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献血センターのゆるふわお姉さんはイケメン吸血鬼だった。
written by ろべ
  • ファンタジー
  • お姉さん
  • 人外 / モンスター
  • 吸血鬼
  • 年上
公開日2022年09月23日 21:10 更新日2022年09月23日 21:10
文字数
2376文字(約 7分56秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
献血センターに訪れたあなたは血液検査を受けるとお姉さんに別室へ案内されることに。実はそのお姉さんは吸血鬼で…。
本編
あっ、ようこそお越しくださいました。
ご予約していただいた方ですね。

この度は献血をご希望いただき誠にありがとうございます。
今回は当センターでの初めての献血ということでよろしかったですか?

そうですか。
それでしたらまずはあちらの方で血液検査を受けてもらう必要がありますが、よろしいですか?

ありがとうございます。それではご案内しますね。


それではこちらの席にお座りください。

まずはいくつかの質問に答えていただきます。
輸血される患者さんの危険につながるかもしれませんから、正直に答えてくださいね。
はい。いいお返事です。

では、日常的に服用しているお薬等はございますか?
…ありませんね。

え~、ここ最近で仕事や旅行等で海外にいったり、現地で性交渉などを行いましたか?
…はい、わかりました。

いえ、海外に行っていても献血はできますよ?
ただ、例えば熱帯の方だとマラリアだとかに感染している可能性があるので、お断りすることがありますね。

あと、海外では性感染症も日本と比べて多いですから、それも厳重に検査する必要があるということです。
たまに恥ずかしがって嘘をついちゃう人もいるんですけどね。

まぁ、それもこのあとの血液検査でわかるのでそんなに心配しなくてもいいですよ。
質問は以上です。
あなたからは何か聞きたいことはありますか?

わかりました。それでは採血の準備に移りますね。

どちらでもいいので腕をこちらの台の上に乗せてくださいね。
はい。では消毒のためにお拭きしますね。

それでは、採血に入りますね。
気分が悪くなる方もいらっしゃいますのであまり血は見ないほうが良いですよ。
私ですか?お仕事なのでもう慣れちゃいました。へっちゃらです。

それじゃあ、ちょっとチクッとしますよ~。
はい、刺さりました。ではちょっとずつ血を採っていきますね。
すぐに終わりますよ~。もう少しですよ~。

はい、終わりました。
シールも貼っておきましたから、結果がでるまで剥がしたり揉んだりせずに座ってお待ちくださいね。


あ、結果がでましたよ。
大丈夫です。どれも正常値、病気の心配もありません。
良かったですね。健康ですよ。ふふ。
それでは本番の献血に参りましょう。
ここでは機材が無くてできませんので、移動していただきます。
私についてきてくださいね。


なんですか?他の方々と場所が違う?
ご心配なさらなくとも大丈夫ですよ。
大した意味はありませんので…

こちらの部屋です。どうぞ。

(鍵を閉める音)

ふ~疲れた疲れた。やっと食事にありつける。
さて、いろいろ聞きたいことはあるだろうがとりあえず話を聞いてくれ。

いいか、実は私は吸血鬼だ。
見ろ。い~~~。な?牙が生えてるだろ?
うん。信じてくれたようでなにより。
ここは私の食事場なんだ。
そして今回のエサに選ばれたのがキミ。オーケー?

ん?いやいや、全員にこういうことしてるわけじゃないよ。
じゃあなんでキミなのかって?
そりゃあ、検査の結果、キミの血が美味しそうだったからだよ。

それとキミは嘘をつかなかったからね。
吸血鬼は嘘がわかるんだよ。
口も堅そうだったし。

やっぱり吸血鬼の存在が知れるとヤバいからね。
どうしても慎重にならざるを得ない。
まあナースのコスプレまでしてエサを探す吸血鬼も私以外はそういないだろうけどね。
厳密にはちゃんと働いてもいるからコスプレじゃあないんだが。

おっと、話が逸れてしまった。
本題に戻ろうか。

キミは私のエサに選ばれたわけだが、キミには選択肢が二つある。
私に血を提供するか、ちょっと痛い目にあってきれいさっぱり忘れてもらうかだ。
私もいたずらに人を痛めつけるのは心苦しいから、キミにはぜひ前者を選んでほしいんだが…

実は前者には一つ特典がある。
ほら、献血でも終わった後いろんな特典がもらえるだろう?
それと一緒だよ。

で、その特典なんだが、単刀直入に言うと私の身体だ。
吸血されている間、キミは私の身体に何をしてくれても構わない。

あぁ、なんでも、だ。
さっきからキミが情熱的な視線を向けているこの大きな胸も、
尻も、太腿も、その他もろもろ全て、好きにしてくれていい。

…できればあまり痛いのはやめてほしいものだが、血には代えられない。
それほどまでに現代の吸血鬼は生きるのに必死なんだ。

だからできれば断らないでほしい。
さっきも言ったが、キミを傷つけたくはない。
頼む。

本当か!血をくれるんだな?
良かった。
それじゃあさっそく始めようか。




おい、大丈夫か~?
あっ、起きた。気分はどうだ?
くらくらする、か。
すまない、あまりにキミの血が美味だったものでな、
少し加減を間違えて吸いすぎてしまった。
この膝枕はその詫びだ。

それにしてもキミ、せっかくの大チャンスだったのに、
あの程度で本当に良かったのか?
ふ~ん。キミにとっては満足だったのか。

…これは交渉なんだが、
キミ、これから定期的に私に血を提供してくれる気はないか?

もちろん条件はさっきのままだ。
私の身体をなんでも、好きにしていい。
来るのが面倒なら、連絡さえくれればいつでもキミの家に行く。
あの程度だったら血を吸っている間だけとは言わない。
キミが満足するまでしてくれていい。
どうだ?

本当か!助かるよ。
じゃあ、これ。私の連絡先。
くれぐれも他言無用でお願いするよ。
献血に来た人に連絡先を渡したなんて知れたら、クビになっちゃうからね。

さ、血色もよくなってきたしそろそろ起き上がれるんじゃないか?

良かった。次からは貧血にならないように気を付けるよ。
それじゃあ外に出ようか。

(鍵を開ける音)

それでは、これで献血は終了です。お疲れさまでした。
こちらはご協力いただいた方に差し上げているお茶とお菓子です。
血が少なくなっているので必ず召し上がってくださいね。
それとお帰りの際はふらつきやすいのでくれぐれもご注意してくださいね。

それではまたのお越しをお待ちしていますね。
本日は誠にありがとうございました。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
献血センターのゆるふわお姉さんはイケメン吸血鬼だった。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ろべ
ライター情報
pixiv,twitterで活動しているフリー台本師です。得意な系統はストーリー性のあるタイプの台本です。よろしくお願いします。
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