- 飼い主
- 耳かき
- 異世界
公開日2022年06月16日 04:08
更新日2022年06月16日 04:08
文字数
1880文字（約 6分16秒）
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
冒険者
視聴者役柄
チート猫
場所
公園
あらすじ
あなたは飼い主の転生に合わせて、連れてこられたチート猫だ。
ただし、あなたの飼い主は職業「ニート」で、貰ったチートは「耳かき上手」な上に、性格も高慢ちきであり、今日も組んだパーティーから追放された。
もう、こんな日は耳かきして寝てしまうに限る。
あなたは彼女に自信を付けるという名目で、耳掃除をおねだりした。
――
pixiv( https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17613663 )からの転載です。
ただし、あなたの飼い主は職業「ニート」で、貰ったチートは「耳かき上手」な上に、性格も高慢ちきであり、今日も組んだパーティーから追放された。
もう、こんな日は耳かきして寝てしまうに限る。
あなたは彼女に自信を付けるという名目で、耳掃除をおねだりした。
――
pixiv( https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17613663 )からの転載です。
本編
うう、またパーティーをクビになって公園暮らしになっちゃった。
あんたはものすごく強いのに
あいつら、見る目なさすぎて嫌になっちゃう！！
な、なによ、その目は……
まるで私に責任があるみたいじゃない。
ねぇ、そんなに、職業「ニート」がいけないの！？
前世で過労死したから今世では楽しようって思って
転生したら普通に冒険者することになるなんて、思わないじゃない
こんなの転生詐欺よぉ……絶対私のせいじゃないもん……
はぁ～せっかく前世で飼い猫だったあんたにも
一緒に転生してもらったのに
私たち、このまま何もできず、何も為せずに
この世界で、くちはてる運命なのね……。
よよよ……えーんえーん、ぐすん……
ふーん、なによぉ
そばに座って私を見つめてばっかり
それで私のこと、慰めてるつもり？
あ～わかった。
あんた耳かき、してほしいんでしょ？
あんた私の耳かき大好きだもんね～
それに、耳かき上手は転生するとき女神さまからもらった
私だけに許された、せっかくのチートだもんね。
いいよ、膝に寝転がって？
あんたの頭小さいから、気になんないもん。
遠慮なんてしなくていいから、耳、掻かれてなさい。
＊SE：耳かき（左）
＊SE：台詞ごとに10~20秒くらい開ける。
あんた、めっちゃ気持ちよさそうな表情するじゃん。
私、何かやっちゃいました？
専用の濡れ綿棒で、耳かきしてあげてただけなんだが！！
そんなに気に入ってもらえると私もうれしいかも
えへへ……てへへへ……ふふん、もっとほめたたえるがよいぞ。
ふふ、そんなに嬉しそうにしなくても、この膝はあんた専用だよ。
膝枕なんて恥ずかしいし、見ず知らずのだれかに耳かきするなんて嫌だから
ぜーんぜん使う機会もないんだけど……
あんた相手なら、気にしないもん
使う道具は違うけど、前からやってあげてたもんね。
あんた、耳かきするたびに嬉しそうにぶるぶるしてさ。
お仕事忙しくても、あんたに耳かきするの好きだったんだぁ……
今は、お仕事なくて耳かきしてるんだけどね
やっぱり、ニートはダメかな。
計算とか、営業できれば、仕事あると思う？
それか、あんたに頑張ってもらえばどうにかなると思う？
いっそ――魔王軍に寝返るとかどう？
私って悪の大幹部の才能、あると思うんだよね……
