ヤンデレの芸術家に彼女の一部……いえ、彼女の作品の一部にされちゃう背徳感ヤバい

……な、なんだい？

またここに来て……

僕のアトリエに何の用？

……作品を見に来た？

……どうせ、馬鹿にでもしに来たんだろ？

いいよ、僕はそう言うのは要らない

幼馴染だからって、そんな気遣いは必要ないから

……独りで黙々と作っている方が性に合ってるんだ

だから早く帰って

……はぁ、困るよ

色々散らばってるとはいえ、必要があってやってることなんだから勝手に触らないで

……え？　僕の作品は凄い？

なっ……なに、急に言い出すんだよ、恥ずかしい

はいはい、ありがとーねー

それじゃあ満足したらとっとと帰って

……なに、まだ何かあるの？

……いや、もう褒めるのは良いって

わかった、わかったから！

……はぁ、じゃあ好きなだけ見て行けばいいじゃん、埃被ってるから気を付けてくれれば

//早く布を取る音

……って、言った傍から埃飛ばすなっ！

あ～～もぉぉ～～、わかったわかったよぉ～

そんなに僕のを見たければ僕が見せてあげるから、どれ見てみたいか言って

あー、これね

//ゆっくり布を取る音

……はぁ、これも凄いねぇ

……まぁ、これは自信作だから、その感想は当たり前なんだけど……

えっ！　また見に来る？

い、いや、多分作品は増えてないと思うから、そんな来なくていいよ……

楽しみにしてる？

……じゃ、じゃあさ

言ってよ、僕の作品の良いところ

……ほら、何かあるでしょ？

……なに？　なんで黙ってるの？

//低音無声囁き
なんで黙ってんのって聞いてるんだけど

何？　君は僕の作品の良いところをわからずに褒めに来てたってわけ？

君、最低だよ

最低だよ……本当に……

彼女もいて、幸せなんだろうね？

それで僕を馬鹿にしてたってワケ？

……励ましに来てた？

……冗談じゃない、僕は純粋に作品を褒めて欲しかった、僕自身なんかどうだって良いんだ

……けど、君が初めて褒めてくれたあの時から変わっちゃった……

……ふふ、君が最低だってわかったのに、なのに……

//恍惚と病み
君のことが、まだ好きで堪らないんだぁ♡

//押し倒し

ふ、ふふっ……お、押し倒しちゃった、押し倒しちゃったぁ♪

ねぇ、どんな気分？　引きこもりに押し倒されて、可哀そうだね？

……抵抗しない方が良いよ？

//無声囁き
ここ、監視カメラで見てるから……今の、どういう風に映っちゃうかなぁ？

//無声囁き
まるで、彼女さんに内緒で、浮気、してるみたい……

でも、そうさせたのは君のせいだから……そう、君が悪いんだ……

僕を褒めて褒めて褒めて！　僕をその気にさせた君が悪い！

だから……君を、今から僕のモノにしちゃうね……

あ、そうだぁ♡

これ、次の僕の作品にしよう♡

監視カメラの映像をそのまま、僕の作品にするんだ……

僕が君を襲って滅茶苦茶にして、だけど君は女の私に染められていくしかなくって……

ふふ……ふふふっ♪

//恍惚と囁き
君のおかげで、さいっこうの作品ができそうだよぉ♡

彼女さんに見せたら……ふふ、素晴らしい感想が聞けそうだ

だから……大人しく、僕の彼氏になってね♪

・台本（ゆるボイ！）
引きこもりな芸術家の幼馴染を冗談で褒めまくったら豹変、逆NTRで彼女に見せつける作品にされちゃう
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
空上新奇