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ヤンデレ妹に鎖をつけられて…
written by 白浜22
  • ヤンデレ
  • 年下
  • 片思い
  • 嫉妬
公開日2022年01月06日 01:30 更新日2022年01月06日 01:30
文字数
963文字(約 3分13秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者役柄
場所
あらすじ
若干ヤンデレ?妹に鎖をつけられて…
フリー台本です。ご自由にお使いください。
本編
おはよ、お兄ちゃん。

気分どう?

頭、痛いの?お水、飲む?

うん、ゆっくり飲んで。

落ち着いた?よかった。

あ、危ないから立っちゃ駄目だよ。

立てないだろうけど。

え?この足についてる鎖は何かって?

えへ。何だと思う?

これはねー、お兄ちゃんがどこにも行けないようにするための鎖だよ。

鍵は捨てちゃった。だからお兄ちゃんはずーっとこのままです。えへへ。

なんでこんなことするかって?

お兄ちゃんさ、最近いっつも帰り遅いでしょ。

私、知ってるよ。女の子と会ってるんだよね。

違う?ほんとかな。

携帯の中見ちゃったよ。最新の履歴は…えぇと、この人だよね。どう見ても女の子だよ。

何で嘘つくの?何かやましいことしてるってことじゃないの?ねぇ、お兄ちゃん。

私お兄ちゃんが大好きなのに。

お兄ちゃんしか見てないのに、どうして私のことは見てくれないの?

ねぇ、こっち見てよ。

ほら、お兄ちゃんはそうやってどこかへ行っちゃおうとするんだ。

でもね、これからはずっと一緒なの。

いいでしょ?いいよね?えへへ。

…なんでそんな顔してるの…?

やだよ、お兄ちゃん。そんな顔しないで。

やだ。やだやだやだ!

お兄ちゃんは優しいお兄ちゃんでいて。

そんな目で見ないで。ね、お願い。

(抱きつく)

私……お兄ちゃんがどこかに行って欲しくないだけなの。

誰もお兄ちゃんに触れてほしくない。

嫌だったなら、謝るから。

お兄ちゃん、わたしから離れないで。

私だけを愛して。お願い…。

お兄ちゃん…。

お兄ちゃん…?

なんで笑ってるの?

ねぇ、どうしたの?お兄ちゃん…。

どうしよう、お兄ちゃんおかしくなっちゃった……。

え?全部私のためだって?

私のために女の子に会ってた?

どういうこと…?

え、お兄ちゃんの部屋に来いって?

でも、鎖が…。

あっ勝手に外さないで、プラスチックだからって引っ張ったら壊れちゃう。

これ、ここ押すと外れるの。ほら。

あっ、お兄ちゃん、どこ行くの?

行っちゃやだ。

自分の部屋?うん、ついてく…。

ねぇ、どうしたの?お兄ちゃん…。

え、なに?これ…私へのプレゼント?

女の子に会ってたのは、私へのプレゼントを選ぶため…?

私がもうすぐ誕生日だから?

うそ…。そんなこと、嘘だよ。

嘘じゃないって、信じられない。

これ…私が欲しかったぬいぐるみ…。

ほんとなの…?

嬉しい、お兄ちゃん。

お兄ちゃん、なでなでして。

もっとして。お兄ちゃん、大好き。

大好きだよ。お兄ちゃん。

ずーっと大好きだよ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ妹に鎖をつけられて…
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
白浜22
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