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どこかの国の女王を助けたら、ヤンデレ化して狂乱していた。
written by 碧空ぱねる
  • 嫉妬
  • 監禁
  • 洗脳
  • 女王様
  • ヤンデレ
公開日2022年01月23日 21:46 更新日2022年01月23日 21:46
文字数
2032文字(約 6分47秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女王・お嬢様
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
元軍人のあなたは、とある事情で、祖国の館へ仕えることになりました。そこへ、一人の女王らしき人が階段を踏み外したので急いで助けると連絡先をもらいます。しかし面倒に思ったあなたは放置します。すると突然、見知らぬ所へ連れてかれ?
本編
*走る足音
早くこの館を出て城へ戻らないとまた使用人たちを困らせてしまうわ!
ってうぁっ!?(階段を踏み外し助けられる)

あ…あ…だ、大丈夫です。ありがとうございます。お優しいのですね。すいません、御恩をお返ししたいのですが、あいにく私今急いでいるのです。お手数をお掛けして申し訳ございませんが、今度、御恩をお返しする機会を私に下さいませんか?もちろん、貴方のご都合が合う日で構いません。

ありがとうございます。それでは…(何かを取り出す音)
こちら、私の連絡先などを書いた簡単な紙になります。まあ、正確には私の執事や使用人たちに連絡が届きますけどね…。それで、ご都合が合う日、ご連絡くださいませ。いつでもお待ちしております。
は!もうこんな時間ですか!?すいません!ではまた!
(少し間を開ける)
あの人…とても優しかったですね…。私、気に入ってしまいました。ひとまず、あの人からの連絡を待ってみましょう。(少し間を開ける)
一ヶ月経っても全く連絡が来ないね…。ねぇ執事?
あのお方をこの城総出で調べて?
(少し間を開ける)
もうあのお方の情報がわかったの?それを見せて?
ふむふむ…あの方は館の従業員で、この前の国の館へ行ったときは清掃中だったのね?元軍人だったけど、とある事情でこの館で働いていると。家族構成は両親と兄とあの方ね。

っ!?
*明らかに機嫌を損ねて(声を暗くして)
執事。この女の身元を特定し、すぐに捕獲なさい。
そして、今すぐこの方をこの城へ連れていきなさい。
(少し間を開ける)
この様子だと、起きたみたいですね。まぁ、目隠しをして拘束もしているのでどんな状況かわからないでしょうけど。
暴れないでください。暴れれば暴れるほど拘束具がよりキツくなる様にしています。そんな抵抗をする人にはこうです。
*鞭の音
お仕置きです。貴方はこれから私の伴侶になるのですから。伴侶として相応しくなるための躾はさせていただきますよ?
え?お前は誰だ?
*徐々に狂っていく
え…?忘れられたのですか…?なんで?なんで?なんでなんでなんでなんでなんで!!!
あの館で私を助けてくださったのは貴方だったじゃないですか!!!!

目隠しを隠せばわかりますか?ほら、この姿、思い出しませんか?そうです…あの時の私です。そして今の貴方は…。
裸でキツく拘束されている、惨めな姿ですね〜。
この場所ですか?細かく言うと、貴方の祖国から離れた国の城ですが…まあ、そう言われても分かりづらいですから、
「私と未来の伴侶の部屋」とでも言っておきましょうか。
祖国へ帰せ?まあいいですけど、きっと肩身狭い生活を送ることになりますよ?
国中で英雄と言われた元軍人が犯罪を起こしたと言われておりますから。あぁ暴れないでください。さっきも言いましたよね?
*刀や剣を抜く音
今度はこの刀で切ってあげましょうか?ふふ、分かればいいのです。でもよかったです。貴方が犯罪を起こしたというデマのお陰で、ご家族との縁も切れましたから。
それでも帰らせてほしいというのですね…。あなたの彼女が待っているからですか?あはは!何も言っていないのに、何だか絶望的な顔になっていますよ!その顔をもっと歪ませる事実を教えてあげましょう!彼女は、国の裏切り者としての汚名を着せられ、その後、私自らの手で二度と貴方に会えなくしてあげましたよ!私は国王の娘ですから、その位命令さえすればスパイが入って、情報操作なんて簡単にできるんですよ!あはははは!貴方の彼女は、社会的にも生命的にも殺めてあげましたよ?うるさいですね。いい加減わからないと…
*銃を構える音
あなたも殺しますよ?いや、死ぬよりも辛い地獄を味あわせてあげましょうか?

そうです。次はないですからね。
私の目的?先程も言いましたが、貴方を伴侶にすることです。その為の行動だなんて、なんの躊躇いもございませんわ。
さて、拘束されていますし、いくら英雄級の元軍人でも今はただの人間に等しいですわ。
あぁ…私は貴方のことを愛していますよ…?
*吐息混ぜながら囁き
好き好き好き好き好き好き好き好き好き。大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き。

狂ってる?ええ…私は狂っているでしょうね。狂わせる程、貴方が私を惚れさせたのが悪いのですから。
それに、狂ってるって言われるほど、私の愛が伝わってよかったです。でも、貴方からの愛がまだないですよね?
仕方ないですねぇ…私の使用人たちにたくさん準備をさせましたから。

*囁き
貴方を惚れさせるための道具を♡
武器に飴、媚薬に惚れ薬、それに、違法と言われている薬や機械、洗脳道具まで揃えてますからね?
逃げられるだなんて考えないでくださいね?

それじゃあ、私の伴侶になって貰いましょうか。

[その後…(読んでも読まなくても…。)]
ようやく私と同じ位好きって言えるようになりましたね?
ふふ、私も好きですよ。好き好き好き好き好き好き好き好き好き♡
お薬だって機械だって洗脳だって、全部違う。貴方は私が本当に好きだから伴侶になりたいんですもんね?いい返事ですね。それじゃあ、永遠に、よろしくお願いしますね?
(奇妙な笑い声)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
どこかの国の女王を助けたら、ヤンデレ化して狂乱していた。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
碧空ぱねる
ライター情報
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