目が覚めると、貴方の側には美人のエルフが居ました、だけど、自分が誰か、そのエルフが誰かすら思い出せなくて、、、

～ご使用される場合のお願い～

ご使用の際には、作者名の【羊ノ執事】か本作品のリンクを入れて頂けたら嬉しく思います。

この作品をベースに内容の変更&性別変更など、ＯＫです。

～最後に～

台本を読んで頂けると大変嬉しいです。その為、使用の際はpixivにて、一言連絡頂けたら、喜んで聞きに行きます。

～常時囁き～
(聞き手がベッドで寝ていて読み手はすぐ横に居る状態のイメージ)

おはよう、目が覚めた？

きょろきょろしてどうしたの？

ここが何処か分からない、貴方は誰ですか？って…

もしかして、記憶が混乱してるのかしら…

それじゃあ、私が優しく教えてあげるね

ここはエルフの国、私は貴方のママの◯◯◯よ(◯◯◯には読み手さんの名前を入れて下さい)

そして貴方はこの国の勇者、先日魔族との戦いに出向き大怪我をして、ずっと眠っていたのよ

私、凄く心配した、貴方ったら全然目覚めてくれないんだもの…

だから、目を覚ましてくれて本当に良かった

ねぇ、ママにハグさせて

ぎゅ～

ふふふ、顔を真っ赤にしちゃって可愛い

ん？どうしたの？

(少しの間を空けて)

なあに？また戦いに行く？

だーめ、確かに貴方は目を覚ましたけど、まだ怪我は治ってないのよ

今はゆっくり休んで怪我を治しなさい

そうそう、それで良いの…

ゆっくり目を閉じて、おやすみなさい

(少しの間を空けて)

よしよし…よしよーし…

こんなに傷だらけになるまで頑張って、偉いよ、本当に偉いよ…なでなで…なでなで…

ママのなでなで魔法で沢山癒してあげるね

剣を握って戦い続け、豆だらけの坊やの手、なでなで…なでなで…

戦地を歩き続け、疲れ切った坊やの足、なでなで…なでなで…

沢山の戦いを経て、傷だらけになってしまった坊やの身体…なでなで…なでなで…

立派に育ってくれたのは嬉しいけど、戦地に送り出すのは、やっぱり心配だよ

もし出来る事なら、ずっとママの側に居て欲しいなぁ…そしたら、毎日好きなだけ甘やかしてあげるのに…なでなで…なでなで…

ん？なんだかうなされてる？

もしかして、魔族の悪夢の呪い？

えーと、確か…悪夢の呪いの解き方は…愛する人が…

【耳ふー】

耳に息を吹き掛ける事だったはず…

【耳ふー】

どれくらいしたら良いのかな…

【耳ふー】

もう、あまり動かれると耳ふーしにくいんだけど

大人しくママからの耳ふーを受け入れなさい

【耳ふー】

よし、大分収まって来たみたい、でも、なんだか楽しくなって来ちゃったなぁ

まだ寝てるみたいだし、もうちょっとだけしちゃお

さっきまでは右耳(左耳)だったから、今度は反対側に回って

(少しの間を空けて)

【耳ふー】
【耳ふー】
【耳ふー】

ピクピクしちゃって可愛い…

こんな風に坊やを甘やかせるのは今だけだし、今のうちに沢山癒してあげなきゃね…

次はお耳のマッサージしてあげようかな

※言葉でやるか、実際やった音声でやるかはお任せします

(耳のマッサージ開始)

もみもみ…もみもみ…

坊やにはまだ伝えてなかったけど、エルフにとって耳はとても重要な役割があるの…

もみもみ…もみもみ…

エルフの耳は魔力の循環を司っていて、耳をマッサージする事で、より循環を助ける事が出来るの…

もみもみ…もみもみ…

だから、耳はしっかりケアしてあげなきゃいけないんだよ…

もみもみ…もみもみ…

ふふふ、凄い安らかな顔してる、気持ち良いのかなぁ

もみもみ…もみもみ…

こっちの耳はもう充分かなぁ、じゃあ、反対の耳もマッサージしてあげるね

(少しの間を空けて)

つんつん、じゃあ、マッサージしていくよ

もみもみ…もみもみ…

この幸せな時間がずっと続いたら良いのに、怪我が治ったら、坊やはまた戦地に行っちゃんだよね…

もみもみ…もみもみ…

勇者なんて辞めて、私と遠くに逃げない？って言っても、正義感が強い坊やはきっと戦地に行く事を選ぶよね…

もみもみ…もみもみ…

だからね、私は自分の出来る事をする、坊やをたっぷり癒して、ここで坊やの無事を祈ってるよ

もみもみ…もみもみ…

坊やが帰ってきてくれるのをずっと待ってるから、必ず無事で帰ってきてね…

私の可愛い坊や(耳もとで囁く)

・台本（ゆるボイ！）
エルフママの癒しの耳かきマッサージ
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
羊ノ執事