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- ダウナー
公開日2022年10月31日 18:27
更新日2022年10月31日 18:27
文字数
982文字(約 3分17秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
元不登校で引きこもりだったダウナーな彼女と一緒にアイススケートデートに行きます。疲れて休憩していると彼女はもっとくっつきたいと少し甘えてきます。
台本の使用、改変はご自由にどうぞ!ご使用の際は事後報告で構いませんのでご一報(メンションやDM
Mなど)いただけると嬉しいです。
このままのタイトルでは使いづらいという方はそちらも変更していただいて構いませんし、下記のタイトル代案を使用していただいても構いません。
タイトル代案「ダウナー彼女は僕のとなりが一番落ち着くようです」
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Mなど)いただけると嬉しいです。
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タイトル代案「ダウナー彼女は僕のとなりが一番落ち着くようです」
本編
<アイススケートリンクにて>
え、えー!もう手離しちゃうの!?
ちょ、ちょっと待って!まだ心の準備が!
わ、わわわ!きゃあ!
〜ッいった〜!
あ、うん大丈夫だよ…
ちゃんとプロテクターが守ってくれたから。
あはは…君なしで滑るのにはまだ練習が足りなかったみたい。
でもさすがに疲れちゃったな…
ちょっと休憩してもいい?
…うん。じゃあ…えっと…その…あっちまで…連れてってくれませんか…?
(ベンチに座る)
あ、コーヒー?ありがと…あったかい…
ごめんね、スケートへたくそで。
せっかくのデートなのに全然楽しくないよね…
そんなことない?
…君はいつもそう言ってくれるよね。
…ねぇ、もうちょっとくっついて座ってもいい?
いや…寒くはない…けど…
…ううん、やっぱり寒い。だから…
んっ…えへへ、やっぱり落ち着く…君のとなり。
なんか思い出すな…昔のこと…
私が不登校で学級委員の君がうちに説得に来たとき…
あの日も今日みたいに外に出たがらない私を君が無理やり連れ出したよね。
で、外での遊び方を何も知らない私をなんとか楽しませようとして、いろんなことを教えてくれた…
最初はただお節介で面倒なやつとしか思ってなかったけど、
何回も何回も連れ回されて、だんだん君といるのが楽しくなって…
君と一緒なら、学校も行けるかもと思って復帰できた。
私ね、はじっこが好きだったの。
はじっこにいるときは安心できた。
逆に言うとはじっこ以外のところは不安で仕方がなかった。
スケートと同じ。
手が届くところに壁がないとどうしようもなく不安になって、
ふらふらしちゃって立っていられなくなる。
みんなはできるのに、なぜか私はできなくて、
そういうことが何個も重なって、私ははじっこから離れられなくなっちゃった。
君はそんな私を無理やり壁から引き剥がしてくれた。
それで何回転んでも手を差し伸べてくれて、支えてくれて、大丈夫だよって言ってくれた。
…正直ね、まだ普通の道は怖いの。
はじっこに頼って歩いてたい。
でも、気づいたの。
君と一緒ならどこだってはじっこにできるって。
こうやって君に寄り添って歩いていけば私はやっていけるって。
なんか君に支えてもらってばっかで情けないけど、しょうがないよね。
だって君が私を無理やり連れ出したんだもん。
最後まで責任もって付き合ってよね。
ほら、そろそろ行くよ。練習再開。
君には私が転ばないようにずっとずっと支えてもらわなくちゃいけないんだから。
離れられるなんて思わないでよね。
ふふっ。
え、えー!もう手離しちゃうの!?
ちょ、ちょっと待って!まだ心の準備が!
わ、わわわ!きゃあ!
〜ッいった〜!
あ、うん大丈夫だよ…
ちゃんとプロテクターが守ってくれたから。
あはは…君なしで滑るのにはまだ練習が足りなかったみたい。
でもさすがに疲れちゃったな…
ちょっと休憩してもいい?
…うん。じゃあ…えっと…その…あっちまで…連れてってくれませんか…?
(ベンチに座る)
あ、コーヒー?ありがと…あったかい…
ごめんね、スケートへたくそで。
せっかくのデートなのに全然楽しくないよね…
そんなことない?
…君はいつもそう言ってくれるよね。
…ねぇ、もうちょっとくっついて座ってもいい?
いや…寒くはない…けど…
…ううん、やっぱり寒い。だから…
んっ…えへへ、やっぱり落ち着く…君のとなり。
なんか思い出すな…昔のこと…
私が不登校で学級委員の君がうちに説得に来たとき…
あの日も今日みたいに外に出たがらない私を君が無理やり連れ出したよね。
で、外での遊び方を何も知らない私をなんとか楽しませようとして、いろんなことを教えてくれた…
最初はただお節介で面倒なやつとしか思ってなかったけど、
何回も何回も連れ回されて、だんだん君といるのが楽しくなって…
君と一緒なら、学校も行けるかもと思って復帰できた。
私ね、はじっこが好きだったの。
はじっこにいるときは安心できた。
逆に言うとはじっこ以外のところは不安で仕方がなかった。
スケートと同じ。
手が届くところに壁がないとどうしようもなく不安になって、
ふらふらしちゃって立っていられなくなる。
みんなはできるのに、なぜか私はできなくて、
そういうことが何個も重なって、私ははじっこから離れられなくなっちゃった。
君はそんな私を無理やり壁から引き剥がしてくれた。
それで何回転んでも手を差し伸べてくれて、支えてくれて、大丈夫だよって言ってくれた。
…正直ね、まだ普通の道は怖いの。
はじっこに頼って歩いてたい。
でも、気づいたの。
君と一緒ならどこだってはじっこにできるって。
こうやって君に寄り添って歩いていけば私はやっていけるって。
なんか君に支えてもらってばっかで情けないけど、しょうがないよね。
だって君が私を無理やり連れ出したんだもん。
最後まで責任もって付き合ってよね。
ほら、そろそろ行くよ。練習再開。
君には私が転ばないようにずっとずっと支えてもらわなくちゃいけないんだから。
離れられるなんて思わないでよね。
ふふっ。
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ライター情報
pixiv,twitterで活動しているフリー台本師です。得意な系統はストーリー性のあるタイプの台本です。よろしくお願いします。
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