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勇者様に一目惚れしちゃった魔王様
written by みかんの湯煎
公開日2022年03月20日 22:16 更新日2022年03月20日 22:21
文字数
1637文字(約 5分28秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
初投稿です
ではそれぞれの記号の意味の説明です
( ) ヒロインの思い
「」 ヒロインが主人公などの他の人のセリフを
復唱する
<>  ヒロインの動作
{}  場面転換など
[ ]   効果音など
これは頭のなかを描いた作品でもありますので
台本として使うときは( )の
ヒロインの思いもお読みください
その際はエコーをかけたり
小声で読んだりしてください
設定
勇者がとうとう魔王城に乗り込んできた!
どんな強い奴かと思ったら超イケメン!?
魔王様はそんな勇者を大好きになってしまった!
でも恋敵の女格闘家が!?
さあ魔王様は勇者と結ばれるのか!?


使用する際は「みかんの湯煎」を
記載していただけるとありがたいです
本編
ふっ 遂に勇者もこの魔王城に乗り込んできたか
まあどんな奴でも返り討ちにしてやるがな

[バタン] {扉が開く 勇者登場}

貴様が勇者か よくここまでこれたものだ 
その努力は称えよう だが人間の力では我に
敵わないことを教えてやる <チラッ>
(え、ちょっと待って、勇者めっちゃイケメンじゃん
超タイプなんですけど っていうかなんなら
好きかも めっちゃ胸がときめいちゃうんだけど
これが一目惚れってやつかなぁ
い、いやでも一応敵だから倒さないと駄目か···
でもあの勇者は殺せないよぉ
そうだ!勇者を殺さずに捕まえてそこでいっぱい
愛でればいいじゃん 私、天才!)

まずはそこの女格闘家から倒してやる
(べつに近くに女がいてほしくないとか
じゃないけど···いや、やっぱりいてほしくない!
私だけの勇者様がいい!)

くらえ女格闘家、メガシャディー
あっあー
(勇者が盾になって女格闘家を守っているじゃないか
くっそー 女格闘家め自分の身ぐらい自分で守れ
勇者様が死んでしまうかもしれないじゃないか
でもそうやって身を挺して仲間を守る姿
かっこいい··· やっぱり大好きな勇者様だわ
私のこともああいう風に守ってほしい···
って待てよ あんなに女格闘家を守ったってことは
勇者様はアイツが好きなのかな
だとしたら···やだ やだやだやだ)
勇者が仲間を守るとは仲間はあわれなものだ
よくそんなのでここまでこれたな

おい、そこの魔界の幹部
勇者の仲間を抑えておけ
私は勇者を捕まえる

{倒れた勇者のもとへ}

勇者の仲間よ
勇者はいただくぞ!
(勇者様 嘘ですよ 痛いことはしないから
いやーでも近くで見るとよりかっこいいなぁ
安全なところに運んでから
その傷も治してあげる)

「やめろ私の勇者様だ」 だとぉ 女格闘家め
そんなことを言う奴はこうだ
ギガサンディア! [バーン]

{勇者を檻の中に入れて}

いやーほんとにかっこいいなぁ
こうして見ているとギューとしたくなっちゃう
って勇者を見るためだけに連れてきたんじゃない!
私の魔法で回復させないと
ラスヒール! 
よしこれで完璧に治ったぞ
でも眠ったままだな 
まあ生きているし安心だな
もう少し眠らせてあげよう

<チラッ>

って幹部どこから聞いていた!
「勇者の仲間を檻にいれました。
全員生きています。」じゃないんだよ!
どこから聞いていたのかを問いているんだよ
「かっこいいなぁって言っていたところから」
だって そ、そんなところから聞いていたのか
「勇者のことが好きなんですか?」って、そうだよ
好きだよ 悪いのか? 逆にお前はこの勇者の事をかっこいい···
とか思わないのか?
「人間は恋愛対象になりません」って
正論言いやがって 
あとあまりここにくるな
勇者様が起きるだろ
「魔王様が大声を···」じゃない口ごたえするな
もういい
お前は勇者の仲間をみはっておれ

{勇者様が起きた}

起きたか勇者よ
ちょっと待て私を襲わないでくれ
どのみち檻のなかなのだから私には勝てないぞ
よし落ち着いてくれたな
(起きているときもめちゃくちゃかっこいいなぁ)
私たちは君を殺したりしない。
だから魔界に住んでくれないか
「それより、女格闘家は元気なのか?」
いや姿は見てないがかなり重症だと思うが···
(やはり女格闘家のことが好きなのか··· 
なら仕方ないそれを応援するしか···)
ん? なんだ 急に嬉しそうに
「女格闘家は俺のストーカーなんだ」
って 本当か?
「この冒険で一緒だったのも、断ったのに勝手に
ついてきたから」って え?
じゃ、じゃあ命懸けで守ったのは?
「ちょっと前に女格闘家を守らずに放置してたら
戦いが終わったあとにヒステリックを
起こされて殺されかけたから」ってえええええ!
そ、そんな奴だったのかあの女
「だから、あの女が離れるのなら
全然、魔界にも住むぞ」って分かった
あの女はなんとかする
あと急かもしれないけど
私は君に一目惚れしちゃったみたいだ
だから人間と魔族じゃ何もかも違うけど
私と恋人になってくれないか

「俺も一目見たときから好きだった 
こちらこそよろしく」って、本当に?
やったー! これからもずっと一緒にいようね
勇者様!
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
勇者様に一目惚れしちゃった魔王様
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
みかんの湯煎
ライター情報
pixivで台本を投稿させていただいる
みかんの湯煎です
演者様により使っていただきたいため
こちらにもpixivであげている台本を投稿させていただいてます
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