あなたにはいつも困ったとき、誘導してくれる可愛い妖精さんがいます
良かったですね、いつも正解に進めて。

今回はクラスの美少女に告白されたらしいですけど、悩みますよね
なら、今回も妖精さんに従いましょう♪

あれ？　また選択肢、迷っちゃったの？

うんうん、そっかそっか

なら、こっちにするといいよ

うふふふ……うん、こっちがあなたにとって正解

大丈夫、いつでも私が導いてきたでしょ……？

それに、いつもあなたのことを正解に誘い込んでるのは私……

んふふ、ふふ、んふふふふふふ♪

さぁ、大丈夫だよね

ん？　まだ、悩み事？

あー……あの、告白してきた彼女のこと？

んふふ、悩むなんて、冴えてきたんだね

そうだよ

君が心配してる通り、あれは嘘の告白

あなたがオッケーの返事をしたら、すぐにでもクラス中でからかわれることになっちゃうよ

んふふ

ならすることは決まってるよね？

え？　もしも本当だったら？

そんなことはないでしょ

だって、妖精の私が言ってるんだよ

なら、それは事実

//無声囁き
あの女は、あなたを陥れようとしている……

大丈夫、勇気をもって断ろう？

そうすればこの先、もっと幸せになれるからね

んふふ……んふふふふ♪

それじゃあ頑張って……私はいつもあなたのそばで見守ってるからね……

んふふ、んふふ♪

//場面転換

あれ……どうしたの……？

悲しそうな、辛そうな顔してる……

ん？　酷い？

なにが？　どうかしたの？

ふーん……あの子、本気だったんだ

それで？　ふったら皆に人でなしって言われたって？

んふふふふふふ……ふふふ♪

なら、こっちが正解だよぉ

あなたにとってはこっちが正解

わからないよね……でもいいの

だって、あなたが一緒にいて幸せなのは、私

私がいつも導いてるんだもん……それであなたが幸せになれるなら、私が一緒じゃなきゃ、だめ、だよね……

んふふ

おかしい？　どうしてかな

おかしいのはあなた……

そもそも、どうして私はいつもあなたを導いてるの……？

そう、全部あなたのため

あなたが幸せになれるように、あなたが辛くならないようにしてきた……

それは、あなたの悲しい顔を見たくないから

でも、他の人のものになろうとするなんて……それは、一番、ダメ

だから、導いてあげたの……んふふ、ふふふ

え？　もう、いらない……？

本当にそれでいいのかな……？

んふふ……あなたが私の導きに従ってくれないなら、どうしようかな……

他の人間を導いても、いいんだよ……？

あなたが私のモノになるように……

//低音有声囁き
今回みたいになるように……

全部は妖精さんのお導き

従うかどうかはあなた次第

けれど従わないなら

//低音有声囁き
妖精さんの重いイタズラが待ってるよ

さぁ、どうする？

//甘く無声囁き
まだまだこれからも導いてあげようか？

//低音有声囁き
それとも、滅びの運命に導いてあげようか？

どっちが、いい……？

・台本（ゆるボイ！）
いつでも導いてくれる可愛いヤンデレ妖精さんに、罠にはめられて彼女のモノにされちゃう
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
空上新奇