担当アイドルを連れての遠征の帰り、彼女の距離感がやたら近いと思ったら、貴方はなぜか手錠をかけられてしまって…？

※JKという設定は外していただいても構いません。

［某所］

んあ〜！つっっかれたー！
も〜、遠征ってマジしんど〜！


てことでマネっち、
頑張ったご褒美として
肩揉んで〜！


え〜？ケチ〜！
いいじゃん、減るもんじゃ
ないんだしさ〜！


あ、もしかしてぇ…
JKアイドルの肩に
触れるのが恥ずいとか？


あはは〜！マネっち、
可愛いとこあんじゃん！
なんかウケる！


(肩を強く揉まれる)


あだだ！マネっち、
揉むの強過ぎ〜！
冗談抜きで肩取れるって！


(肩揉み終了)


も〜、乱暴なんだからさぁ…
そんなんじゃ、女の子に
モテないよ？


え〜？モテなくて
いいの〜？ホントに〜？


ぶっちゃけマネっちさー、
仏頂面っつーより
ポーカーフェイスだからさー、
結構イケてる感じするんよね〜。


でもその様子だと
マジで女寄せ付けた
ことなさそうだね。


と、なると女耐性が
ないってことになる
わけだから〜…


いや、何もー？
それより早く帰ろ〜！
ウチ、お腹空いちゃった！


お、マジ？やったー！
マネっちの奢り〜♪
ふふふ♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


［車内］

あ〜、お腹いっぱい！
マネっち、ゴチでーす！


ねー…ちょっと眠くなって
きたから、寝ていい？


サンキュー…着いたら
起こして…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(あくび)


ん〜…もう着いた？


あー、もうすぐ？
そっかー…


ねぇ、マネっち。
悪いんだけど、あの辺に
車停めてくれる？


んー、ちょっとね…
とりあえずよろ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(停車)


ん、サンキュー。


あ、えーっとね…
先、確認だけどさ、
マネっち、好きな人いる？
それか彼女。


へー…いないんだ。
それ、マジだよね？
ウチに隠し事とか
してない？


そかそか。してないん
ならいいよ。


マネっち、ちょい
手ェ出して。
あと目ェ瞑って。


いいから。ちょっと
だけだから。
すぐ終わるって。ね？


(手錠を嵌める)


はい、マネっち確保〜♪
イェーイ♪


ふふ、何の真似でしょーか？
分かる？


分かんない？
女が男に手錠嵌めるっつったら…
コレしかなくない？


も〜、この鈍チン。
んじゃ、正解言うから
そのまま顔、動かさないでね…


…ちょっとー。
乙女のキス拒否るとか
何考えてんのー？


うわ、言い切りやがった。
ちょっとくらい脈みせて
くれてもいいんじゃない？


やだ。マネっちとソーイウコト
するまで帰らないから。


はい、無駄〜♪
マネっちの携帯ならこ・こ♡


ふふっ…やっとマネっちの
ポーカーフェイス崩れた。
ウチ、大健闘じゃね？

うん。さっきファミレスで
マネっち、携帯置いたまま
トイレ行ったでしょ？
そん時にね。


携帯身につけないとか、
流石に不用心すぎね？
盗んでくれって
言ってるようなもんじゃん。


ま、それはともかく…
とりあえずウチの話
聞いてくれる？


さんきゅ。
えっと、どっから
話すかな〜…


まぁまずはウチ、
マネっちのことが好き。
異性としてね。


マネっちさ、
ウチをスカウトした
時のこと覚えてる？


あん時はめっちゃ
笑ったけどさ。
ウチみたいなチャランポランが
アイドルなんてできるわけねーって。


でも…ウチの可能性ってやつを
見出してくれたじゃん？
それがスッゲー嬉しくて。


実際、マネっちのおかげで
今めっちゃいいとこまで
伸びてきてるし。


でさー、この伸びてく間に
マネっちの有り難みを
感じたわけ。


まぁ、要するに
何が言いたいかってーと、
ウチにはマネっちが
必要なんだなーっつーこと。


公私混同？まぁそうかもね。


でもさー…仕事から
始まる恋があってもよくね？


ウチみたいなチャラチャラした
女とまともに付き合えんのって、
マネっちしかいなくね？って
ふつうに思ってるし。


いやいや、謙遜しなくていいから。
ウチ、思ったことしか言わねーし。
特にマネっちに対しては。


だから…マジであんがとね。
ウチのこと、ずっと信じて
支えてくれて。


あはは、そっかー。
仕事だから、ねー…


そーいうとこがイイって
自分では気づかないんだ。
マジで鈍チンだね。


マネっちみたいな下心無しで
付き合ってくれる
男って希少じゃん？


だから、今のうちに
唾つけとこうと思って。


いや、だってさー…最近マネっち、
担当の掛け持ち増えたじゃん？


それってウチだけを見る
わけにはいかないっつーことでしょ？


珍しく二人きりになった今が
チャンスかなって。


そ。マネっちには
ウチだけの特別に
なってもらおうっつーこと。


ほら…胸とか脚、丸出しだよ？
好きに触ってみる？


あはは、ガン飛ばしこっわ！
首から下見ないように
必死じゃん！


我慢すんなよー。
マネっちだって男だし〜…
この状況、ちょっとくらい
エロい気分になるっしょ？


ん？本気だけど？
今さらそれ聞くわけ？


さ、早く決めてよ…
ウチに手ェ出すなら
今のうちだよ？


ふふふっ…そっか。
ウチよりも大人の義務を
優先すんだ。


じゃあ…今からマネっちの
こと襲うけどオッケー？


運転で疲労しきった
マネっちにどこまで
抵抗できるかなー？


ほーらぁ…ウチと
楽しいことシよ？ねっ？

・台本（ゆるボイ！）
JKギャルアイドルに車内でガチ誘惑された
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