんなくてさ。
夢オチ?っていうのかな?最後に女の人が「この作品はフィクションです」って言って終わるだけだし。
でも、この人の声、ちょっと私の声に似てると思わない?
もしかして君がこの作品を見てたのって、私の声に似てたから?
もう、照れなくてもいいのに。
でもよく考えたらさ、タイトルが「彼女と一緒にホラー音声作品を聞くだけ」なんだから、この作品自体はホラーでもなんでもないんだよね。
ねえ?ちゃんと聞いてる?もう、何ぼーっとしてるの。
キミだよ、キミ。今ここにいるキミに言ってるんだってば。ほかに誰もいないでしょ?
ねえ、キミはどう思う?本当にこの作品がホラー作品だと思う?
私ね、一番怖いホラーって、現実的なホラーだと思うの。
急にお化けがわーって出てくるのも怖いけどさ、そういうのって作り物だと思うと急に怖くなくなるでしょ?
そういうのより、本物が目の前にあるかのような、リアルな作品の方が怖いと思うんだよね。
例えるなら、「今あなたの感じているものが本物だ」って強制的に理解させられてるみたいにね。
聞いているうちに、何が本物で何がフィクションなのか、段々分からなくなってくる。
もしかしたら、一番怖いホラーってそういうものなのかもしれないね。
ふふ、もしかして怖くなっちゃった?でも大丈夫!
君が怖くなくなるように、私が魔法の言葉を教えてあげるから。いくよ?魔法の言葉、それはね…
この作品はフィクションです。
ねえねえ、さっきから何見てるの?
タイトルは…「【男性向け】彼女と一緒にホラー音声作品を聞くだけ」?
あー、私もこれ聞いたことあるよ。
シチュエーションボイスって言うんだっけ?キミってこういうの好きそうだと思ってさ、いろんな音声作品を調べてたら見つけたの。
でも正直、最後まで聞いてもどこがホラーなのか分かんなかったよ。
ずっと女の人が一人でしゃべってるだけで、何かが起こるわけでもないし、びっくりさせてくるわけでもないし。
ね、よくわかんないでしょ?
しかも後半は、ホラーがどうのこうのってずっと言ってるだけなの。
最後のオチもよく分かんなくてさ。
夢オチ?っていうのかな?最後に女の人が「この作品はフィクションです」って言って終わるだけだし。
でも、この人の声、ちょっと私の声に似てると思わない?
もしかして君がこの作品を見てたのって、私の声に似てたから?
もう、照れなくてもいいのに。
でもよく考えたらさ、タイトルが「彼女と一緒にホラー音声作品を聞くだけ」なんだから、この作品自体はホラーでもなんでもないんだよね。
ねえ?ちゃんと聞いてる?もう、何ぼーっとしてるの。
キミだよ、キミ。今ここにいるキミに言ってるんだってば。ほかに誰もいないでしょ?
ねえ、キミはどう思う?本当にこの作品がホラー作品だと思う?
私ね、一番怖いホラーって、現実的なホラーだと思うの。
急にお化けがわーって出てくるのも怖いけどさ、そういうのって作り物だと思うと急に怖くなくなるでしょ?
そういうのより、本物が目の前にあるかのような、リアルな作品の方が怖いと思うんだよね。
例えるなら、「今あなたの感じているものが本物だ」って強制的に理解させられてるみたいにね。
聞いているうちに、何が本物で何がフィクションなのか、段々分からなくなってくる。
もしかしたら、一番怖いホラーってそういうものなのかもしれないね。
ふふ、もしかして怖くなっちゃった?でも大丈夫!
君が怖くなくなるように、私が魔法の言葉を教えてあげるから。いくよ?魔法の言葉、それはね…
この作品はフィクションです。
クレジット
ライター情報
全年齢向けからR15、癒し系からセクシー系、なんか変なお姉さんまで。
面白いと思ったシチュエーション台本を幅広く書いていきます。
他とはちょっと変わったネタが欲しいクリエイター様は一度見てみてください。
pixivではこれ以外にも女性向けシチュエーション台本やミステリー小説、セクシーな小説も書いてます。
面白いと思ったシチュエーション台本を幅広く書いていきます。
他とはちょっと変わったネタが欲しいクリエイター様は一度見てみてください。
pixivではこれ以外にも女性向けシチュエーション台本やミステリー小説、セクシーな小説も書いてます。
有償販売利用の条件
有償販売の作品として使用される場合も許可しますが、一言お声がけください。
利用実績(最大10件)
みなもとあるた の投稿台本(最大10件)