あ、その顔、馬鹿にしてるでしょ。
私だって、才能あるもん……
ていうか現に才能発揮してるし……
なんか、自信出てきたな～
＊SE：耳かき（左）終わり
＊SE：梵天（左）
ほーら、梵天攻撃だ。
最強耳かき士の梵天攻撃、効果抜群だぞ……
あんた……超癒されてる。
口に出さなくてもわかるよ、気持ちいいんでしょ？
転生前も子猫のころから仕上げに使ってあげてたもんね。
体と心に沁みついてるって感じ……？
＊：30秒無言
＊SE：梵天（左）、おわり
はーい、でもおわり。
だって反対側、やらないとだもん。
終わったらたくさん甘えさせてあげるからさ……
反対、向いて？
＊SE：左耳を下にして寝転ぶ。
ふふん、久しぶりの耳かきだから、結構汚れてるね。
これは、飼い主としてたくさん掃除してあげないと、ね……
＊SE：耳かき（右）
＊SE：台詞ごとに10~20秒くらい開ける。
真剣に掃除してる私、チート勇者っぽいでしょ
あんたの耳の中の魔王もこうやって優しくさわってあげると――
ほーら、とれた。
大きいだけで、別にくっついてなかったからすぐにとれちゃった。
それに、全然痛くないでしょ？
私ほどの腕前になると、イヤースコープがなくても……
触った感触で、どんな耳垢なのかわかっちゃうんだから
超一流を超えた腕前を独り占めした分、明日からがんばってよね……
とか言ってたら、ひときり大きな耳垢発見。
大丈夫、痛くもかゆくもなく、ぱっと取っちゃうんだから。
あんたは安心して、私に全部任せてなさい
＊SE：大きいのが取れる音（右）
あーあ、取れちゃった。
前はもっと苦戦したのに、チートってのはつまらないですなぁ
もっと、強い獲物と戦いたいぜ……
なーに、別に冗談だってば
そんなふうにしなくても、自分の器はわかってます
どうせ私はニートですよーだ。
でも、あんたはペットなんだもん
飼い主として、ペットには――
いいとこ見せたいの……
ふふ、そんな憧れに満ちた表情されると
もーっとサービスしたくなっちゃう
＊SE：耳かき（右）おわり
＊SE：梵天（右）
だいたい汚れも取ったし
梵天、長めにしてあげるね……
＊1分無言
あんた、実は、私が耳かき得意なこと知ってたから
私のこと励まそうとしてくれたんでしょ
猫のくせに――生意気な奴！！
おかげで、もうちょと頑張ろうって思えてきちゃった。
＊SE：梵天（右）おわり
はい、耳掃除は終わり。
あんたもだいぶ元気が出たでしょ？
今日はダメダメだったけど、あんたと一緒なら何とかなるよね……
ね、明日から頑張ろう……だから、今日は、おやすみ……
あんたはものすごく強いのに
あいつら、見る目なさすぎて嫌になっちゃう！！
な、なによ、その目は……
まるで私に責任があるみたいじゃない。
ねぇ、そんなに、職業「ニート」がいけないの！？
前世で過労死したから今世では楽しようって思って
転生したら普通に冒険者することになるなんて、思わないじゃない
こんなの転生詐欺よぉ……絶対私のせいじゃないもん……
はぁ～せっかく前世で飼い猫だったあんたにも
一緒に転生してもらったのに
私たち、このまま何もできず、何も為せずに
この世界で、くちはてる運命なのね……。
よよよ……えーんえーん、ぐすん……
ふーん、なによぉ
そばに座って私を見つめてばっかり
それで私のこと、慰めてるつもり？
あ～わかった。
あんた耳かき、してほしいんでしょ？
あんた私の耳かき大好きだもんね～
それに、耳かき上手は転生するとき女神さまからもらった
私だけに許された、せっかくのチートだもんね。
いいよ、膝に寝転がって？
あんたの頭小さいから、気になんないもん。
遠慮なんてしなくていいから、耳、掻かれてなさい。
＊SE：耳かき（左）
＊SE：台詞ごとに10~20秒くらい開ける。
