あ、おかえりー

なんで部屋にいるのかって？

それは君を待ってたからだよ

いいじゃん幼馴染なんだから

それに、君の物は私の物なんだし

何も文句ないでしょ

それより、私眠たいから布団借りるね。

君も私が寝た布団で寝られて嬉しいでしょ

「嫌だから出て行って欲しい」って

は？なんで？

最近さー　君なーんか私に冷たくない？

今日も私に何も言わずに出かけちゃうし

最近は帰りも私の事待たずに家に帰っちゃうし

今までは私の帰りを健気に待ってくれてたり、出かけるときはいつも私と一緒だったし

小さい頃の話？

とにかく、君は私のペット件幼馴染なんだから黙って行動しちゃダメなんだよ！

私寝るから反省しておいてね

あー布団あったかくてきもちいい、おやすみー

「本当に出ていけ？」

何でそんなこと言うのさ、

「彼女が出来たから」

は？

なんで？

彼女？ふざけないで

嘘つくなよ、おい

君の彼女は私のはずだろ？

おかしい、こんなのおかしい

あ、そっか、思い出させてあげればいいのか

君がわたしのことを大好きだってことを

こら逃げるな！

こっちに来い

捕まえた、ぎゅー

君、力弱いから必死に暴れても私に簡単に押さえつけられちゃうね

いや参ったよ～飼い犬の君がほかの女に懐くなんて

君の飼い主が私だってこともう一回教えてあげるね

「嫌だ、やめろ？」

嫌じゃないんだよ、君は私のペットなんだから私の言うことを聞かなきゃいけないの、わかる？

「分からない？」じゃあ分かるように私がしっかり教えてあげね

「離せ」って、嫌に決まってるじゃない

君が私以外の女に二度と目移りしないようにしっかりと教育し直してあげる

なんで私がいるのに浮気なんかしたの？

「君と付き合ってなんかない」って

は？

君からプロポーズしてきたじゃん、私と結婚するって、私の事が大好きだって

「小さい頃の話？」

違う、君は私の事が好きで好きでたまらないはずなんだ。

君は私と結婚するんだよ。

私以外の奴なんて、君の事何も知らないんだよ。

君の趣味も、好きな事も、嫌いなことも、思い出だって知らない、

君が本当はどういう人が好きなのかも

その点私は君の全てを知っている。

思い出なんて特にそう、君と私の思い出の時間は他の人たちには分からないさ。

それに君が浮気した女は、どうせ誰にでも好きって言ってる適当な女だよ

「彼女の事を悪く言うな」

ふざけるな、私が一番最初から君のことを愛していた。

せいぜい数か月一緒になったくらいで君の全てを知った気でいる女が私は大嫌いなんだよ。

知ってるだろ、私が気に入ったものは意地でも手放さないタイプだって

君は私のものだ

誰にも渡さない

そうだ、手始めに抱きしめてあげる

私のにおいをしっかり吸い込むんで

息を止めて抵抗しようとするな

君がそうするなら、私が窒息するまで密着して私以外の空気を吸えないようにしてやる

まだ、息を止めてるのか、維持を張ってないで私のにおいを嗅げ

よしよし、君の大好きな幼馴染の匂いだよ。

知ってるんだよ、君が昔からこの匂い大好きだって

お、ちょっとずつ君の顔が緩んでいってる

僕は幼馴染のご主人様の事が好き

「耳元で変なことを言うな」って？

うるさい、君が悪いんだよ。

しばらく君は私の言うことをじっくり聞いてて

僕は幼馴染が好き

僕は幼馴染の女の子のペットになりたい

浮気してごめんなさい

僕は幼馴染が大好きです

僕は幼馴染と結婚する

ごめんなさい、ごめんんさい、幼馴染様ごめんなさい

ふふふ、あはは

いいよ、私は許してあげる、私も君の事が好きだからね

好きって言われて、目がトロトロしてきたね、

私の匂いずーっと嗅がされて、

耳元で私への愛を自覚させられて

もうそろそろ、私の事への気持ちが抑えられないんじゃない？

完全に彼女の事を忘れさせて、私以外目に入らないようにもっともっと、調教してあげるからね。

君の事、一生逃がさないから。

・台本（ゆるボイ！）
ヤンデレ幼馴染に浮気がバレて押さえつけられ愛を囁かられる
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