先生、ごめんなさい。忘れ物したので部室開けてもらってもいいですか？　

先生、大丈夫でしたか？
あの子、先生のことずっと変な目で見てましたよ。
しつこかったら言ってくださいね。
私が注意しますから。
先生は私のものだって。
え？先生はあの子のものでもないし、ましてお前のものでもない？
そんなことないですよ。
先生は私のこと好きですよね？
私も大好きです。
これってもう付き合ってるじゃないですか。
生徒としては好きだけど先生は生徒をそんな目でみれない？
何言ってるんですか、どうせ三年たったらただの男女です、そんなこと気にしなくてもいいですよ。
なんでそこまでって？
当たり前じゃないですか。
先生はバレーで怪我して腐ってた私を救ってくれたんです。最初は私もなんでこんな人が顧問なんだろうって思ってました。
ろくにバレーもしたことないくせにって。
それでも先生はバレーのことをいっぱい勉強して。
俺にできることならっていっぱい私に愛をくれました。
そう。愛ですよ！
あれは愛でした！
今までそんな人いなかったんです。
もうダメなんです。
先生のことを考えてないと。
先生のためならバレーだってやめちゃいますしなんでもしますよ。
気持ちは嬉しいけど立場上無理？
はぁ……もういいですよ先生。
そんなに否定するなら分かってもらうしかないですね。
部室……着きましたよ？

（鍵をあける）

先生も入ってください
（壁を叩いたりする感じの音があればいいと思います）
入れって言ってるの聞こえませんか？
ふふふ、エライですね〜先生。
よくできました〜。
入り口にいないでもっと入ってきてくださいよ。

（間があるといいかもしれません。）

突然なんですけど。先生って私よりかなり小さいですよね。
（耳元とかだといいと思います。）
はい、捕まえましたよ。
もう逃しませんよ。
コラ、暴れないでください。
まあいくら私が女でもこれだけの身長差があれば無駄なんですけどね。
私と付き合うって言うまで絶っっ対逃しませんよ。
どうしますか？このままでも私はいいですけど。
あ、そうだ、ベタで悪いんですけど私がここで大声とか出しちゃったらどうなると思います？
ふふっ、先生今すごくいい顔しましたよ。
ほら、嫌なら言ってください。
好きって言ってください。
早く。
言ってください……
ほら、早く……
はぁ……頑固ですね。先生。
いいんですか？このままじゃ私大声出しちゃいますよ？
でもそしたら先生も終わりですね。
教師はクビになるし一度生徒を襲ったなんてレッテルが付いちゃえば再就職なんて絶望的です。
そうなれば先生、私がちゃんと養ってあげますからね。
あは、それもいい気がしてきましたね。
せんせぇ、なんて顔してるんですか。
目をウルウルさせてもうどうしたらいいか分からない顔。
そんな顔されたらこっちも抑えられなくなっちゃいます。
ほら、もう楽になっちゃいましょうよ。
私のものになって。
そしたら先生は幸せ。
ね、もういいじゃないですか。
私が先生を幸せにします。
卒業したら結婚してずーっとずーっと一緒にいましょうね。

・台本（ゆるボイ！）
バレー部の生徒はヤンデレだった。
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・台本制作者
リトルブリッジ