- 耳舐め
- 後輩
- クーデレ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2290文字(約 7分38秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
後輩ヴァンパイア
視聴者役柄
先輩
場所
指定なし
あらすじ
初投稿です。キスのところ、牙舐め入れるか悩んだけどマニアック過ぎる気がしたのでやめました。好きなんですけどね。
【ご利用について】概要欄に作者名(可能であればリンクも)の記入をお願いします。商用利用・非商用利用・改編自由です。耳舐め、キスなどが苦手な方はカットしていただいて構いません。連絡はなくても結構ですが、あると嬉しいです。
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本編
(窓をノックし、開ける音)
センパイ、こんばんは。まだ起きてますか……って…… はぁ……
学校休んでゲームですか…… どうせそんなことだと思いましたけど。
ん? はい、そうです。夜学部の授業、夜中の2時までなんです。日が昇るまでに帰らないと行けないんですけど、昨日学校お休みしたって聞いて気になって来ちゃいました。
あ、そうそう。今日はおみやげがあるんですよ。
(カバンをまさぐる音)
じゃーん。英語と数学の課題です。来週までに提出だそうです。
……なんですかその残念そうな顔は。言っておきますけどこの課題、テストにそのまま出るそうなのでやらなければ確実に追試でしたよ。
ところでセンパイ、この課題、学年も時間帯も違う私のところに回ってきたんですけど、ひょっとしてわざわざお家まで届けてくれる親しいお友達、いないんですか?
「みんな家が遠い」? あぁ確かに。うちの学校でこの近くに住んでる人の話、ほとんど聞きませんもんね。てっきり授業をサボりすぎて、お友達が一人もいないんじゃないかと思ってましたが、杞憂でしたか。
あー…… その反応は図星っぽいですね…… 謝りますから泣きそうな顔でこっちを見るのやめてくださいよ……
お詫びと言ってはなんですけど、私のできることなら力になりますから何でも言ってください。
「試験勉強が捗らないから教えてほしい」?
確かに何でもとは言いましたけど…… 一応私、年下なんですけどプライドとか無いんですか……?
まあでも私、成績学年トップの優等生ですからね。来年から『センパイ』が『ドーキューセイ』になるのも悪くないですが、他に頼れる人がいないのも可哀想なのでできる範囲で教えてあげますよ。
(ノートを開き鉛筆を走らせる音)
あ、ストップです。そこの問題、答えは『must』じゃないです。
よく見てください。カッコの後ろ『to』が続いてますよね。だから……
そう『have』です。よくできましたね。
(鉛筆を走らせる音)
……見たところ間違いは少ないですね。センパイ、地頭はいいのであとは細かいミスを無くせばそこそこいい評価もらえると思いますよ。
(鉛筆を走らせる音)
え、私ですか? もちろんテストの対策は完璧ですよ。90点以下なんて取ったことないですし、英語は卒業レベルまでできる自信があります。えっへん。
「吸血鬼は物覚えがいいから?」はぁ……そんなわけないじゃないですか。吸血鬼でも授業についていけてない子はいます。これは私自身の努力の成果です。
大体センパイは吸血鬼をなんだと思ってるんですか。私たちだってほとんど普通の人と変わらないんですよ?
ただちょっぴり人より肌が白くて、十字架を見ると身体がソワソワして、ニンニクが食べられなくて、陽の光が浴びられなくて、人の血がないと生きていけないこと以外は……
……あはは、だいぶ違いますね。
小さいころパパが言ってたんです。「吸血鬼は人を好きになっちゃいけない」って。
幼かった私にはその理由がわからなかったけど……今ならわかる気がします。見た目はそっくりでも違う生き物なんですね……私たち。
……ねぇ、センパイ。センパイが今日学校休んだのって、私がここに来る口実を作るためですよね?
私が日中外に出られないから、わざわざこの時間まで起きててくれたんですよね?
わかりますよ。センパイのことなら何でも……
でももういいですから。こんなことしてもセンパイのためにならないですよ。センパイに必要なのは私じゃなくて人間のお友達です。だから、もう私の事は忘れて____
ひゃあ! な、何で急に抱きついてるんですか!
