～あらすじ～恋人をちょっと驚かそうと寝たふりをして待っていた貴方、だけど、貴方が寝てると思った恋人は予想外の行動に出て、、、

～ご使用される場合のお願い～

ご使用の際には、作者名の【羊ノ執事】か本作品のリンクを入れて頂けたら嬉しく思います。

この作品をベースに内容の変更&性別変更など、ＯＫです。

～最後に～

台本を読んで頂けると大変嬉しいです。その為、使用の際はpixivにて、一言連絡頂けたら、喜んで聞きに行きます。

ただいま～

おーい、君の可愛い彼女が帰ったよー、居ないのー？

(少しの間を空けて)

なんだ、居るじゃない、おかえりくらい言ってよ

あれ？もしかして、寝てる？

ふーん、寝てるのか…

※小声
(じゃあ、せっかくだし、例のやつ試してみようかな…)

じゃじゃーん、｢恋人が寝てる間にメロメロにしちゃう黒魔術書・入門編｣

えーと、まず最初に…

｢この黒魔術は寝ている人間にしか効きません、その為、対象が本当に寝ているのか、しっかりと確認しましょう｣

ねぇねぇ、本当に寝てる？

つんつん…つんつん…

うん、反応が全然無いし、寝てるみたいだね

じゃあ、次のステップは…

｢黒魔術をよく効くようにする為、お耳を軽くマッサージしてあげましょう｣

よし、それじゃあ、いくぞ

もみもみ…もみもみ…(右耳で囁き)

反対の耳も…

もみもみ…もみもみ…(左耳で囁き)

マッサージでーきた

それじゃあ、次のステップ…

｢お耳のマッサージが終わったら、優しく耳ふーをしてあげましょう｣

耳ふーなんてやった事ないんだけど、上手く出来るかな…

ふー…ふー…(右耳)

反対の耳も…

ふー…ふー…(左耳)

あれ？なんだかピクピク反応してる気が…

もしかして、起きてる？

………って、そんなわけ無いよね！

さてと、次のステップは…

｢耳ふーが終わったら、準備はバッチリです、まずは片方のお耳に好き好き攻撃をしてあげましょう｣

好き好き攻撃？

ちょっと恥ずかしいな…寝ててくれた良かったぁ…

ねぇ、好き、大好き、君の事…すっごく好きだよ…(右耳で囁き)

恥ずかしい…

えっと、次のステップ…

｢好き好き攻撃をしたら効果の確認をしましょう、顔色がほんのり赤く染まって来たら効いてる証です｣

うーん、よく見ると、顔がほんのり赤く染まってきてるし、効いてるみたいだね

よし、次のステップは…

｢今度は反対の耳に、可愛い可愛い攻撃をしましょう、ひたすら可愛いと褒めてあげて下さい｣

｢どんどん顔色が赤くなるかも知れませんが気にせず行きましょう｣

可愛いか…あんまり言った事無かったな…

ちょっと緊張するかも…【深呼吸】

可愛いよ…(左耳で囁き)

君の寝顔すっごく可愛い…

ほんのり赤く染まった頬[ほほ]、長い睫毛[まつげ]、細い眉毛[まゆげ]、何処を見ても凄く可愛い(左耳で囁き)

ふふふ、耳たぶまで赤くなってきたね、可愛いよ…(左耳で囁き)

よし、次で最終ステップだね…

｢黒魔術の行使お疲れ様でした、最後に耳もとでこう囁きましょう『いつまで寝たふりしてるの？早く起きて私とイチャイチャしよ』これで恋人は貴方にメロメロ間違いなし｣

寝たふり？？？

いや、まさか、そんな…最初に寝てるか確認したし、起きてるなんて事があるわけが…

まぁ、でも、黒魔術は最後までやりきらなきゃだよね…

ねぇ、いつまで寝たふりしてるの？起きて私とイチャイチャしよ？

えっ、こんなすぐ起きるなんて、もしかして、本当に寝たふりだったの！？

じゃあ、私の黒魔術中ずっと起きてたって事？

ひどい、それじゃあ、黒魔術は全然効いてないって事じゃない、せっかく色々と頑張ったのに…

ん？なあに？バッチリ効いてる？

でも、黒魔術書には寝てる人にしか効かないって書いてあったけど…

まぁ、良いか、効いたなら結果オーライだよね！

ねぇ、効いたって事はさ、今の君は私にメロメロなんだよね？

ちょっと顔逸らしてないで、こっち見てよ

ふふふ、顔真っ赤にして、うなずくの可愛い…

じゃあさ、世界で一番誰が好きか言ってみて

………嬉しい

私も君が世界で一番大好きだよ

・台本（ゆるボイ！）
寝たふりをしてたら、ちょっと天然な恋人に甘々な黒魔術を掛けられる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
羊ノ執事