あんた、めっちゃ気持ちよさそうな表情するじゃん。
私、何かやっちゃいました？
専用の濡れ綿棒で、耳かきしてあげてただけなんだが！！
そんなに気に入ってもらえると私もうれしいかも
えへへ……てへへへ……ふふん、もっとほめたたえるがよいぞ。
ふふ、そんなに嬉しそうにしなくても、この膝はあんた専用だよ。
膝枕なんて恥ずかしいし、見ず知らずのだれかに耳かきするなんて嫌だから
ぜーんぜん使う機会もないんだけど……
あんた相手なら、気にしないもん
使う道具は違うけど、前からやってあげてたもんね。
あんた、耳かきするたびに嬉しそうにぶるぶるしてさ。
お仕事忙しくても、あんたに耳かきするの好きだったんだぁ……
今は、お仕事なくて耳かきしてるんだけどね
やっぱり、ニートはダメかな。
計算とか、営業できれば、仕事あると思う？
それか、あんたに頑張ってもらえばどうにかなると思う？
いっそ――魔王軍に寝返るとかどう？
私って悪の大幹部の才能、あると思うんだよね……
あ、その顔、馬鹿にしてるでしょ。
私だって、才能あるもん……
ていうか現に才能発揮してるし……
なんか、自信出てきたな～
＊SE：耳かき（左）終わり
＊SE：梵天（左）
ほーら、梵天攻撃だ。
最強耳かき士の梵天攻撃、効果抜群だぞ……
あんた……超癒されてる。
口に出さなくてもわかるよ、気持ちいいんでしょ？
転生前も子猫のころから仕上げに使ってあげてたもんね。
体と心に沁みついてるって感じ……？
＊：30秒無言
＊SE：梵天（左）、おわり
はーい、でもおわり。
だって反対側、やらないとだもん。
終わったらたくさん甘えさせてあげるからさ……
反対、向いて？
＊SE：左耳を下にして寝転ぶ。
ふふん、久しぶりの耳かきだから、結構汚れてるね。
これは、飼い主としてたくさん掃除してあげないと、ね……
＊SE：耳かき（右）
＊SE：台詞ごとに10~20秒くらい開ける。
真剣に掃除してる私、チート勇者っぽいでしょ
あんたの耳の中の魔王もこうやって優しくさわってあげると――
ほーら、とれた。
大きいだけで、別にくっついてなかったからすぐにとれちゃった。
それに、全然痛くないでしょ？
私ほどの腕前になると、イヤースコープがなくても……
触った感触で、どんな耳垢なのかわかっちゃうんだから
超一流を超えた腕前を独り占めした分、明日からがんばってよね……
とか言ってたら、ひときり大きな耳垢発見。
大丈夫、痛くもかゆくもなく、ぱっと取っちゃうんだから。
あんたは安心して、私に全部任せてなさい
＊SE：大きいのが取れる音（右）
あーあ、取れちゃった。
前はもっと苦戦したのに、チートってのはつまらないですなぁ
もっと、強い獲物と戦いたいぜ……
なーに、別に冗談だってば
そんなふうにしなくても、自分の器はわかってます
どうせ私はニートですよーだ。
でも、あんたはペットなんだもん
飼い主として、ペットには――
いいとこ見せたいの……
ふふ、そんな憧れに満ちた表情されると
もーっとサービスしたくなっちゃう
＊SE：耳かき（右）おわり
＊SE：梵天（右）
だいたい汚れも取ったし
梵天、長めにしてあげるね……
＊1分無言
あんた、実は、私が耳かき得意なこと知ってたから
私のこと励まそうとしてくれたんでしょ
猫のくせに――生意気な奴！！
おかげで、もうちょと頑張ろうって思えてきちゃった。
＊SE：梵天（右）おわり
はい、耳掃除は終わり。
あんたもだいぶ元気が出たでしょ？
今日はダメダメだったけど、あんたと一緒なら何とかなるよね……
ね、明日から頑張ろう……だから、今日は、おやすみ……
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