0
サークルに遊びに来た同期のあざとい実践的資料提供
  • あざとい
  • いたずら
  • からかい
  • 後輩
  • 年下
公開日2021年12月01日 19:50 更新日2021年12月01日 19:50
文字数
1852文字(約 6分11秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
サークルによく遊びに来る後輩
視聴者役柄
あなた 同人誌を書いている
場所
部室
あらすじ
いつもうちのサークルに遊びに来る大学の同期。
そんな彼女は二人きりになると積極的なあざとさを見せてきて…
本編
// 扉が開く音

こんにちはー。
誰かいらっしゃいますかー?
…返事がない、誰もいないのかな?
それじゃあお邪魔しました…ってあれ?オタクくん?
なんだ、オタク君いたんだー。
いたのならいますって言ってくれてもよかったのに。
誰も反応してくれないから帰っちゃう所だったよ。
それで?今はオタク君1人?先輩方は?

なるほどね。
次の同人誌の即売会の会場を抑えに行ってるんだ。
それで、君が部室の留守番を頼まれたと。

…別に見栄張らなくたっていいよ?
裏事情も全部わかってるし。
私ちょくちょく部室に入り浸って見てたけどオタク君だけやたら進捗遅かったもんね。
どうせ締め切りまでに間に合いそうにないからって先輩方に謝って1人で作業する時間もらったんでしょ?
あ、図星っぽい。

でも私が来たからにはもう大丈夫。
私も手伝ってあげるから、作業が捗る事間違いなしだよ。
それではお隣、失礼しまーす。

// 隣に座る
// 独り言のように、小声で

じーっ、

へぇー、オタク君ってこういうの描くんだ。意外…

それにしても…上手な絵描くなぁ…凄い

あれ?ひょっとしてこの女の子のモデルは…

// 声戻して

さっきからどうしたの?
全然筆が進んでないけど。
視線を感じて描きづらい?
おかしいなー、オタク君がサボらず、そしてやる気を出せるように「頑張れ、頑張れ」って意味を込めて熱いエールの視線を送ってたんだけど…
ひょっとして逆効果だった?
…手伝いの方向性がおかしい?
変だなー、今の視線を送ってれば嬉しくなってやる気を出して
作業スピードも上がると思ったんだけどなぁ。
それに私は執筆の技術なんて何ひとつ知らないから、手伝えることもあんまりないし…
そんな私が出来る手伝いと言ったら例えば…こんなのとか?

// 太ももを撫でまわす

スリスリ…スリスリ…
何してるんだ…って、オタク君の太ももを手のひらで優しく撫で回してるだけだよ?
なんでって…だってオタク君、女の子にこういう事されるのが趣味なんでしょ?
女の子と2人っきり、言葉少なめでえっちな気分にならない程度に太ももをスリスリされる…
この展開、今描いてるものとおんなじだよね。
自分の内側に秘めた妄想を膨らませて、それをアウトプットするのが創作活動…
それならオタク君はこう言うのが好きなんじゃないかって思って…違う?
それに、これは作業がなかなか進まないオタク君のための実践的資料提供なんだから。
オタク君の妄想を実体験させて、よりリアリティのある作品を創り上げるためのお手伝い。
だから、これのせいで作業効率が落ちるなんてあっちゃダメだよ?
もし手が止まったら…触るの、辞めちゃうよ?
ほらほら、作業に集中してー。
…ちゃんと作業進められて、えらいえらい。

// ここから先は距離感近めで(ささやきでも可)

ねぇ、この作品が描き上がったら…1番目にに読ませてくれる?
私、君がどんな作品を描きあげるかすごく気になるんだぁ。
君が創作してる時の真剣な眼差し、
自分だけの世界を創造する手の動き、
そして産み落とされる作風…
君の作り出す仕草も作品も全部に興味が止まらないの

// 君の表記は意図的なものです。
// 声戻して

ってこんな感じで作品内の女の子も男の子に囁いてるよね。
どう?参考になった?
参考にならないはずないよねぇ。
だって登場する女の子のモチーフとなった人から直々に実体験させてもらえるんだもの。
いつから気づいてたのかって?
それはもちろん、最初からだよ。
原画見たら一発でこの子のモチーフって私なんだろうなって気づいてたよ。
だってオタク君の周りにいるこんな感じの人、私以外にいないし。
姿も性格も行動パターンもよく私に似てるし。作者さんの私に対する並々ならぬ観察力を感じたよ。
そうだ、一つ聞きたいんだけどさ。
この後の2人って結局どうなるの?
ふーん、まだ決まってないんだ。

もし、さっきの実体験にドキドキしたのなら、
おそらくだけど…それはきっと、恋のドキドキ、だったりして。

// 足音

あれ?足音…。ひょっとして、先輩方が帰って来たのかな?
私としてはもうちょっとオタク君にセクハr…創作のための実体験を提供したかったのになぁ。
なんかちょっと残念。
え…こんな告白する展開なんて何処にも描いてないって?
あれー?そうだったっけ?
まあいいや。もしまだその先の展開をまだ描いてなくて
今の言葉が少しでも良いなって思ったらぜひお返事を考えてみてよ。

作品の中でも、現実でも、ね。

// SE 扉が開く
// ここからフェードアウトさせて終了

あ、先輩!おかえりなさい。
はい!ちょっとだけお邪魔させていもらってます。
オタク君の作業のお手伝いをしていましてね、
聞いてくださいよ、オタク君ってばね…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
サークルに遊びに来た同期のあざとい実践的資料提供
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
えとのわーる(Stella)
ライター情報
台本を使用する場合、Twitterにて一言連絡いただけますと喜んで聞きに行きます。
有償販売利用の条件
DLsite等での販売等、有償販売に用いる場合は報告を必ず行ってください。
利用実績(最大10件)
えとのわーる(Stella) の投稿台本(最大10件)