「落ち着くからしばらくこのままでいさせて」? えぇ、困りますって……もう……
わかった……わかりましたから……ちょっとだけですよ……
(深呼吸)
ふぁ……センパイの体温、あったかい……
(深呼吸)
……センパイ、吸血鬼が直接人間の身体から血を吸ったらどうなるかわかりますか?
吸われた人間も吸血鬼になってしまうそうです。昔から吸血鬼はそうやって数を増やしてきましたが、今ではその方法は禁止されています。
……ねぇセンパイ。もし良ければ……吸血鬼になりませんか?
嫌だったら拒絶してくれて構いません。バレたらお互い大変ですから。でも私たちが同じ世界を生きるには、これしかないと思うんです。
吸血鬼になったら学校なんかほっぽり出して、2人でどこか知らないところに行きましょう。
昼は眠って、夜は一緒に街に繰り出して、ご飯食べて、ショッピングして、日が登る前にベッドに入って……そんな毎日、素敵じゃないですか?
……ありがとうございます。センパイならそう言ってくれると思ってました。
覚悟はいいですね? 後には戻れませんよ?
ええ、わかりました。それじゃあ…いただきます。
(深呼吸 口を大きく開けてかぶりつく音)
……なーんて。そんなことするわけないじゃないですか。本気にしました?
わわ、もーそんなに怒らないでくださいよ。ちょっとからかっただけじゃないですか。
でもさっき私に抱きついたのはちょっとびっくりしました…… センパイ、意外と大胆ですね……
……ねぇ、センパイ? 目、つぶってください。
(囁き)女の子に急に抱きつくなんて、マナー違反ですよ…… おしおきです。
(耳舐めorキス音)
ぷは、センパイの耳(口の中)、おいしい……
(長めの耳舐めorキス音 途中何度かセンパイ呼び)
センパイ、色々いじわるしてごめんなさい。私のこと、嫌いになりました?
そう、ですか…… よかった。さっきは強がっちゃいましたけど、やっぱり私、センパイに嫌われたら生きていけないです。
(窓を開ける音)
そろそろ日の出も近いので帰りますね。
今度は私が学校サボりますから、夜になったら一緒にお出かけしましょう。
別に構いませんよ。私もちょっと……悪い子になりたい気分なので。
はい、それじゃあおやすみなさい。
大好きですよ、センパイ。
センパイ、こんばんは。まだ起きてますか……って…… はぁ……
学校休んでゲームですか…… どうせそんなことだと思いましたけど。
ん? はい、そうです。夜学部の授業、夜中の2時までなんです。日が昇るまでに帰らないと行けないんですけど、昨日学校お休みしたって聞いて気になって来ちゃいました。
あ、そうそう。今日はおみやげがあるんですよ。
(カバンをまさぐる音)
じゃーん。英語と数学の課題です。来週までに提出だそうです。
……なんですかその残念そうな顔は。言っておきますけどこの課題、テストにそのまま出るそうなのでやらなければ確実に追試でしたよ。
ところでセンパイ、この課題、学年も時間帯も違う私のところに回ってきたんですけど、ひょっとしてわざわざお家まで届けてくれる親しいお友達、いないんですか?
「みんな家が遠い」? あぁ確かに。うちの学校でこの近くに住んでる人の話、ほとんど聞きませんもんね。てっきり授業をサボりすぎて、お友達が一人もいないんじゃないかと思ってましたが、杞憂でしたか。
あー…… その反応は図星っぽいですね…… 謝りますから泣きそうな顔でこっちを見るのやめてくださいよ……
お詫びと言ってはなんですけど、私のできることなら力になりますから何でも言ってください。
「試験勉強が捗らないから教えてほしい」?
確かに何でもとは言いましたけど…… 一応私、年下なんですけどプライドとか無いんですか……?
