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- 通勤
- 雨降り
- 片思い
- 朗読
- 相合傘
公開日2022年06月09日 12:53
更新日2022年06月09日 12:53
文字数
1148文字(約 3分50秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
《設定》
雨降りの日。
仕事帰り、ふいに声をかけられた...
今回は朗読台本となっております。
あえて一人称を私にして、男性、女性どちら向けにも当てはまるようにしておりますが、読みやすいように変更していただいて構いません。
雨降りの日。
仕事帰り、ふいに声をかけられた...
今回は朗読台本となっております。
あえて一人称を私にして、男性、女性どちら向けにも当てはまるようにしておりますが、読みやすいように変更していただいて構いません。
本編
「 」相手のセリフ
『 』自分のセリフ
【 】SE、効果音など
男性、女性、どちらにも当てはまる様なセリフにしていますが、読みやすいようにアレンジしていただいて構いません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【雨の音】
「よく降りますね...。」
仕事帰り、駅でバスを待っているとふいに声をかけられた。
いつも同じバスに乗る人だ。
いつも私が先に降りるのでこの人がどこまで乗っているのかは知らない...。
もう、1年くらいになるだろうか。
会釈くらいはしたことがあるが、無愛想な感じがして距離を置いていた。
話しかけられるのは初めてだ...。
『そうですね。』
私は当たり障りのない返事をした。
早くバス来ないかな...。
心の中でつぶやく。
黙っていると変に思われるだろうか...。
考えているとバスが来た。
よかった...。
バスは混んでいた。
仕方なくドア付近に立つ。
するとさっきの人がやってきて私の隣に立った。
さっきは分からなかったけど、近くだと意外と背が高いことに気づく。
なんか...ドキドキしてきた。
恥ずかしくて相手の方を見れない。
どうしよう...と思っていたら、
「あの...今日お時間ありませんか?」
え、デートの誘い?
突然のことで何と言っていいかわからず、戸惑っていると、
「いや、あの...急にすみません。お話ししてみたいと思っていたのですが、なかなか話しかけるタイミングがなくて...」
『えっと...その...あの...』
ダメだ、言葉にならない。
急で驚いたけど、嫌じゃない自分がいた。
少なくとも私も、相手と同じように思っていたのかもしれない...。
『あ、はい...大丈夫...です。』
ようやく返事ができた。
「ホント?よかった...」
子供のような笑みを浮かべ、相手が笑う。
なんて素敵に笑う人だろう...。
いつもの仕事帰りの表情とは別人のようだ。
思わず私もつられて笑った。
オススメのお店があるからと1つ前のバス停で降りる。
お店はとても雰囲気がよく、お料理も美味しかった。
「いつか一緒に来たいと思っていたんです。」
素直に気持ちを伝えてくれるのが、嬉しくもあるが何だか照れくさい。
「また、会ってくれますか?」
そう言われて思わず
『いつも会っていますけど?』
と、可愛くないことを言ってしまった。
だって、本当のことだから...
すると向こうは、
「そういう意味じゃなくて、ちゃんと恋人として...ということです...ダメですか?」
えぇ!
うすうすわかってはいたけど...まさか告白されるなんて!
『ダメ...じゃないです。』
恥ずかしくて相手の顔が見れない。
「ありがとう。」
優しい声が私を包む。
降り続く雨...。
行きは別々だった傘は帰りは1つになっていた。
自然と縮まる2人の距離。
明日からは、楽しくなりそうな予感...。
雨も...悪くない (嬉しそうに)
【雨の音、できればそのままフェードアウト...】
...終...
『 』自分のセリフ
【 】SE、効果音など
男性、女性、どちらにも当てはまる様なセリフにしていますが、読みやすいようにアレンジしていただいて構いません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【雨の音】
「よく降りますね...。」
仕事帰り、駅でバスを待っているとふいに声をかけられた。
いつも同じバスに乗る人だ。
いつも私が先に降りるのでこの人がどこまで乗っているのかは知らない...。
もう、1年くらいになるだろうか。
会釈くらいはしたことがあるが、無愛想な感じがして距離を置いていた。
話しかけられるのは初めてだ...。
『そうですね。』
私は当たり障りのない返事をした。
早くバス来ないかな...。
心の中でつぶやく。
黙っていると変に思われるだろうか...。
考えているとバスが来た。
よかった...。
バスは混んでいた。
仕方なくドア付近に立つ。
するとさっきの人がやってきて私の隣に立った。
さっきは分からなかったけど、近くだと意外と背が高いことに気づく。
なんか...ドキドキしてきた。
恥ずかしくて相手の方を見れない。
どうしよう...と思っていたら、
「あの...今日お時間ありませんか?」
え、デートの誘い?
突然のことで何と言っていいかわからず、戸惑っていると、
「いや、あの...急にすみません。お話ししてみたいと思っていたのですが、なかなか話しかけるタイミングがなくて...」
『えっと...その...あの...』
ダメだ、言葉にならない。
急で驚いたけど、嫌じゃない自分がいた。
少なくとも私も、相手と同じように思っていたのかもしれない...。
『あ、はい...大丈夫...です。』
ようやく返事ができた。
「ホント?よかった...」
子供のような笑みを浮かべ、相手が笑う。
なんて素敵に笑う人だろう...。
いつもの仕事帰りの表情とは別人のようだ。
思わず私もつられて笑った。
オススメのお店があるからと1つ前のバス停で降りる。
お店はとても雰囲気がよく、お料理も美味しかった。
「いつか一緒に来たいと思っていたんです。」
素直に気持ちを伝えてくれるのが、嬉しくもあるが何だか照れくさい。
「また、会ってくれますか?」
そう言われて思わず
『いつも会っていますけど?』
と、可愛くないことを言ってしまった。
だって、本当のことだから...
すると向こうは、
「そういう意味じゃなくて、ちゃんと恋人として...ということです...ダメですか?」
えぇ!
うすうすわかってはいたけど...まさか告白されるなんて!
『ダメ...じゃないです。』
恥ずかしくて相手の顔が見れない。
「ありがとう。」
優しい声が私を包む。
降り続く雨...。
行きは別々だった傘は帰りは1つになっていた。
自然と縮まる2人の距離。
明日からは、楽しくなりそうな予感...。
雨も...悪くない (嬉しそうに)
【雨の音、できればそのままフェードアウト...】
...終...
クレジット
ライター情報
2020,5~台本を書いています。
どちらかと言えば甘々をメインで書いております。
YouTube、ツイキャスに関しましては、規制が一段と厳しくなりました。
キス、リップ音、その他音に関する表現及び、エッチさを抑えるセリフの言い回し等、演者様にお任せ致します。
規約に反しないように十分にご注意ください。
よろしくお願いします。
どちらかと言えば甘々をメインで書いております。
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よろしくお願いします。
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