親愛なるあなたへ
お元気ですか？
私は相変わらず、元気に旅を続けています。
今は、新しい町で、みんなを笑顔にするために音楽を奏でています。
どんな町に行っても、あなたへの感謝は尽きません。
砂漠で倒れていた私を助けてくれた命の恩人。
そして、あなたは私にいろんなことを教えてくれた、、、。
料理のこと、旅のこと、ゲームのこと、人を好きになること、、、。
私は、あなたの笑った顔が大好きです。
私の旅の話を聞いているときの嬉しそうな顔を思い出すといつでも幸せな気持ちになります。
一緒に生活してて、だんだんと胸がむずむずしてきて、、、。
これが恋なのか、、、って思うようになりました。
出発する前の昼下がり、あなたが抱きついてきたとき、私も大好きな気持ちがあふれてきて、、、。
私も寂しくなっちゃって一緒に泣いちゃいましたね、、、。
出発前にあなたがくれたお守り、今も楽器につけてありますよ。
あっ、あと、あなたが教えてくれた料理、みんなよろこんでくれましたよ！
はじめて書いた、手紙があなた宛でよかった。
私、今、手紙を書いてて嬉しい気持ちと、また一緒に暮らしたいっていう寂しい気持ちになります。
あなたもそうでしょうか、、、？
目の前に見えている景色は違っていても見上げる空は一緒ですから！
同じ空の下で想い合えるってなんかロマンチックですね。
また近いうちに、お手紙出します。
お元気で！

あなたを想う吟遊詩人より。


　

・台本（ゆるボイ！）
「吟遊詩人からの便り」（吟遊詩人シリーズその3）
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ファームちゃん