まあでも私、成績学年トップの優等生ですからね。来年から『センパイ』が『ドーキューセイ』になるのも悪くないですが、他に頼れる人がいないのも可哀想なのでできる範囲で教えてあげますよ。
(ノートを開き鉛筆を走らせる音)
あ、ストップです。そこの問題、答えは『must』じゃないです。
よく見てください。カッコの後ろ『to』が続いてますよね。だから……
そう『have』です。よくできましたね。
(鉛筆を走らせる音)
……見たところ間違いは少ないですね。センパイ、地頭はいいのであとは細かいミスを無くせばそこそこいい評価もらえると思いますよ。
(鉛筆を走らせる音)
え、私ですか? もちろんテストの対策は完璧ですよ。90点以下なんて取ったことないですし、英語は卒業レベルまでできる自信があります。えっへん。
「吸血鬼は物覚えがいいから?」はぁ……そんなわけないじゃないですか。吸血鬼でも授業についていけてない子はいます。これは私自身の努力の成果です。
大体センパイは吸血鬼をなんだと思ってるんですか。私たちだってほとんど普通の人と変わらないんですよ?
ただちょっぴり人より肌が白くて、十字架を見ると身体がソワソワして、ニンニクが食べられなくて、陽の光が浴びられなくて、人の血がないと生きていけないこと以外は……
……あはは、だいぶ違いますね。
小さいころパパが言ってたんです。「吸血鬼は人を好きになっちゃいけない」って。
幼かった私にはその理由がわからなかったけど……今ならわかる気がします。見た目はそっくりでも違う生き物なんですね……私たち。
……ねぇ、センパイ。センパイが今日学校休んだのって、私がここに来る口実を作るためですよね?
私が日中外に出られないから、わざわざこの時間まで起きててくれたんですよね?
わかりますよ。センパイのことなら何でも……
でももういいですから。こんなことしてもセンパイのためにならないですよ。センパイに必要なのは私じゃなくて人間のお友達です。だから、もう私の事は忘れて____
ひゃあ! な、何で急に抱きついてるんですか!
「落ち着くからしばらくこのままでいさせて」? えぇ、困りますって……もう……
わかった……わかりましたから……ちょっとだけですよ……
(深呼吸)
ふぁ……センパイの体温、あったかい……
(深呼吸)
……センパイ、吸血鬼が直接人間の身体から血を吸ったらどうなるかわかりますか?
吸われた人間も吸血鬼になってしまうそうです。昔から吸血鬼はそうやって数を増やしてきましたが、今ではその方法は禁止されています。
……ねぇセンパイ。もし良ければ……吸血鬼になりませんか?
嫌だったら拒絶してくれて構いません。バレたらお互い大変ですから。でも私たちが同じ世界を生きるには、これしかないと思うんです。
吸血鬼になったら学校なんかほっぽり出して、2人でどこか知らないところに行きましょう。
昼は眠って、夜は一緒に街に繰り出して、ご飯食べて、ショッピングして、日が登る前にベッドに入って……そんな毎日、素敵じゃないですか?
……ありがとうございます。センパイならそう言ってくれると思ってました。
覚悟はいいですね? 後には戻れませんよ?
ええ、わかりました。それじゃあ…いただきます。
(深呼吸 口を大きく開けてかぶりつく音)
……なーんて。そんなことするわけないじゃないですか。本気にしました?
わわ、もーそんなに怒らないでくださいよ。ちょっとからかっただけじゃないですか。
でもさっき私に抱きついたのはちょっとびっくりしました…… センパイ、意外と大胆ですね……
……ねぇ、センパイ? 目、つぶってください。
(囁き)女の子に急に抱きつくなんて、マナー違反ですよ…… おしおきです。
(耳舐めorキス音)
ぷは、センパイの耳(口の中)、おいしい……
(長めの耳舐めorキス音 途中何度かセンパイ呼び)
センパイ、色々いじわるしてごめんなさい。私のこと、嫌いになりました?
そう、ですか…… よかった。さっきは強がっちゃいましたけど、やっぱり私、センパイに嫌われたら生きていけないです。
(窓を開ける音)
そろそろ日の出も近いので帰りますね。
今度は私が学校サボりますから、夜になったら一緒にお出かけしましょう。
別に構いませんよ。私もちょっと……悪い子になりたい気分なので。
はい、それじゃあおやすみなさい。
大好きですよ、センパイ。
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